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家と店

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店舗物件を探しています。リアルタイム・ノンフィクション。見守っていただけましたら幸いです。
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家と店 #4

家と店 #4

(家と店#3 の続き)

一目惚れ物件に縁がなかったことに落胆したのは、ほんの一瞬だった。
砂漠の世界から半日ほどで立ち直って、もしかしたら前より軽くなったかもしれない。

縁は、未来のどこかにつながる約束がなされている。なんの根拠もなくそう信じられる自分がいた。

あの物件を好きになって良かった。
出会いと別れから、得たものは大きい。

実在と同じくらいリアルに想像できた店は、物件が消えたにもか

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家と店 #3

家と店 #3

(家と店#2 の続きです)

火曜日に見つけた店舗物件。
不動産屋さんと連絡もとれてないのに、私はもう、その建物の中にいた。
図面と数枚の写真があれば、脳内で行ける。

まず天井の蛍光灯は、ありえないから外して、白熱灯に変える。
壁には、うすい板を張って白く塗装しよう。床には、いい音がする木を貼ろう。
少し右手にかんたんな仕切り壁をしつらえ、そこにアンティークのガラス窓をはめ込もう。
什器は、イギ

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家と店 #2

家と店 #2

(家と店#1 の続きです)

本気になったら世界は変わりますね。
いや世界は変わってないけれど、そう見えるわけです。
チューニング周波数が変わるんですよね。

「彼を信じよう」

心の底がそれを決めた途端、いきなり答えがわかった。

「店舗物件は、探さないと見つからない」・・・!!!

なんぼネット検索したところで、迷いのなかにあるときって、不動産会社に電話すらできないんです。こわくて。なにがって

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家と店 #1

家と店 #1

これから書くことは、誰かに話したりすると、これまで積み上げたものが崩壊するかもしれない。

けれどわたしは思っていることや経験していることをそのままどこかに書くことで、やっと立っていられる。

もう長いこと書けてなかった。怖かったから。今、希望が見えてきた。やっと、という感じだ。
書くことで壊れるものは壊れるだろう。けれどその先に、行きたかった世界があるように思う。

では、書きます。

お店に人

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