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#ワプニック博士
二元性を超えた世界を知覚し始めて分かってくるもの
コースの内容がさまざまに解釈されていることについて私自身、その学びは今も尚、深化し続けていると言うことができます。
ただ、この私にとって、その学びがコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)というスピリチュアリティの枠組みに限定することができなくなっているというのが正直なところです。
それというのも、コースに対する認識が少しばかり変わってきていて、『ア・コース・イン・ミラクルズ』というもの自体
「これは夢である」と気づいているだけではまったく十分ではない
明晰夢について明晰夢とは、夢を見ていながらも「これは夢である」と気づいている状態のことを言います。
「悟り」の状態とは、そういうものだと言うことができます。
ただし、「悟り」は、それで終わりではないということも知っておかなければなりません。
さらにその先に、「悟り」の状態を完成させていくプロセスがあるのだということです。
いわゆる、「完全なる悟り」へと至る道があるということです。
そし
スピリチュアルの探究に疲れ果てた者たちのための霊性の道
コースは大衆向けではないコース(ACIM/奇跡講座/奇跡のコース)の学びが深まっていくにつれて、このコースという霊性の道は、一般向け、大衆向け、万人向けのスピリチュアリティではないということがますます実感させられます。
コースを学ぼうと思うのだけど、でも気が進まない、あるいは、いったんコースを手に取ったもののやっぱりやめた、あきらめた、興味が消え失せてコースから離れた、という方々を私はたくさん
私たちが理解しておくべき自我の防衛システム
自我の抵抗、自我の防衛システムについてコース(ACIM/奇跡講座/奇跡のコース)というスピリチュアリティの特徴的なところは、心理学的な側面が色濃く織り込まれているところだといえます。
つまり、コースは一元論のスピリチュアリティであるとともに、私たちの心の無意識の領域について心理学の観点から書かれたものであるということです。
それこそが、コースという霊性の道の優れているところであると言えるでし
悟りを完全なものにしていく
学びの階梯についてコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の学びのプロセスについて、ワプニック博士は「階梯(はじご)」という言葉を使って表現されています。
コース学習者の私たちは学びが進んでいくにつれて、「自分は肉体ではなく、自分は心である」という自己認識へとシフトしていくことになります。
もちろん、「自分は肉体である」と信じているなら、学びの階梯の一番下にいるということであり、私たちはそ
コースは万人に向けた霊性の道ではない
『奇跡講座』は大衆向きのものではないコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の学びが進んでいくにつれて、このコースは万人に受け入れられるようなスピリチュアリティではないということが分かってきます。
この世界の価値観で生きている私たちにとって、つまり、二元性(自我)の思考体系で生きている私たちにとって、コースが教えているその内容はまさに狂気でしかないからです。
というのも、もしその教えを受け入