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不登校・発達・引きこもり、論点がぶっ飛んでる

様々な理由で笑顔を失った子供達が大勢いる。
どうすれば学校へ行くのか・・・
就職に影響する・・・

論点がぶっ飛んでる!

登校、就職、社会人、大人になる、そのために・・・。

大人の時間感覚だと目先だろう。
しかし、子供の時間だと、全てはかなり先の話。
というより、未だ見えぬ想像もつかない世界だ。

社会に出ると、3ヵ年計画とか必要だろう。
しかし、そんな先が見える子供はいない。
不登校の子供にとっての登校も遠い先の話だ。

大人が心配して焦る気持ちはわかる。
でも、子供にとって、見えない世界は不安の塊。
学校に行ってようと行ってまいと、見えないのは同じだ。


大人だって

大人だって、初めてのことには不安や恐怖を感じる。
ましてや、自分が嫌で苦手で全く気が乗らない職場へ「これが君の生きる道だ」などと言われて問答無用で移動させられたらどんな気持ちになります?
大人としての責務がなければ、勇気を出して退職届を書きますよね。

不登校の子供に学校へ行けというのは、こんな状態です。
勇気を出して退職届ならぬ不登校になって落ち込んでいるのに、
その状態は許されない・・。
真っ暗などん底感を感じるだろう。

仕事は、夢中で目を輝かせてお客様が大喜びすることをしたい。
そんな楽しい環境と仕事作りを目指す!
大人はこんな思いで活動してますよね。


子供だって

子供だって同じです。
毎日を、夢中で目を輝かせて友達と共に大喜びすることをしたい。
そんな楽しい環境を作るために、試行錯誤して楽しみ方を考えたい!
大人と全く同じだ。


わかっているはず

我が子にどうなって欲しいか。
明日という目先にどうなって欲しいか。

笑って欲しいんじゃないですか?
元気いっぱいがいいんじゃないですか?
夢中になって大喜びして過ごして欲しいんじゃないですか?

笑顔が溢れ胸を張って目が輝く。
そんな姿になって欲しいですよね。

だからこそ、論点がぶっ飛んではならない。
順序を間違えてはならない。

本気の笑顔で過ごしたいと、子供は心の底から願っているはずだ。
夢や希望なのか、悲痛な叫びなのかの区別もつかないまま願っている。


笑顔が最優先だ。


単なる遊びと本気の遊び

不登校、発達、引きこもり、虐待、統合失調症・・・
私は、様々な子供や若者と一緒に笑顔の数を増やしてきた。
その結論は・・・。

「笑顔を失った子供などいない!」
本気の笑顔が久しぶりだとしたら、キッカケが必要なだけだ。

結論から言うと
「楽しいことをすれば楽しい!」
「達成感を得たら嬉しい!」

だから、楽しいことをすれば良い。
本気で遊び楽しむことだ。

私は「あそび」を2つに定義している。
「単なる遊び」と「本気の遊び」だ。

「単なる遊び」は、大人が言うところの「遊んでばかりいないで!」「くだらない遊びはやめて!」などだ。
例えば、スマホで草花に水をあげて成長を見守る終着点のない暇つぶしなど。こんな遊び方で心が成長することは絶対にない。

「本気の遊び」は、夢中になって目が輝いている遊び。
工作でも、プログラムでもアウトドアレジャーでも何でも良い。
本気ならそれで良い。楽しければそれで良い。
本気の遊びでないと、心は成長しない。


インパクトのある遊び

本気の遊びは素晴らしい成長を遂げる。
しかし、日常とさほど変わらない状況での本気の遊びは大して意味がない。
なぜ、日常とさほど変わりがないのか? それは両親が本気で楽しいことをする経験が少ないか、その姿を子供に見せてない場合に多い。
子供が本気で夢中で取り組むことのイメージができないからだ。

本気の遊びで心を育てるなら、激変させるなら、一発で笑顔を届けたいなら、インパクトのある遊びが良い。
大人の力が必要だ。
大人が本気で楽しめることを考えて、本気で遊びに行く。
そこに、子供も連れていく。
すると、子供にはとてつもないインパクトとなる。

この辺りの詳細は、以前書いた記事を読んでいただきたい。
ついでにフォローしていただくと今後の力の源となり、とても嬉しい。

大人が本気で取り組んで、本気の笑顔になる。
こんな素敵な姿を見せることこそ、子育てであり教育となり、
子供の心は劇的に成長していく。
そして自立。自ら楽しい世界に向かうようになる。
先のこと、将来のことはそれから考えれば良い。今ではない。


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子供の心を育てる遊び方講座を大人向けに開催。
そして、親子で本気で楽しむアウトドアレジャーの企画運営を行います。

アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて35年。
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治

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