Lessons no.44「あなたが社会に届く」プロセスへのエントリー
こんにちは、「だんすまん」です。
既にある原稿から、note用に編集した書籍の一部を載せます。
タイトルに番号を振って、小見出し毎に載せています。
予定投稿数を数えてはいませんが、おそらく
80回くらい切り分けて投稿することになりそうです。
no.39までは、筆者が抱く課題意識を中心にガイドしました。
no.40からは「あなたを社会に届けるプロセス」の創造のガイドです。
「あなたが社会に届く」少し長いツアーへようこそ
「あなたが社会に届く」プラットフォーム登録時の画面推移
「あなたを社会に届けるプロセス」、このプロセスをシステムとして設計し建築する際、ユーザーの属性を振り分けることを試みます。このエントリー時に設ける語り掛けをスライドにしていますので、順を追ってご覧ください。
1.まず、「あなたについて、教えて下さい」と問いかけます。
2.質問その1として、リストを掲載することを伝えます。
3.選択数は「全て」ではなく、「3つ」と上限を設けます。
4.10個の選択肢を並べ、このうち3つ選択していただきます。
1)自分のことを知りたい 6)目標に到達、実現したい
2)「なりたい自分」になりたい 7)新しいことに挑戦したい
3)見聞を広めたい 8)社会、世界に打って出たい
4)チャンスを掴み、活躍したい 9)人や社会の成長に貢献したい
5)仲間や味方に出会いたい 10)自らの力で社会を変えたい
これらの選択肢は、about Youが自己実現欲求をプロセスとして編集を試みる「自己実現プロセス」における、①準備➡②探求➡③確率➡④展開に対応しています。
5-1.質問その2として、自らが抱く個性とアイデアを誰に届けたいか選んでいただくことを伝えます。
ここでの「個性」と「アイデア」は、no.14「あなたに備わる4つの価値」にガイドしたユーザーが抱く生存的価値、精神的価値、経済的価値、社会的価値をまとめた言葉です。
5-2.質問その2は、ビジネスの主宰者または従事者がエントリーする際に質問が異なります。
個人の場合は、「届ける」という柔らかく、かつ柔軟に解釈できる語句にしましたが、ビジネスの場合は相手に届けるものを
「新しい提案」と指定します。
既存のサービスやアイテムも「提案」ですが、ユーザーが自己実現においてどのフェーズに居るか不明な以上、そのサービスやアイテムが適応するか不明です。
ニーズを読み取り、最適なリソースを組み合わせる必要が出てくることから、ビジネスがエントリーする場合は「新しい提案を届けたいのは誰か」としています。
6.3.の質問その1と同じく、選択数の上限を「3つ」と設けます。
7.10個の選択肢を並べ、このうち3つ選択していただきます。
1)自分のことを知りたい人 6)目標に到達、実現したい人
2)「なりたい自分」になりたい人 7)新しいことに挑戦したい人
3)見聞を広めたい人 8)社会、世界に打って出たい人
4)チャンスを掴み、活躍したい人 9)人や社会の成長に貢献したい人
5)仲間や味方に出会いたい人 10)自らの力で社会を変えたい人
これらの選択肢は、4.と同様の「自己実現プロセス」に対応しています。4.との相違点は、5.で「誰に届けたいですか」と聞いていることから、選択肢の末尾に「人」がついていることです。
8.ここまでの回答を頂いたことにお礼を伝えます。
9.2つの質問の回答後にabout Youからユーザーに届けるプレゼントが「3つ」あることをお知らせします。
10.about Youから場づくりと働きかけを案内することを伝えます。
11.2つの回答に対応した案内とお誘いが届くことを伝えます。
12.最後に、プロジェクトから届く案内があることを伝えます。
エントリー時にはプロジェクトはプロセス内で使う言葉であることから、「変革すべきテーマに携わる事務局」と言い換えます。
あなたを社会に届けるプロセスへのエントリー時において、ユーザーに問いかけるガイドは以上となります。
2つの質問とその回答について
プロセスエントリー時に回答を要した2つの質問は、ユーザーの自己実現について、ユーザーの内面にある段階と提案をしたい方の内面にある段階を確認することとなります。
下図は、プロセスエントリー中で行ったユーザーへの2つの質問の回答が自己実現プロセスにおいて、用意した10個の選択肢がどのフェーズに当たるのかを示すものです。
たとえば、就職活動前の学生だと「自分のことを知りたい」という選択肢にチェックを一つ入れる可能性はあります。転職活動中にあれば、「チャンスを掴み、活躍したい」という選択肢にチェックを入れるかもしれません。まだ高校生であっても、「人や社会の成長に貢献したい」という選択肢にチェックを入れるかもしれません。
自己実現がここで表したフェーズの順番を辿ることはあるかもしれませんが、一人ひとりが目指すフェーズに垣根はありません。
「なりたい自分になりたい」とチェックを入れる方でも、いずれは「自らの力で社会を変えたい」と自らの価値をここまで磨きたいと熱意を持つことはできるわけです。
ここで、用意した10個の選択肢について
「全て当てはまる」
という方もいるかもしれません。もし、そういう方が居れば、選択肢を練り上げた甲斐がありますが、将来システムとして設計し建築する場合、10個全てにチェックが入った場合、複雑な設計になる可能性が強いことから、エントリー時点での回答は3つに絞るようにしています。
10個全て当てはまり、選びたい方が居れば、
その方は「プラチナ会員」として
お迎えしたいと思います。
すなわち、コースの選択をして頂いたのちに会費が発生するように設計を検討します。
筆者から補足
ここまで、ご覧いただきありがとうございます。
次は、no.46「ビジネスが届ける『新しい提案』 その相手とは」
という小見出しを掲載します。
全文について
no.07から毎回貼り付けることにしました。
目次を見て興味あるところからご覧ください。
よろしくお願いいたします。
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