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学習モデルの探し方、知っていますか❓️ライセンスやディスクリプションなどの見方、高速なダウンロード方法などを細かく紹介❗️

どうもこんにちは。葉加瀬あいです。
今回はStable DiffusionやForge、ComfyUIなどといった生成AIのツールを動かすにあたって必要な学習モデルのインストール方法や探し方などについて解説をして行きたいと思います!

特にクラウド環境などを使って学習モデルを自由にダウンロードしたりしたいといった要望や質問がとても多かったので、こちらを執筆することにしました。

今回の記事は学習モデルのライセンスや使いかたの見方、そのダウンロード方法などもご紹介して行きますので、この記事を読めば今まで以上にないくらいきれいな画像生成ができる学習モデルなどを使用することができるようになります。
より自由で快適な画像生成を行いたいといった方は、本稿をぜひ最後までお読みください。

なお、私の記事を読む上での注意事項などをこちらで説明しておりますので、以下のプロフィール記事をご一読いただいた上で閲覧するようお願いいたします。

それでは、早速続きを解説していきたいと思います!


学習モデルの探し方

学習モデルの入手先は、現在は以下の2つが主流です。
・CivitAI
・Hugging Face

CivitAI

CivitAI は、画像生成AIのモデルを投稿できるウェブサイトです。一般の方がよく使っています。学習モデルだけでなく、「LoRA」や「Textual Invarsion」という画像生成AIの能力を高める機能も、このサイトで見つけることができるのが特徴です。
以下のように見やすいデザインで、実際に生成される画像を確認しながら探すことができます。

サイトは以下になります。


▫ モデルを探す方法

上部の検索窓から検索ができ、以下のファイルなどをダウンロードできます。

  • 学習モデルファイル

  • LoRAの追加学習ファイル

  • Textual inversionの追加学習ファイル

  • Stable Diffusion WebUI用の拡張機能

  • ControlNetのキャラクターポーズ、深度マップ等

以下のように、モデルカードの左上に『Checkpoint』や『LoRA』のような、モデルファイルの種類が表示されています。

カードの画像をクリックすると、以下のようにモデルの詳細を確認できます。
詳細ページでは、次の項目などが確認できます。

  • モデルのバージョン

  • モデルのお気に入り数や評価

  • Type: CHECKPOINT TRAINED(カスタムモデル)

  • Downloads:ダウンロードされた数

  • Update:最終更新日

  • Base model:ベースにしたモデル

  • Trigger Words:モデルに付与されたタグ

下にスクロールすると、以下を確認できます。

  • License:ライセンス情報、利用規約

  • Show More:推奨されるプロンプトや設定などの説明文

  • Suggested Resources:推奨されるLoRAやTextual inversionなど


▫ モデルのライセンス

ライセンスとは、ソフトウェアやモデルなどを作った人と、それを使う人との間の契約のことです。 『無料で公開されているものでも、使用条件や利用規約を取り決めた範囲で使用を許可する』といったものになります。

このモデルに付与されている『CreativeML Open RAIL-M ライセンス』とは、Stable Diffusionやその派生モデルが採用しているライセンスの一種です。
このライセンスは、生成した画像を自由に使用・配布・販売することを許可していますが、同時に、悪用や法令違反などの禁止事項や責任の所在などを定めています。
詳しくは、以下のリンクを参照してください。
https://github.com/CompVis/stable-diffusion/blob/main/LICENSE

その他の取り決めに関しては、地球儀などのアイコンがある『利用規約』の部分をクリックすると以下のように『This model permits users to(このモデルがユーザーに許可すること)』が詳しく表示されます。

利用規約について解説すると、以下のようになります。

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