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大学合格を蹴って18歳で”フランス留学”へ来たわけ 

前回の台湾編に続いて、今回は大学合格通知を蹴ってフランスにやってきた理由を紹介したいと思います。

前回の台湾編もぜひ読んでみてください

1,将来やりたいことがなかったから

フランス留学を決心するまでは、どこの大学で何を学びたいかなんて全くもって考えていませんでした。

私は台湾の高校へ15歳から進学し、三年間中国語ばかりの環境で生活していました。言語を学ぶのが好きだったので、将来は言語を使って別の分野で仕事ができたらいいな、海外で働いたらかっこいいかも、くらいのイメージしか持っていませんでした。

今でも、100パーセントやりたいことが決まっているわけではないのですが、台湾にいたころは全くやりたいことがない状態でした。

その時にお付き合いしていた彼女は台湾の大学に進学すると言っていたので、自分も台湾に残るべきなのか三年生の時とっても悩みました。

大学に向けて私の中の選択肢が3つありました

  • 台湾の大学にそのまま進学する

  • 海外の大学に進学する

  • 日本の大学に帰国子女枠を使って進学する

1つ目の「台湾の大学に進学する」に関しては、大学入試も受けて、実際に合格通知をもらうところまで行きました。
淡水にある淡江大學の全球政治經濟學系 とほかに何校か受験しましたが、その中の第一希望だった淡江大學に受かった時点でほかの学校の二次試験にはいきませんでした。

正直、何を勉強したいのかわからないから、英語と中国語のどちらでも授業の受けられる、偏差値の高い大学をとりあえず選びました。
淡江大學は私立の大学の中ではいいほうで、政治のことはよくわかりませんが、経済にも少し興味があったのもあり、この時点では第一候補でした。

2つ目の「海外の大学へ進学する」に関しては、タイにあるMae Fah Luang Universityという大学を受験しました。
この大学は国立でタイではまあまあ有名な大学で、留学生も多く受け入れていることで有名でした。

私が合格したのは経済学部で、すべての授業を英語で受けることのできる学部でした。台湾で中国語を勉強した時に英語能力が少し劣り始めていたので、いいチャンスだと応募しました。
*当時の担任の先生は私にこの大学に行ってほしいと何度も言っていました。

3つ目の「日本の大学に帰国子女枠で進学する」は正直不可能でした。
私が通っていた高校の学部、高校への進学が個人的な理由だったこと、台湾の大学入試制度など、どうしても私が行きたい大学では帰国子女枠での入試試験は不可能でした。

学校の成績は平均より少し上だったので、試験対策等に時間はあまり使わず、海外留学についてまた少し調べている期間が続きました。

新しいことに挑戦することが好きなので、別の国もありかなと思い、海外の大学について調べ始めました。

2,なぜフランス?

もともと台湾に留学に行っていたのに、なぜフランスに?とフランスへ行くことを決めてから何度も言われていました。

台湾編でも書きましたが、言語を学ぶのが好きだから、アジア圏ではない言語を学びたいからというのが表向きの理由でした。
あとは、スペイン語と悩んだときに、フランス語のほうが自分で勉強するときに大変だと思ったからです。

正直、言語も好きですが、おいしい食べ物が食べたいから、あとはフランスってかっこいいからというただのノリで国は決定しました。
いい意味で怖いもの知らずなのもあり、新しい環境への不安は全くありませんでした。

私のモットーで「やりたいことをして生きる」があります。新しいことに挑戦するのが好きな私は、せっかくなら全然違った場所に行ってやろうとフランスに決定しました。

治安が台湾と比べるとそこまでよくないと聞きましたが、都会がそこまでは好きじゃないのもあってパリ以外で学校は探そうとその時から決めていました。

カーン大学になった理由については、私が使用したエージェントの話とビザ申請の話もふくめて別の記事にしようと思います。

フランスにきてたくさんの事を学び続けている

今までいたアジア圏とは全く違った環境で、毎日いろいろなことを学び続けています。
フランスに来た理由はとってもシンプルだけど、来たからには成長できるようにと一生懸命勉強しています。

「後悔しない人生にする」ために、自身のやりたいことと向き合って、成長し続けたいと思います。


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