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精神障害と発達障害、発達障害とグレーゾーンのちがいについて。


ADHD_noteです。

今回は、最近私が気になった、精神障害と発達障害のちがいと、グレーゾーンについての記事をシェアしたいと思います。

ちなみに、発達障害(ASD,ADHD,SLD)があると診断されると、障害の軽重にもよりますが、医師の診断と役所の判断によって、「精神障害者福祉手帳」が交付されます。

(ちなみに、私が社労士などに話を聞いたり、ネットなどで調べてみたところ、実感として、「発達障害」で交付される福祉手帳は「3級」が交付されることが多いです。手帳の詳細については、お近くの市区町村の役所の障害者窓口にお問い合わせください。私としても手帳についての記事は書きたいと思います。)

お気づきかと思いますが、障害が「発達障害」であっても、「発達障害者福祉手帳」ではなく、手帳は、「精神障害者福祉手帳」となります。
(2021年2月現在)

発達障害は、精神障害の一種です。

ただ、現行で(2021年2月現在)、身体障害者手帳、知的障害者手帳(愛の手帳)と分かれているように、今後、将来的には発達障害者(福祉)手帳が出来るかもしれません。


さて、いくつかの記事をシェアしたいと思います。


最初に、東京大学バリアフリー支援室の
『発達障害・精神障害について、知っておいていただきたいこと』
という記事です。

精神障害と発達障害の違い、各障害を持つ人(主に学生)についての接し方が書かれています。


次に、COMHBO地域精神保健福祉機構の『発達障害って何?』
という記事です。

『発達障害は身体的な発達の遅れを指すのではなく、生まれながらの脳の病気』ということだったり、『精神疾患との違い』について医師が書かれています。


つづいて、就労移行支援施設ウェルビーの『障害の種類と疾患』という記事です。
精神障害と発達障害についてそれぞれの病名、障害名について説明されています。また、就労移行支援事業所(障害者が一般就労するために利用する施設でいわば、障害者の職業訓練と言えるような施設です。ただし、作業賃が出ない(無給)、現行では、原則生涯で2年までしか利用できないなど、厳密には職業訓練とは異なります。)についても書かれています。


最後に名古屋市のクリニックあらたまこころのクリニックの
『発達障害かもしれない人と発達障害の違い』という記事です。

発達障害かもしれない人と発達障害の違いというように、グレーゾーン(というか、「自分は発達障害に違いない!!!と思っている(思い込んでいる)人」と、そうではなく、『実際に発達障害の人』の違いについて書かれています。

(記事より一部引用)
反応性愛着障害・社交不安障害・解離性障害・統合失調症など、他の精神疾患にもみられる症状や行動が多く含まれています。このようなチェックリストで「発達障害かもしれない」と思っても、しっかりトレーニングを積んだ発達障害の専門家や専門医に診てもらうまでは、発達障害かどうかはわからないのです。

発達障害かどうかは、ネット上の簡易チェックや自己判断ではなく、発達障害の専門家や、専門医に診てもらわないとわかりませんよ。ということが書かれています。


今回は、最近興味があった記事をまとめてみました。

精神障害と発達障害の違い、発達障害とグレーゾーンの違いについて、少しでも理解を深めていただけたらと思います。


ちなみに画像は、『チェックリスト』と言っても、ネット上のものと、精神科で受けるものは全く違う。的な画像。

Shahid AbdullahによるPixabayからの画像

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