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歯車が動き始めたのかも?

「舞のみにけ~しょん」開催場所を水沼神社と市役所近くのバカでかい公園にしたからそれぞれの場所でのクリエーション、様々なチェックが必要。
バカでかい公園でもやろうと決めたのは公園の周りで繋がった人が多く、そこなら行けそうみたいな話しを聞いていたから。

神社から公園まで太鼓、スピーカーケーブル、ゴザなどもって自転車で大移動。
リュックにパンパンに入れ、ゴザを背中とリュックの間にはさみ、かごに入らないので太鼓をかごの上に置きおさえながら、ゆっくり自転車を動かしていく、それを見たおばちゃんが爆笑していた‥まぁ笑ってもらえたならよかったわ。

公園に着きスピーカーの位置、音のチェックをしてクリエーション。公園の解放感はやはりどうしても神社の作りとはちと変わっていく。

一息つこうと何度も行ってるカフェkiitosに太鼓を少したたきながら入っていったら、けっこうな勢いでスベった。いつもノリのいい店員さんが普通のリアクションだったもんなぁ。チンドン屋みたいになって人がよってくるイメージだったが現実は厳しい。

公園でのクリエーションを終えて大量の荷物を抱えて自転車で水沼神社に戻る。太鼓でバランスをとりながらの自転車の移動がだいぶうまくなってきた、人間は成長する生き物だ!

神社に着いたらセッティングしてチェックしてクリエーション。太鼓叩いてくれる副町長が仕事の関係で、この日急遽これなくなり、こりゃ~当日の即興性がより強くなってきたなぁ(笑

続けて二人でクリエーションをしていて、共通の認識として、やはり水沼神社が本当に適している。

この日は公園からの神社に戻ってやったためそれが顕著に身体に伝わってくる。

終わって樋口さんが

「寺越さんに話したいことがあります」

と言い始めた。え、なに?怖いんだけど。

そういえば前日の夜、民宿初音に守護霊がみえる人が来ていて、おれと樋口さんは個別に見てもらっていた。おれは二人守護霊がついてくれてるらしい。一人目はおじいちゃん(これは以前どこかでも聞いたなぁ)もう一人は女の人だっていってたような。両方見守ってくれてるらしい。

樋口さんはなんて言われたんだろう。その事が関係してるのか?樋口さんからこうやって切り出される事はないから緊張感あるなぁ。

「昨日見てもらったじゃないですか」

はい。樋口さんなんて言われたんですか?

「寺越さんにちゃんと伝えた方がいいって言われました」

え、何?怖いっすわ〜

「私も意味がわからないんですよ。思ってることはいってますし」

ですよねぇ〜。

「そこでいろいろ考えたんですよ。言ってないことってなんだって」
「考えたけど特にないんですよね。でもちゃんと感謝してないなぁと思ったんです。」

感謝ですか?

「はい、私をこの企画に誘ってくれてありがとうございます」

は、はい‥

なんか照れくさくてうまく返せなかった。樋口さんは変わらず真っ直ぐこっちを見ていた。
え、こっちこそなんだけど。こんな無茶な企画を毎回一緒にやってくれる人なんて本当にいない。だから感謝するのはおれの方だし。もういきなり何いうかと思ったら…びっくりしたわ。

でも歯車が本当に動き出しているんだろうなぁ。
一人で始めたこの企画で樋口さんと出会い一緒にやるようになり宮崎の新富町で「舞のみにけ〜しょん」を作っている。これからどんな土地にいき、どんなものを作っていく事になるんだろう。

この時点では全く想像できないがそれが楽しみになってきた。

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