教師に必要なスルースキル|みつばち先生🐝
こんにちは、今回は教師に必要なスルースキルについてご紹介したいと思います。
スルースキルとは…
学校現場で働いていると様々なネガティブな言動に出会います。
生徒や保護者から向けられる言動に振り回されていたら心身が正常に保てません。
そこで必要になるのがスルースキルです。
スルースキルが重要な理由を3つご紹介します。
【こんな人に読んでほしい!】
教師に必要なスルースキル|みつばち先生🐝
1.レスポンスは評価=強化につながる
1つ目は『強化』についてです。
生徒たちはまだ幼いです。
相手の反応を見て、行動することが多くあります。
様々な言動で教師を試してきます。
良くない言動をした時にこちらの感情が動かされていたら、正常な判断ができません。
子どもたちのいい行動がでたらたくさん褒めて、良くない行動が出た時には粛々と指導しましょう。
そして、時にはスルースキルを使いしましょう。
あえて反応しないことで、行動抑制につながります。
時には感情的な指導も有効ですが、しっかりと考えてから行うようにしてください。
2.見逃すこと=甘えではない
2つ目はあえて見逃すことも大切ということです。
人は成長過程で、現時点で考えられることには限界があると思います。
完璧な人間はいないということですね。
きちんとさせることは大切なことですが、常にきちんとしすぎると苦しくなります。
時には見逃しながら、時にはきちんと締めながらやっていくことが大事です。
言葉かけのタイミングも重要です。
しっかりと指導が入る時とそうでない時があります。
指導が入らない時にいくら言っても何も聞きません。
指導が逆効果になる場合もあります。
指導が入らない時はあえてスルーすることも必要です。
指導が入る時にしっかり話し込みをしていくなどの工夫が求められます。
3.間違えさせることの大切さ
最後は間違えさせることの大切さです。
発達段階の子どもたちの経験値はまだまだ浅いです。
一生懸命考えて、行動に移しても失敗することがよくあります。
その時に失敗しないようにすべてをサポートしてあげることは子供の成長につながりません。
心の中で『失敗するなぁ』と思ってもぐっと我慢し、俯瞰的な目線でアドバイスをしていきましょう。
失敗した後に振り返らせ、原因を一緒に分析してあげましょう。
失敗することは価値が高いです。
失敗と改善を繰り返しながら成長していきます。
これはスルースキルの定義から少し離れるかもしれませんが、教師にとって必要なスキルだと思います。
終わりに
今回は、教師に必要なスキルとしてスルースキルを取り上げました。
生徒指導が上手な先生はこのスルースキルを上手に使いこなしていると思います。
学校現場は本当に大変です。
的確な指導ができるようにしっかり状況を見極めて取り組んでいきましょう!応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また!
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