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【マネージャーの本音】笑いのある現場作りをデザインするゲーン流仕事術

【不定期更新】マネージャー日誌開始!

あだん堂がマネージャーをつとめております<コンセプトデザイナー><コンセプトアーティスト>のゲーン氏の公式noteにて、マネージャー日誌がスタートしました!

ゲーン氏のお出かけ先にて撮影した写真をまとめてお仕事紹介をする記事でして、今後は不定期に、写真素材があるときに記事投稿をしていく予定です!
どうぞお楽しみに!

第一弾は、TECH.C.さんの特別講座の講師をしてきたよ! という記事。
熱心な学生さんたちと交流をしながら有意義な時間を過ごした様子。
ぜひご覧ください!


あだん堂がマネージャーになるまでの話

ゲーン氏は、今や言わずと知れた名のある(時代劇?)、<コンセプトデザイナー><コンセプトアーティスト>であり、そのマネージャーをあだん堂がつとめる事になろうとは……ゆめゆめ思いもしませんでした。

10年前の自分に今の状況を伝えられる手段があったとしても、毎日酒煙草に溺れ(我ながらとんでもない人生だ……)、日々を生きるのに必死だった当時の私は到底信じてくれないだろう……。

夜景が綺麗なレストランで作家さんと打ち合わせ。
どうでもいいですが、私は写真で首をかしげる癖が……

私がゲーン氏と出逢ったのは、混沌の惑星シリーズを手掛けることになってから1年近くを過ごした後、表紙画作成が暗礁に乗り上げていた2021年の秋頃でした。

私と原作者である神乃佳月さんは、彼に「作品世界をデザインする」という<コンセプトデザイナー>なる仕事があることを教わりました。チームに参加したゲーン氏は、即座に「混沌の惑星」シリーズの問題解決にあたってくれました。

当時は私も神乃さんも<コンセプトデザイナー>なる仕事がどのようなものなのかよくわかっていませんでしたが、シリーズ一作目『黎明の学師』の表紙画を制作するその仕事っぷりを見ただけで、<コンセプトデザイナー>とは何かを瞬時に【理解】することができました。

私たちは直接彼と仕事ができたのでよくよく「<コンセプトデザイナー>とは何か」を理解できたように思います。しかし、最近になってようやく注目されつつあるお仕事とはいえ、<コンセプトデザイナー>がどういうお仕事か、まだまだ分かりづらい気がしています。

そこで、ゲーン氏も私も、まずは<コンセプトデザイナー>について知ってもらいたい、と考えています。そのためにも、今回のマネージャー日誌は役立てるのではないかと。

というわけで、今後も<コンセプトデザイナー><コンセプトアーティスト>について、ゲーン氏の仕事を通じて少しずつ紹介していきますので、よろしくお願いします!!!

「混沌の惑星」シリーズを軸に<コンセプトデザイナー>がどのようなことを考えて仕事をしているのか、詳しく知りたい方は↑をクリックしてインタビュー記事をどうぞ!

▼マネージャー日誌はコチラから読めます!


マネージャーになって初めて分かった、
「笑いのある現場作り」をデザインするゲーン流仕事術

さて、担当小説「混沌の惑星」シリーズの画を描いてもらうためにゲーン氏やり取りをしていくと、クリエイティブの現場でいかに<コンセプトデザイナー>という仕事が貴重で有難い存在か! と日々感動が増していました。原作者である神乃佳月さんをはじめ、スタッフ一同この想いを一にしていたのは間違いありません。

そんな、とある日、

「画集を出すことになったので、販売のお手伝いをして欲しい」

彼はそう、私に声をかけてくれました。

ゲーン氏には「混沌の惑星」シリーズの「表紙画が決まらないために出版できない」という一番ピンチな時に助けて頂いた御恩もありますし、何よ
り、ゲーン氏との仕事はいつも愉快で笑いがたえない!

「もちろんですよ、もちろん! そんな楽しそうなこと、ぜひとも、やらせてください!」

二つ返事とは、まさに、このことでした。

COMITIA148にて、自分の名前での初出店が嬉しいゲーン氏の笑顔

その後、『ハイファンタジー物語画集/ORACLE』について、様々な宣伝販売戦略をうってきましたし、そのどれもがファンの皆様に楽しんでいただける形になっていると自負しています。

とはいえ実際は、発売前から綿密に立てた計画もあれば、発売後に思いもよらぬアクシデントを乗り越えつつ、後からドタバタと立てられた計画もあります。(笑)

そういうアドリブがきいた企画は、正直成功するか分からずヒヤヒヤしながら眠れない夜もありますが、結局はどの現場も終われば「とにかく面白かった! 楽しかった!」という印象で……本当に、奇妙な経験をしているところであります。(現在進行形)

なんでこんなに楽しいんだろう、昔は普通に、「現場はキツくて大変」だったよなぁ……?

たしかに、かつての私は、現場に行くと楽しい事よりキツくてツラい事の方が多いと感じていました。

ツラくともその中に一握りの「芸能人に会えるから」とか「書店に自分の名前が載った本が並ぶから」といった小さな幸せを見出して仕事をしていた。
約10年程の小僧なキャリアを振り返りながら、最近のゲーン氏の現場が面白おかしすぎることが、不思議に思えてなりませんでした。

笑いがある現場はスタッフ陣もリラックスできるので、
より良い&面白い作品が生まれる!

「前回も爆笑スペースでしたよね」

とある打ち合わせでそんな彼の言葉を聴いた時、「そういえば……!」と思い至りました。

「動画、とにかく笑えますから是非みてみてくださいね!」
「あのときも! 爆笑につぐ爆笑でしたよね」
「ファンの皆さんに笑いながらツッコミ入れてもらえたら、」

思えばゲーン氏は、口癖のように「笑い」について話している……。そうか、彼は、仕事の現場すらデザインしようとしてくれているのか。
なるほど居心地が良いわけです。

今までの想い出の欠片が少しずつ繋がっていき、謎が紐解かれていく気持ちよさ。にわかに腹落ちした瞬間でした。

彼の「コンセプトをデザインする仕事」は、「世界観をつくる」ということに他なりませんが、この「コンセプトをデザインする」というのは何も小説や漫画やゲーム、アニメ、などなど、そういった二次元だけの話ではなかったのです。

常に楽しそうに、まずは自分から笑うゲーン氏
ゲーン氏が笑うので、現場に笑いが連鎖していく…
皆を笑いの渦に巻き込む!

「まずはスタッフ一同が楽しむ」ことで、スタッフの楽しさが波及し、ファンや未来のファンの皆様が安心して楽しめるはず……そんな思想がゲーン氏の根底に流れている……。

「よりお客様を楽しませよう」
「もっとファンの方々に驚いてもらいたい」

スタッフ全体がこうした強い意識を持つことに繋がり、より良い相乗効果が生まれたのは言うまでもありません。

首が曲がる癖があるMgr……

これからも、ゲーン氏と共に楽しみながら、支えてくださるファンの皆様にも一緒に楽しんでもらえるような企画を考えていこう!

そんな目標を胸に、今後もマネージャー業をがんばっていきます。
どうぞ一緒にこのお祭り騒ぎを楽しんでいただければ嬉しいです!
よろしくお願いします!

あだん堂 代表
ゆき 拝


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