阿部教育研究所(あべけん)

中学受験指導歴34年/中学受験・勉強のメンタルコーチ/境界知能のお子さま/親子向けのカ…

阿部教育研究所(あべけん)

中学受験指導歴34年/中学受験・勉強のメンタルコーチ/境界知能のお子さま/親子向けのカウンセリング ひとりひとりと親身に向き合うことを大切にしています。 勉強への導き方、良好な親子関係の築き方を知りストレスフリーな子育てを 2020年9月「子どもを伸ばす母親力の磨き方」出版

最近の記事

子どもへのご褒美! 是か非か

「〇〇ができたらご褒美をあげる」 「クラスが上がったら〇〇を買ってあげる」 など、子どもにご褒美をあげる行為はよくあること 『親子でにっこり』の場合もあれば、 中には、 『ご褒美がエスカレートして凄いことになってしまった!!』 『取り返しのつかない事態に発展してしまった!!』 など、 過去の家庭教師でさまざまなケースをみてきました ご褒美、どう考える?ご褒美について、あなたはどのように捉えていらっしゃいますか? ・自分のための勉強なんだからご褒美はおかしい ・ご褒美あれば

    • 充実した夏休みの過ごし方♪

      新学期が始まったと思ったら、あっという間に夏休みに突入!! 連日猛暑が続いていますね 外は暑いので、自宅で過ごす時間が長くなりがちです そうなるとYouTubeやゲームをする時間が長くなってしまうのではないでしょうか 現在SNSは、子どもだけでなく親も依存しています なぜなら、子どもが静かに過ごしてくれるから親も助かるのです 親子で頼り過ぎないために「SNSの時間を決めること」にご注力ください 「リアルで楽しめるものを探すこと」も大事です 今回はリアルで楽しめるものについての

      • 「境界知能」の子どもたち

        理解、定着が遅い。学校の勉強についていくのが難しい。頑張っているのに結果が出ない。 そのようなお子さんは境界知能かもしれません。 分かりやすく言うと、「知的障害ではないけど、勉強が苦手」そのようなお子さんは境界知能と言われます。 境界知能は、約7人に1人の割合でいると言われ、決して珍しいことではありません。 スポーツができたり、コミュニケーションが得意だったり、生活には問題のないお子さんも多く、 「学習量が少ないから?」 「やる気がないだけ?」 と誤解されてしまうことも少

        • 境界知能のお子さんを劣等感なく羽ばたかせるためには

          境界知能のお子さんにとって、学生時代は勉強が主流なので親子で苦労することもあるでしょう。けれども、社会に出てしまえば職種や生き方はさまざま。活躍できる場は広がります。 境界知能であっても生き生きと自分の得意なことで勝負している人もいる一方で、学生時代の経験をひきずり、自信を持てずにいたり、劣等感を持ってしまったりする人もいます。 では、親がどのように関わればお子さんは羽ばたいて行けるのでしょうか。 子どもの未来を信じる「子どもが学生時代のときに親がどのようにわが子を見る

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          【講演会のお知らせ】学校でのお困りごと(7月9日 青梅市教育委員会主催)

          青梅教育委員会主催の講演会(ZOOM)のお知らせです。 テーマは「学校でのお困りごと」 子育ての悩みの1つに学校絡みのトラブルがあります。 ・子ども自身のお友達との関係やママ友との関係 ・先生との信頼関係の築き方 ・学校への行き渋り など。 また、子どもがいじめにあったとき、いじめをしてしまったときに親の対処の仕方によって、円滑に解決するか事を大きくしてしまうかの分かれ道になります。 このような場面に直面した時、どうすれば良いか、 具体策やエピソードをたっぷりと盛り込ん

          【講演会のお知らせ】学校でのお困りごと(7月9日 青梅市教育委員会主催)

          境界知能のお子さんと情報教育

          今、ネットからの事件や宗教の勧誘が多発しています。 初めは、簡単なバイトを紹介するような内容であっても、裏には事件となるような犯罪が潜んでおり、気が付いたときには周囲を固められ、犯罪に手を染める結果になってしまう例が後を絶ちません。 また、宗教の勧誘について、一部の例ですが、スマホに『自分を変える無料セミナー』のようなお知らせが届き、興味を持ってうっかり参加してしまうと、裏に宗教が隠れているという仕掛けになっています。多くの大学生も被害にあっているそうです。 境界知能のお

