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パナマ ゲイシャ・ウォッシュド・レリダ農園

さーて、今週の週末焙煎は・・・ついにやってまいりました、ゲイシャです。ゲイシャはスペシャリティの代名詞的な印象があって、色々な場所で飲んだのだけれど、美味しいと思えたゲイシャは、カフェ・バッハで飲んだゲイシャぐらい。その他は私には強烈に酸味が強すぎる印象でした。なので少し調べてカフェ・バッハと同じハイローストを目標に設定しました。

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大き目で、ほどよい緑、水分量も多そうです。ツンとする緑の香りではなく、ソフトな緑の香り。

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欠点豆は250g中35g。ピーベリーを中心にハンドピックしつつ、大きさ色味で焙煎に影響しそうなのははじきました。

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本日のサンプルロースターの一コマ。ハイローストだと、1ハゼと2ハゼの間か、1ハゼ後45秒ぐらいかなとか思いつつ。

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水分量が多いためか、温度の上昇は遅く1分間で5℃以下、これはさすがにおかしいのと、この温度上昇で150℃までもっていこうとすると失敗しそうなので、130℃ぐらいのチャフの甘い香りがしてきてから蒸らしの蓋を外しました。確認しながら、油分が多い豆だなと。1ハゼはやや控えめに訪れ、1ハゼが終わり、30秒で状態を確認しつつ、45秒で煎り止め。

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ザルに移した後も、焙煎が進まないよういつもより注意深く団扇でパタパタして、はい、ハイローストで目標達成です。

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粗めに挽いて、88℃の高めの温度で、最初から最後まで点滴。一滴一滴、エキスを抽出できるようイメージして点滴です。

抽出している時も思っていたのですが、ミルクパンの底が透けて見えるほどの薄さ。ハイローストだと前にもあったな。

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柑橘のような爽やかな酸味とほのかな苦味。さっと酸味が引いてほのかな甘味が舌の横に心地よく残ります。前にカフェ・バッハで飲んだゲイシャを彷彿とさせます。

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カフェ・バッハでゲイシャを飲んだ時に、シングルオリジンのチョコと合わせても美味しいかもねと話していたのを思い出して、少し前に作ったマダガスカルと合わせることに。やっぱり大正解。マダガスカルのナッティな余韻とゲイシャの華やかなが新しい味覚をつくってくれます。


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