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資金調達の手段①~自己資金~

こんにちは、公認会計士の三上光徳です。

ここ数回は、設備投資に関わるテーマを取り上げています。




本日は、設備投資の際に必要となる“資金調達”についてお伝えします。



資金調達の手段


まず、資金調達の手段として、以下の4つは頭に入れておきましょう。

1,自己資金
2,融資
3,出資・社債
4,補助金・助成金


これらの資金調達方法の中から、いずれかの方法、あるいは複数を組み合わせて
資金を調達し、設備投資を実行するという流れになります。

以下では、順番に資金調達手段の説明していきます。


1,自己資金


ひとつめの資金調達手段は、自己資金による調達です。

具体的には、会社への出資(増資)という形でお金を入れる、あるいは
経営者個人から会社への貸付けという形でお金を入れるということになります。


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自己資金のメリット
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この方法のメリットは、会社にとっては返済の必要がないということです。

出資(増資)の場合は、法的に返済義務は当然にありません。

経営者個人から会社への貸付けの場合は、形式的には会社は返済義務を負います。
経営者個人と会社(法人)との間で、金銭消費貸借契約が締結されるからです。しかし、銀行からの借入れなどとは異なり、結局は経営者自身と会社との取り引きなので、返済期日などは経営者が自由に決めることができます。


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自己資金のデメリット
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一方でデメリットは、経営者の手元資金で上限が決まってしまうということです。
経営者が有り余る個人資産を有していればいいですが、そのようなケースは稀でしょう。時に何千万円、何億円という額になりうる設備投資において、すべて自己資金で賄おうとしても、その限界は比較的すぐにやってきてしまいます。

そのため、他の資金調達手段を組み合わせることが、どうしても必要となるケースが多いです。


次回も引き続き、資金調達手段について説明します。




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三上光徳

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