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エイブル・アートSDGsプロジェクト2022の関連ページです。開催パートナー団体の活動…

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エイブル・アートSDGsプロジェクト2022の関連ページです。開催パートナー団体の活動紹介記事を掲載しています。プロジェクトの最新情報はこちらをご覧ください。 https://tanpoponoye.org/news/general/2022/10/253215715/

最近の記事

50歳からのハローシアター 訪問レポート

 これは、コロナ禍で日常生活にも大きな変化があった2021年、「50歳からのハローシアター」が野外演劇イベントを行った際に、エピローグで語られた言葉です。「50歳からのハローシアター」は、長い人生を歩いてきたシニア世代の人たちの経験や知識、深い感性といった魅力を演劇やダンスなどのアートを通して表現していくプロジェクト。  8月のある日、京都で月4回行われている稽古を見学にうかがいました。そこには、山あり谷ありの人生を経たメンバーの今を肯定しあいながら、感情を自由に表現すること

    • 紙芝居劇むすび 訪問レポート

      大阪・西成・釜ヶ崎といわれるエリア。駅前の賑わいから商店街を歩くと、ここ数年再開発がすすむ地域を抜け、かつて日雇い労働の街と呼ばれたまちの姿がみえてきます。 この地域を拠点に活動する「紙芝居劇むすび」は、ユニークなレパートリーに、西成のおっちゃんたちが繰り広げる素朴な演技が話題沸騰中の紙芝居劇団です。今回は日頃から活動している拠点にお伺いしました。 朝にむすびの事務所にうかがうと、すでに美味しい料理の匂いが!メンバーの一人、ハルさんがお昼ごはんの仕込み中。聞こえるのはマネー

      • やまなみ工房 訪問レポート

        京都で活動する副産物産店の矢津吉隆さん、山田毅さんのお二人と、エイブル・アートSDGsプロジェクト2022の事務局スタッフがやまなみ工房(滋賀)を訪問しました。 本記事は「”福”産物ツアー」とは別に、やまなみ工房の活動についてレポートします。※”福”産物ツアーのレポートはこちら。 ◇ 訪問レポート やまなみ工房に到着した私たちは、敷地内にあるカフェ デベッソで支援員の棡葉(いずりは)朋子さんより施設についてご説明いただきました。 カフェ デベッソの内装・建物や、いただい

        • ”福”産物ツアー@やまなみ工房

          ”福”産物ツアーとは? 京都を拠点に活動する「副産物産店」のお二人とともに、障がいのある人が創作活動やものづくりをおこなっている福祉施設をめぐり、そこで生まれる「副産物 (日常や創作活動からこぼれ落ちたもの)」をリサーチ。福祉の現場でなにを「主産物」(そのもの自体が主体性をもって存在するもの)とし、なにを「副産物」とするのか、芸術や福祉の垣根をこえてわたしたちが大切にしているものは何かを、現場のスタッフのみなさんとめぐるツアーをしました。今回は近畿の3カ所の福祉施設を訪問し

        50歳からのハローシアター 訪問レポート

          GoodJob!センター香芝 訪問レポート

          京都で活動する副産物産店の矢津吉隆さん、山田毅さんのお二人と、エイブル・アートSDGsプロジェクト2022の事務局スタッフが、奈良県香芝市にあるGoodJob!センター香芝を訪問しました。 本記事は「”福”産物ツアー」とは別に、GoodJob!センター香芝の活動についてレポートします。※”福”産物ツアーのレポートはこちら。 ◇  訪問レポート GoodJob!センター香芝(以下 GJC)に着いた副産物産店のお二人を、メンバーの大谷龍樹さん、花谷龍介さん、池田永遠さんと施設

