3番手からエースへ!【アドバレス週刊ベースボール⚾️】

野球に必要な「身体作り」や「技術練習」を配信しています! 「一歩上のレベル」を目指して…

3番手からエースへ!【アドバレス週刊ベースボール⚾️】

野球に必要な「身体作り」や「技術練習」を配信しています! 「一歩上のレベル」を目指している選手は必見の情報コンテンツになります!!⚾️ 監修:井上弘保(スポーツトレーナー) 指導経歴:神奈川県強豪私立高校トレーナー、中学シニア・リトル選手、その他現フットサル日本代表選手など

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最近の記事

【バッティングで間が無い選手の特徴】

今回は「バッティングで間が無い」選手の特徴を話していきたいと思います。 「間が無い」とは具体的にどういうことかと言うと、踏み込み足のステップ時に「体重移動が早く、軸足に乗っている時間が短い状態」を間がないと表現されます。 間がない状態でスイングをしようとすると、色んなデメリットが出てくるのでできるだけ改善をした方が良いでしょう。 では「間が無い選手の特徴」を身体の面から解説していきます。 ①「股関節」を使えていない!まず身体の使い方の面から話していくと、下半身で最も大

    • 【球速アップに必要なパワー発揮練習とは?】

      今回は「球速アップ」に必要な「パワー発揮練習」についてお話をします。 パワー発揮練習の代表的なものとして、「メディシンボール投げ・立ち幅跳び・3段跳び」が挙げられます。簡単にいうと、この3つの能力が高いと相対的に球速が速くなりやすいことになります。 メディシンボールにはいろんな投げ方がありますが、ピッチャーに必要なのは「身体の背面の筋肉」になります。メディシンボールだと「バックスロー」でのトレーニングが有効的です。 球速毎に必要な測定値をまとめると以下になります。 〜

      • 【球速を上げるにはどこを鍛えれば良いのか?】

        今回は「球速アップ」に直結する筋肉についてお話をします。 高校年代以上になってくると本格的に身体作りを行なって、筋トレをする選手が増えてきます。 その時に「目的」を決めずに全身のウエイトトレーニングを行うと、野球のパフォーマンスアップには繋がってきません。 基本的に野球選手は「除脂肪体重(ほぼ筋肉量)」を増やしていくと良いと言われていますが、その中でも意識してつけてほしい筋肉があります。 〈球速と体重の関係性について〉よく「球速を上げるためには体重を増やせ!」と言われて

        • 【野球肘とは?】

          今回はピッチャーに多い「野球肘」に関して載せていきます。 野球肘は別名で「離断性骨軟骨炎」といって周辺筋肉が硬くなってきたり、骨・軟骨が擦れることによって剥がれることが原因をしています。 2015年に松戸整形外科のフィジカルチェックから、怪我の有無を推定するシステムが作られました。悪化をしていくと「遊離」という状態で、骨の破片が存在をして「クリーニング手術」が必要になる場合もあります。 野球選手にとって肘の怪我は致命的なので、根本的に予防をしていきたいところです。 〜

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        • バッティングに必要な練習・フィジカルトレーニング!
          1本
        • ピッチングに必要な練習・フィジカルトレーニング!
          11本
        • 怪我・リハビリ
          4本
        • 栄養(食生活)と身体づくり!
          3本
        • 守備に必要な練習・フィジカルトレーニング!
          1本
        • メンタル強化に必要なこと!
          0本

        記事

          【腰痛の原因と対処法】

          アスリート全体のケガで多いのが「腰痛」になります。 腰を痛める部分は「体幹」の中でも固定をしておかなければいけない箇所になるので、インナーマッスルの強化と周辺関節(股関節・肩甲帯)の柔軟性と強化は必須です。 〜腰痛の原因〜野球であればオフシーズンには「冬トレ」というフィジカルトレーニングが入ってくるので、この時期に腰を痛める選手が増えてきます。 原因は複数あって、次のものが大きな原因です。 ①練習と休息(栄養・睡眠)のバランス ②身体の使い方が悪い(身体操作) ③

          【ジュニア期は食べる時期だと考える】

          今回は「ジュニア期(小学生・中学生)の食事」について話していきます! 特に身体を大きくする期間として、小学生や中学生は捉えられています。野球をやっていく上で競技技術のスキルアップも大切ですが、身体の「発達・発達」を優先させたい事になります。 ジュニア期に無理なフィジカルトレーニングをやってしまうと、競技人生に大きなダメージを与えてしまうことになります。 それよりも「身体の成長」に目を向けて、指導をしていくことが将来の為になると考えています。 逆に脂肪を極端に落とす為に、

          【水分とパフォーマンスの関係性】

          今回は「水分とパフォーマンスの関係性」を話していきたいと思います。 一般男性の身体の約60%は水分からできているので、必要不可欠な要素となってきます。この水分は筋肉の働きにも大きく関わっているので、体内から不足をしてしまうと筋力発揮が悪くなるなど影響が出てきてしまいます。 また血液中の水分量もかなり大切で、栄養素を運んだり体温の調節にも関わっています。不足すると体調が悪くなってコンディショニングが低下をします。 では1日の中でどのくらいの水分が必要で、どのくらい不足をす

