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もう少し、頼ってね

昨日、ボソッとつぶやいた件。たどれば火曜日に彼がうちに来たときに話した内容まで戻ります。

週末、わたしも走りに行っていたし、彼も友だち家族が来ているとかで、久しぶりに週末会いませんでした。代わりに火曜日の仕事終わり、遅めにうちに来た彼。実は最近うちに来ると、話はもっぱら彼の仕事のことになります。というのも、2年契約の今の仕事の契約更新をするのか、別の仕事を受けるのか、という節目だからです。

彼とわたしが出逢えたのは、彼がたまたま仕事で大阪に来ていたから。彼の持ち家は東京だし、実家は愛知なので、大阪は仕事でない限りゆかりがありません。過去も仕事で赴任して住んでただけ。

なので、彼の「拠点が変わる」というのは、わたしたちにとっては一応ちゃんと把握しないといけないこと、です。 いくら人に興味がない彼でもさすがに自ら話してくれます。

今の契約の会社では、彼は気づけば4つほど兼任をしていることになっているそうで、本来1つでよかったお仕事が増えている状態です。なので、今回の契約では増えた仕事は外してもらい、1つに注力でよくなるとのこと。そうなると余力が出てくるので、他に3つ程引き合いかあるらしく、それを受けようかどうしようか考えているとのことです。

1つは愛知、もう1つは福岡、そして東京の仕事もありそうだとか。もちろん今の大阪の仕事はしばらく続きそうと。
そんなわけで、彼は大阪の賃貸マンションを契約期限の来月半ばに引き払って、荷物を実家に送り、愛知を拠点にしてあとは出張ベースでもよいかと思っていると話してくれました。

まぁわたしが彼の立場でも同じ選択をするだろうな、と思います。なので、話は至って冷静に聞いてたし、まぁ大阪に来るときは会えるだろうから、と勝手に思ってました。

わたしがあまり取り乱すことなくあっさりだったからなのか何でかはわかりません。翌日帰る間際に「そんなわけで、来月は来る頻度が多くなるかも」と言い残して帰りました。

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1年付き合ってみて、何となくですが彼の生態みたいなものもつかみつつある今日この頃。彼はそもそも、人に頼るということができない、というか、性格的にやりたくないタイプです。おそらく彼女に頼るということもしてきたことがないんだと思います。まぁ頼らなくても何でもできちゃいますからね、生活面では。だから、女性にもそういうところを少し求めている節があるのもわかります。

でも、2人っきりになったときの彼を見ていると、メンタル的な部分では甘えたいと思っているんだろうなと思うこともしばしば。これは正直、わたし以外の他人が周りにいたら、絶対に現れないと思います。人前では絶対手をつないだりするタイプではないので。酔っぱらったらわかりませんが、外飲みほとんどしてないので不明です(笑)

前に書いた記事、生活すると生きるは別であること。そして、これがよく混ざるので夫婦や男女は時にややこしくなるんだろうなと思ってます。でも、混ぜずにちゃんと話しておけば、ややこしくもならないし、別のままでいいならそれは「恋」で、混ぜてもいいならそれは「愛」だと思うのです。

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彼に仕事であった嬉しいことをLINEしたら、珍しく誉めてくれました。これも本当に珍しくて、ふと彼のことをじっくり考えるキッカケに。

結果、既読がつかない=疲れて寝落ちの彼に、こんなLINEを送っておきました。

付き合ってるんだし、仕事じゃないところは頼ってね

今の家でちゃんと寝れないとか、ご飯にありつけてないとかをよくLINEの返事で返してくる彼。そして、うちの家に来たら伸び伸びとできているようで、睡眠不足を解消したり筋膜リリースしたり、寝違えが治ったりして帰る彼。

生活の部分はそんなにひとりで頑張らなくても、もう歳なんだから頼ってくれてもいいのに、という思いからです。仕事の部分の支えはわたしには無理だけど、そうじゃないところは支えられる。わたしは彼がいることでメンタルが安定するという支えになってるわけで。

すると、翌朝起きた彼からの返信がこれ。

ありがとう、そういうことに慣れてないから…
いろんな面でそれが問題なんだけど…

ちゃんと自覚してたのね(笑) というのと、素直に自分の気持ちを書いてきた彼が、いつもの感じではなく2人きりでいるときのような雰囲気。そして、わたしがつかんでいた彼の生態通りの反応すぎて、一回り近く歳上ですが、愛おしくなってしまいひとりでキュンキュンしてました。

さらに、彼は自分で自分を責めてる。問題なのではなく、きちんと理解してくれる人がいなかっただけでしょう。

そんなわけで、彼のペースでわたしを頼ってくれたらいいな、と思ったら、そういえばこういう少し踏み込んだ会話をLINEでしたのは初めてだったかも、というのもあって、再びキュンキュンしていたのでした。

そんな流れの昨日のつぶやきでした。

細々とつぶやいているだけですが、読んでウンウンうなづいたりしてくれる人がひとりでもいればいいなと思って綴っています。もし何度もうなづくことがあったらサポートいただけると感動します!サポート代金はプレミアム代及び他のクリエイターの方のサポートに回します!