          GoodJob!センター香芝 訪問レポート

          ”福”産物ツアー@GoodJob!センター香芝

          ”福”産物ツアーとは? 京都を拠点に活動する「副産物産店」のお二人とともに、障がいのある人が創作活動やものづくりをおこなっている福祉施設をめぐり、そこで生まれる「副産物 (日常や創作活動からこぼれ落ちたもの)」をリサーチ。福祉の現場でなにを「主産物」(そのもの自体が主体性をもって存在するもの)とし、なにを「副産物」とするのか、芸術や福祉の垣根をこえて、わたしたちが大切にしているものは何かを、現場のスタッフのみなさんとめぐるツアーをしました。今回は近畿の3カ所の福祉施設を訪問

          ”福”産物ツアー@GoodJob!センター香芝

          西淡路希望の家 訪問レポート

          京都で活動する副産物産店の矢津吉隆さん、山田毅さんのお二人と、エイブル・アートSDGsプロジェクト2022の事務局スタッフが西淡路希望の家(大阪)を訪問しました。 本記事は「”福”産物ツアー」とは別に、西淡路希望の家の活動についてレポートします。※”福”産物ツアーのレポートはこちら。 ◇ 訪問レポート 施設に到着した私たちを施設長の丸山泰典さんと、スタッフの金武啓子さんが迎えてくださり、施設についてお話をうかがいました。 事務局:西淡路希望の家がアート活動に力をいれるよ

          西淡路希望の家 訪問レポート

          ”福”産物ツアー@西淡路希望の家

          ”福”産物ツアーとは? 京都を拠点に活動する「副産物産店」のお二人とともに、障がいのある人が創作活動やものづくりをおこなっている福祉施設をめぐり、そこで生まれる「副産物 (日常や創作活動からこぼれ落ちたもの)」をリサーチ。福祉の現場でなにを「主産物」(そのもの自体が主体性をもって存在するもの)とし、なにを「副産物」とするのか、芸術や福祉の垣根をこえて、わたしたちが大切にしているものは何かを現場のスタッフのみなさんとめぐるツアーをしました。今回は近畿の3カ所の福祉施設を訪問しま

          ”福”産物ツアー@西淡路希望の家

          「再彩ファクトリー」製造現場レポート

          今回は、ペパフの開発者、薮内都さんにご紹介いただき、制作を担っている京都の「社会福祉法人なづな学園 かしの木学園」(以下かしの木)さんにお伺いしました。 薮内さんについての、ポリフ〜ペパフに至るきっかけはこちらの記事をご覧ください。 京都の西院、路面電車が走るエリアにあるかしの木さん。主任の田中京子さん、支援員の深見沙織さん、くふうの薮内さんとともペパフの製造過程や、実際に作業しているメンバー(利用者)のみなさんにもお会いできました。 ペパフとは? まず、新ブランドのペ

          「再彩ファクトリー」製造現場レポート

          Good meal! オンラインイベントレポート 【Vol.2「料理とおはなし」でネパールの家庭料理を学ぼう】

          11月6日(土)に行われた“Good meal! オンラインセミナー Vol.2「料理とおはなし」でネパールの家庭料理を学ぼう”の様子をお伝えします。 会場となったTIFAカフェ・サパナは、大阪府豊中市にあるカフェ&交流スペースです。 こちらでは「日本で暮らす各国のお母さん(お父さん)」が作る「母国の家庭料理」のランチを日替わり、国替わりで楽しめます。 この日はシェフ担当のバティさんとススマさんの作られたネパール料理「ダルバート」を頂きながら、ネパールの食文化についてに伺

          Good meal! オンラインイベントレポート 【Vol.2「料理とおはなし」でネパールの家庭料理を学ぼう】

          「食」を通して、障がいのある人の未来を支える 杉本町みんな食堂(大阪)

          大阪と和歌山をつなぐJR阪和線の杉本町駅。周辺には大阪市立大学があり、学生や昔から住んでいる人が混在した地域です。全国的な人口減少の余波はこのあたりにも波及しており、高齢化が進み空き室が増えてきていた団地の抱える問題を解決するのに一役買ったのは、団地のなかで住人たちがランチを楽しむ食堂でした。地域のつながりを取り戻すこと、障がいのある人の雇用を生み出すこと。この二つの課題解決に取り組んでいる、NPO法人チュラキューブの代表、中川悠さんにお話を伺いました。 取材レポート大