          【コントロールを磨く為に意識すること】

          今回は「コントロールを磨く為に意識すること」を話していきます。 どんなに速いボールやキレのある変化球を投げれていたとしても、キャッチャーの構えた所に投げられなければ試合では使えません。 特に先発ピッチャーであれば回を追うごとに目も慣れてくる為、アバウトなピッチングをしていては際どいボールでも見切られたり、甘く入ったボール打たれます。 コントロールの良いピッチャーの特徴には「毎回同じ身体の使い方をする」という点が挙げられます。 ・軸足を上げた時のバランス ・体重移動のス

          【変化球が抜けないようにする為には】

          今回は特にピッチャーにとても重要なお話をしていきます。 「ボールが抜けてしまう」 この様な悩みはピッチャーに見受けられます。「ボールが抜けてしまう」ということは、もしかしたら野手にもあるかもしれません。 これはボールが滑るなど、ボール自体に問題が無ければ「身体の使い方に問題があります」 ピッチャーの場合であれば、「変化球が抜けてしまって」デッドボールになってしまったり、甘くなってしまって打たれてしまう。この様な状況です。 なぜ「ボール(変化球)が抜けてしまうのか?」

          【投球時の前腕・手首のパワーポジションを知る方法】

          今回はスローイング時の「前腕・手首のパワーポジション」について話していきたいと思います。 手首を立てる選手もいれば少し寝かせて投げる選手もいると思いますが、自分の骨格これはピッチャーでも野手でも当てはまる内容となっていますので、一度確認をしてみましょう。 簡単に話すと、投げるときの「前腕の骨」と「手首の角度」ついてとなります。 投げるという動作の最後は「手」を使って投げていくので、その手をどのように動かしていけば良いかは人によって変わってくるので、しっかりと把握をするこ

          【投球時の前腕・手首のパワーポジションを知る方法】

          【アスリートに必要な食事量とは?】

          アスリートにとって「身体作り」はパフォーマンスに大きく影響をしてきます。パフォーマンスだけでなく「ケガの防止」や「コンディショニング」も関わってくるので、日頃何を食べているかは気にしていかなければいけません。 また料理をする保護者が気にしてあげることで、子供の成長をより良い方向に向かわせることににも繋がります。 できればアスリート自身が意識をして食生活を考えられると、目標の達成により近くでしょう。 〜アスリートに必要な食事量とは?〜アスリートが一般の人より多くの食事を摂

          【ゼロポジションのメリット】

          肩を痛めてしまう選手には特徴があります。 投げすぎやボールを投げた時の負担に身体がついてきていないなどが挙げられますが、今からでも防げる予防法があります。 それは「身体の使い方を見直す」ということです。 どの様な投げ方をすれば「肩に負担がかからないのか」 以下の投球動作分析をしていくことが大切です。投球フォームが変わってしまう原因としては「疲労・ケガ・更なる成長の為」などありますが、基本の土台を見直すことは大切な作業ですので一度確認をしていきましょう。 〜SSEライ

          【速いボールを投げる為には呼吸のトレーニングが必要!】

          パフォーマンスを高める為には技術練習以外にも目的に合わせた「身体づくり」が大切になってきます。 例えば140km/hのボールを投げたいと思えば、先ず今よりも球速を速くする為の投げ方を身に付けます。 必ず当てはまるとは言えませんが球速を高める為には「胸を張る」動きが必要になってきます。 この胸を張る動きというのは「肩甲骨を寄せる」事が条件となりますが、よく胸椎のコンディショニングと一緒に取り組まれています。 肩甲骨と胸椎は連動して動くので、このトレーニング方法は間違えで

          【速いボールを投げる為には呼吸のトレーニングが必要!】

          【上半身の突っ込みが起きる原因】

          今回はピッチャーの癖に多い「上体が突っ込む」という動作を考えていきいたいと思います。 上体が突っ込むというのは、「並進運動中に上半身が前にいき過ぎてしまう」ことを言います。 投球フォーム分析で見てみると、頭の位置が踏み込み幅の1/2以上前にいる状態です。 また平地では突っ込んでいなくても、傾斜になると突っ込む動作が見られる選手もいるので、特にピッチャーはマウンドでの視点で見ていきましょう。 〜上体が突っ込むデメリットとは?〜上半身が早くに突っ込んでしまうと、下半身の粘り

          【並進運動する為の重要な2つのポイント】

          今回はピッチングにおいての「並進運動」のポイントを解説していきたいと思います。 ピッチングといえば、「並進運動」と「回転運動」の力がとても重要と言われていいます。 ピッチングフォームは約1.7秒の流れの中で行われていて、その内の約0.8秒がアーリーコッキング期(並進運動)となっています。 投球動作分析において、重要な見るべきポイントがありますので説明をしていきます。 〜並進運動〜 ※https://www.youtube.com/watch?v=cSM2aeD8IKc

          【並進運動する為の重要な2つのポイント】

          【体重移動と軸足の使い方】

          ピッチャーで投げ方を教わっている時に「下半身を使って投げろ」とよく言われると思います。 ですが本当に下半身を支えている選手は「自然と使えている」のが感覚となります。 無理やり下半身を使おうと意識をしてしまうと身体の力みに繋がったりしてしまうので、以下に自然と使える様にするかが大切なポイントとなります。 ある2つの条件を満たせば「下半身は自然と使えてきます」ので、今回はその話をしていきたいと思います! 〜下半身を使える様にする2つの条件〜 先ず土台となる下半身は「柔軟