記事一覧
2020年代の会計業務について考えた
1. 帳簿の歴史を振り返る
帳簿の歴史は古く古代ローマまで遡ります。ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスは帳簿をつけていたという記録が残っています。
他にも「目には目を、歯には歯を」で有名なハンムラビ法典には会計原則に関する記載が残されています。
当時、帳簿は自身の政策の正当性を示す手段と考えられていたため使用されていたといわれています。
2. 宗教革命と帳簿
中世のヨーロッパはキリスト教
老後2000万円時代に身に付けたい習慣 ~一流企業とお金持ちに共通するたった一つのこと~
老後に2000万円必要だという話がありますが、僕らは資産形成を強く求められています。将来のお金がたくさん必要であることはなんとなくわかってはいますが、この手のニュースを見るたびに、何とも言えない不安な気持ちになるとともに、お金持ちになりたいと心から願うのは私だけでしょうか。
自分の老後の心配もありますが、親の介護も控えている、子供にはしっかりと教育を受けさせてやりたい、妻におしゃれなアクセサリー
お金の本質を理解することが大事な理由
家庭には必ず家計を管理する人がいるように、会社にも必ず経理部という部署が存在します。
経理部とは会社の売上や経費の支払、投資や借入れなど、お金の受取りや支払いが生じる全ての活動を記録する部署をいいます。
なぜ、会社には経理があるのでしょうか。そしてなぜ、皆さんの家庭にも同じ役割が存在するのでしょうか。
公認会計士として考えたことをお話ししたいと思います。
1. お金は信用を形にしたもの