          「食」を通して、障がいのある人の未来を支える 杉本町みんな食堂(大阪)

          「有り難い」をおすそわけし、共に助け合う社会をつくる おてらおやつクラブ(奈良)

          おてらおやつクラブは子どもの貧困の解消、ひとり親世帯の支援を目指し、お寺にお供えされる食べ物を必要な方へおすそわけする活動をしています。現在は困窮者支援にとどまらず、ひとり親、特に母子世帯でギリギリの状態で生活されている家庭のサポートを全国規模で広げていこうと、その体制や仕組みをアップデートしているそうです。今回は事務局を置く安養寺さんを訪れ、おてらおやつクラブを始めるに至った経緯から、コロナ以降の活動の変化や、活動の中で大切にしていることについて、代表の松島靖朗さんにお

          「有り難い」をおすそわけし、共に助け合う社会をつくる おてらおやつクラブ(奈良)

          「食べる」から広がる地域の居場所 インクルひろばの取り組み(兵庫)

          神戸市の団地で多様な人たちが交わる居場所をつくるNPO法人「インクルひろば」。地域の食堂として「食べる」にまつわる事業を軸に、フットワーク軽く活動の域を広げているインクルひろばは、子ども食堂や宅配お弁当の他、地域の人たちが集う場として、歌声喫茶やアート倶楽部、昆虫採集やおばけやしきのイベントなど、様々に展開されています。そこには、「いろんな人と交わって、いろんな経験をすることが生活を豊かにする」との思いがあります。今日は、代表を務める松岡喜久子さんにこの活動を始めるに至っ

          「食べる」から広がる地域の居場所 インクルひろばの取り組み(兵庫)

          日替わり国替わり -母国の家庭料理がつくる異文化交流 TIFAカフェ・サパナ(大阪)

          豊中市にあるTIFAカフェ・サパナは日替わりで様々な国の家庭料理を提供しています。国は、ネパール、インド、バングラデシュ、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、韓国、イラン、ルーマニア、メキシコなどいろいろ。そしてシェフを務めるのは日本に住む外国人のみなさん。母国で日々食べている家庭の味を再現して、日替わりランチとしてお店で提供しています。 こんな珍しいスタイルのTIFAカフェ・サパナは、身近な国際交流・外国人支援活動を行う、NPO法人国際交流の会とよなか(以下TIF

          日替わり国替わり -母国の家庭料理がつくる異文化交流 TIFAカフェ・サパナ(大阪)

          エイブル・アートSDGsセミナー レポート

          3月14日オンライン配信で開催されたエイブル・アートSDGsセミナーの様子をご紹介します。 近畿労働金庫とたんぽぽの家とで過去20年に渡り取り組んできた、エイブル・アート近畿「ひと・アート・まち」が今年度からはエイブル・アートSDGsプロジェクトとして新たに始動。 このセミナーでは今回のテーマである「子ども」に関する活動を進める4団体が登壇し、それぞれの活動を紹介します。また先の3月6日にワークショップを実施した2団体からはワークショップの報告も予定されています。 それぞれ異

          エイブル・アートSDGsセミナー レポート

          こんなときだからこそ、不条理も楽しむ!一般社団法人タチョナのユニークなアートワークショップ

          大阪市を拠点に活動する一般社団法人タチョナ。アーティストやミュージシャンたちの企画によるプログラムはいつも奇想天外。現代美術の視点で世界を切り取る「なんだこれ?!サークル」や、小中学校でのアートプログラムの取り組みは、子どもたちがもともと持っている感性や世界を見る力を増幅させ、私たちに新しい世界の捉え方を教えてくれます。今回は豊中市の庄内地域で継続して取り組んでいる「庄内つくるオンガク祭」の一貫として、アーティスト、ミュージシャンであるakamar22!(アカマー・ツーツー)

          こんなときだからこそ、不条理も楽しむ!一般社団法人タチョナのユニークなアートワークショップ