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イギリス旅行23★ヴィクトリア時代のゴージャスな邸宅、カーディフ城

スコットランド、イングランド、ウェールズとレンタカーで移動してきて、ウェールズの首都カーディフに2泊しました。

※2022年4月にコロナ禍でイギリス旅行をした記録です。
これまでの記事は、以下から順にどうぞ!

カーディフのその他の記事:

この日はイースターの日曜日で、アーケードなどは閉まっていましたが、お城は開いていたので、カーディフ城へ。

これまで見てきたウェールズのお城、コンウィ城やカーナーヴォン城は1283年にイングランド王エドワードが建てたお城でしたが、このカーディフ城は、全く歴史の異なるお城です。

参考:

2000年前のローマ時代の砦、1000年前のノルマン・コンクエスト時代の本丸、そして150年前の侯爵の邸宅という3つの異なる時代がこのお城の歴史にはあります。

ウェールズの国旗にも描かれているドラゴンと、後ろは1000年前の本丸(英語では"keep")。

本丸の内側。
本丸からの眺め。

約150年前、ヴィクトリア時代の豪華な大邸宅になったカーディフ城の中はどんな感じかというと・・・

「アラブ・ルーム」と呼ばれるイスラム風の部屋。
アラブ・ルームの天井。ゴージャスぅ!!

アラビアン・ナイト、グリム童話、アンデルセン童話など、いろんなテーマでデザインされているそう。

ここはアンデルセン童話のメルヘンな感じ?
ダイニングルーム。
日本語の(ややくたびれた)案内板がありました。
図書室。

こういうお城や邸宅に、王族や国を象徴する動物や(例えば獅子とか)地域の狩猟の対象となる動物(例えば鹿とか)のモチーフがあるならわかるのですが、ここには、そうとは思われない動物がたくさんいました。

鳥とアゲハチョウ。
カワウソ(?)
猿。(猿は、わりとこういう彫刻で見る気がする)
トカゲ?カメレオン?
蛾とネズミ。

どうしてこんなにいろんな動物が、しかもネズミとか、どっちかというと好まれない動物まで家のあちこちで表現されているのか、調べてみたけど、わかりませんでした。

ウェールズには生息していそうにない動物もいるので、侯爵や建築家の異国趣味というか、変わったものの収集趣味みたいなものかな?と思います。

こういうの隠れキャラを探すの、楽しいですよね。

続きます。↓


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