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日記

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2023年7月の記事一覧

7/12

クロちゃんは全然帰ってこないのだけど、もし死んだとしたら、このような酷暑や秋の寒すぎる雨風がクロちゃんを苦しめることはもうないのだとしたら、少しホッとする。

午前中時間があり、大学で書類を発行して帰りにスーパーに寄って、きゅうりとみょうがと大葉とオクラを買った。これを刻んで、山形のだしにした。大きな舞茸も買って、久しぶりに味噌汁を1から作った。納豆を最近くめ納豆に変えた。いただきますをした。

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7/11

ドア付近で固まらない、左右を見渡して少しでも空いているドアからお入りください、これらは自分のためになるのに、こんなに従わない人がいるのはどういうことなのだろう。その割にどうでもいいような決まりには従っていたりする。ギチギチの車両の隣には、座れるくらい空いている車両があったりする。困った困った、と思っている。でも僕のようなものぐさの根性なしばかりになると、そもそもみんな会社に行かなくなるので、これは

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7/10

駅前の高架で蝉が死んでいて、早い、と思った。
最初の蝉の声を昨日聞いた。大量のクーラーを動かすエネルギーはまだあるのだと思うと、実際にあとどれくらいあるのか知りたくなる。計算ができないのか、しないのか、知らない。
クーラーとクーラーの間は地獄で、みんな顔を顰めて、嘘だと思いながら、足を引き摺っている。

18:00のカンファレンスまで、だいぶ暇ができて、駒場の方の東大まで歩いて15分くらいなので、

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7/9

彼女を送ってから、そのまま材料を買ってきてカレーうどんを作って食べる。ネギの白いところと豚バラを短冊に切って、めんつゆとカレールーで煮込む。ルーが溶けたらネギの青いところも短冊に切って入れる。うどんを湯がいてカレーをかける。早起きしたので、食べたら寝てしまう。

起きてから、免許の更新のため、鮫洲に向かった。普通電車の向かい側の席のおじさんも、免許更新のハガキを持っていて、紀伊國屋のカバーがかかっ

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7/8

彼女が友達と遊びに行くので、今日は1人でレポートをやったりしようと思っていた。
彼女が家を出てからしばらくしてペペロンチーノを作った。作り終えたときに彼女から電話がかかってきて、遊ぶ日を明日と勘違いしていたという。駅についてから友達にLINEしたら「明日じゃない?」と言われたそうだ。このまま帰るのも勿体無いので、どこかで昼を食べようと言われた。とりあえず今出来たペペロンチーノを食べて、泉岳寺に行っ

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7/7

昨日とは打って変わって、指導医から一言も質問されなかったので、怒っているのではないかと不安になる。昨日カルテをチェックしてから帰ると言っていて、そういえば昨日の帰り際に着替えた後の先生を見かけて、こちらに気づいているのか無視されているのかわからないが、会釈をスルーされた。
そのままついていって、考えすぎかと思ったが、いちおう申し訳なさそうな体付きになって、両面対応しておく。
会心が終わると「忙しく

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7/6

指導医の後ろについて歩いていると、
「先生(僕のこと。医学部では学生医のことを先生と呼ぶ)は医者よりも演劇をやりたいの?」
と聞かれ、一瞬、息が止まって、それから
「どういう流れで言ってるんですか?」
と聞くと
「いや、秘書さんがそう言ってたから」
と言われた。あの秘書さんか、と思った。油断のならない人だと思った。当然そんなことは言っていないのである。
それからは、指導医の後ろを歩いていて、指導医

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7/5

学生控え室に戻ると、下の学年の人が3人いて、1人が女であとは男だった。
男の子はみんな机に突っ伏して寝ていて、女の子は小さい音量で、ゆっくりの解説動画を見て笑っていた。僕は隣の机で西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』を読んでいた。

また行って、戻ってくると、今度は男の子が五人に増えていた。みんな起きていた。女の子は、すずめの戸締りのオープニングの歌を歌っていた。途中で歌詞がわからなくなり「まって

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7/4

午後集合と決めてあったので、洗濯と食器洗いをして、それから一息ついて、昨日の肉じゃがと白和えを白飯で食べて、すいている電車に乗る。やることの量と質も、まあまあで、指導医は外勤だかでいないので、気楽なものだった。カルテを書いて、下の図書館で調べ物をして、またカルテを書く。とくに退屈することもなく、3時間が経って、電車が混む前に作業をひと段落させて、家に帰る。

西村賢太の『蠕動で渉れ、汚泥の川を』で

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7/3

京急線は混んでいて、山手線は渋谷方面は凌ぎやすく、下手すると座れもする。田園都市線は一駅なので立って、降りた駅が狭く、近くの中高一貫校の中学生高校生たちの折目正しい登校時間に巻き込まれると、地上に出るまでに5分以上かかる。

医局に行くと秘書さんが掃除をしていて、お茶のペッドボトルを出される。福岡出身の彼女から、先生が来るまで絶え間ない質問攻めに遇う。
先生が来るとぴたりと黙って、僕らはくじを引い

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7/2

朝、彼女が寝ているうちにアサリとむきエビを買いに出かけると、そんなに湿度がないことがわかった。
部屋でクーラーをつけていて、キッチンとの間の扉を閉めているから、キッチンと玄関の側がぬるい。それが夏らしくて気持ちがいい。ぬるい側でアサリに砂吐をさせて、水管が伸びているのを起きてきた彼女に見せる。

アサリと玉ねぎを水で煮出して、ブロードを作る。
玉ねぎをみじん切りしてオリーブで炒めて、洗ってない米を

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7/1

外食する場所がそんなにないので、昼は駅前にあるキッチンカーのたこ焼きとコンビニでなんかを買って、彼女の大学で食べることにした。
日差しも湿気もきつい。
映画とかを上映しているホールにラウンジスペースがあって、老若男女がコンビニ飯を食べたり、パソコンで課題をしたりしている。静かさせる雰囲気があった。たこ焼きはソースと出汁醤油が半分ずつで、出汁醤油は油とかマスタードとかを入れるボトルから、シャバシャバ

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6/30

最終日の諮問までに3時間ほどあるので、今度は対岸の温浴施設に行く。
混浴の岩盤浴と2階建ての漫画倉庫があって、逆に言うと肝心の銭湯部分は、外から見て想像するよりもこじんまりとしていた。
湿気と汗ですぐにTシャツがビシャビシャになるが、露天風呂に入ると風が強い日なのだと気づく。硫黄の人工温泉で、説明文のところで日本の天然の硫黄の温泉が紹介されている。英訳のところも読んで、硫黄化物とかはどのように訳さ

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6/29

レポートが最優先事項なのだが、最優先事項に対して気が乗らないと、全てが後回しになる。僕の主なストレス対処は、寝ることなので、たくさん寝ることになる。寝て、コンディションを良くしてからでないとできないと思っているが、寝てもコンディションは変わらないどころか、寝ぼけの時間があるのでパフォーマンスは落ちる。
この癖がついたのは、大学に入ってからだと思う。脚本でもこれをやる。

2度くらい昼寝して、とりあ

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