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令和阿房列車論番外編(29)〜昨今の路線バス問題に物申す

まず、Yahoo!ニュースの記事を引用します。

この記事では北海道中央バス(以下、中央バス)がJR札幌駅中心部まで直通していた路線を市営地下鉄の最寄り駅までに短縮してバス運転士の待遇改善に繋げるというものです。
この記事に対しては中心部での交通渋滞による遅延に巻き込まれない効果もあるので私は賛成です。

一方で、北海道庁は本記事で減便を発表している中央バスに(北海道新幹線札幌開業で廃止予定の)小樽から余市までの代替バスをお願いしようとしていますが、この状況では代替バスどころではありません。

バス業界が格下に見られているのが明らかであり、今後は待遇を良くしない限りバス業界に就職したい人などもっと少なくなるでしょう。

函館〜札幌の高速バスも減便とありますが、競合する北海道バスが安い運賃で運行しています。両事業者とも待遇を改善して適正な運賃にするべきです。

地方の公共交通機関は廃止すべきと言う人は地方の実情を知らない大都会民の戯言でしかないのではないでしょうか。

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