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          (幼児~低学年)【境界知能・発達障害・やる気のない子】どの子も伸びる自由な学習のヒント

          お子さんの中には、覚えたり、考えたりすることが大好きな子がいます。 そのようなお子さんは、自ずと将棋やチェスなど遊びの中でも思考力を使うものを好んだり、電車やポケモンのキャラクター、世界の国旗などを覚えていったりします。 また、そのようなお子さん達の中でも、問題集を与えると喜んでどんどん解いていく子もいれば、自分の好きなことや関心のあることには意欲的でも、問題集の系列的な学習は気が向かない子とがいます。 他にも、幼少期から机上の学習をやり過ぎて嫌になってしまっているお子さん

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          変化の時代と子育て

          時代が急激に変化する今、どのように子どもを育てたらよいかわからないという親は多い。 急激な変化とは、まずは働き方。 年功序列、終身雇用体制が崩れ、正社員から派遣へと移っています。 転職する人も増えています。 収入も、時代とともに減っている業種もあります。 親の時代には花形だった職業も時代とともに刻々と変化する、 親が良かれと思って敷いたレールでも、子どもが大人になる頃には花形ではなくなっている可能性もあるのです。 また、収入が減るだけでなく、なくなる職業も。 5年~10

          親子関係を良くする秘訣は「伝え方」と「タイミング」

          「そんな言い方しなくても・・・」 自分が悪いのはわかっていても【言われ方】に不快な思いをした経験はありませんか? これは子どもも同じです。 毎日ガミガミ言う親も大変ですが、言われる子どもはそれ以上にうんざりしています。さらに思春期に近づけば、親のガミガミも通じなくなり、子どもはうっとうしい親から離れていくようになります。 あと少しで春休み。親子の関わりが多くなる時期です。 伝える側のちょっとした配慮で、親にとっても、子どもにとっても、気分よく過ごせるようになります。

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          誰からも可愛がられる子に

          「みんなに可愛がられる子」 いつもニコニコしている子、人懐っこい子、相手を思いやれる優しい子・・・ こちらまでホッコリとした気分になりますよね。 これは生まれ持った性格で決まるのでしょうか 生まれもった性格もあるかもしれませんが、環境に因るところも大いにあると思います。 「うちの子は慎重派だから・・」 「おとなしくて目立たないから無理・・・」 というのではなく、 大切なのは、人の行動や物事をどのように捉えるか、そして感謝の気持ちを表せるかだと。 もう20年近く前の話にな

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          【境界知能】子どもの導き方

          境界知能のお子さんは、できないことに気が付くと、焦ったり傷ついたりすることがあります。 周囲がそのことに気付かないと「ちゃんとやらないからじゃない?」「もっとやればできるよ」など安易に声をかけてしまいがちですが、そこが落とし穴。 子どもは、初めは頑張りますが自分なりに頑張ったけれども目に見える効果がないと不安になります。そこで「頑張りがまだ足りない」「できる人はもっとやってる」と言われることで落ち込み、自信をなくします。 思春期に近づくと、仮に周囲が励ましても、自分の能力

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          怒らずに伝える方法

          今回は「子どもに改めて欲しいことをどのように伝えれば効果があるのか」 というお話です。 ポイントは「タイミング」例えば、食べっぱなし、やりっぱなし、脱ぎっぱなしで片付けない 校帽やランドセルを所定の位置に置かないなどなど・・・ 日常の家事だけでも大変なのに親の負担は増えるばかり。 同じことを何度も注意する。けれども、言っても聞かない・・・。 だからといって、毎回ガミガミ怒り続けても改善されにくいものです。 子どもの心中は 「わかったよー!」 でおしまい。改善しようとする

          子どもの状態は誰のせい?

          「子どもは親次第」とか「子は親の鏡」とか言われることがあります。 だから、子どもに何かあると責任を感じたり、 「育て方が悪かった??」と自分を責めたりしてしまうお母さんも多いと思います。 本当にそうなのでしょうか? 性格はいろいろなのです確かに子どもにとって親から受ける影響は大きいのですが、けっして親のせいだけではありません。 子どもにも生まれつき色々な性格がありますし、同じように育てても考え方や嗜好が180度違う場合もあります。 兄弟がいる家庭であれば思い当ると思いま

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          子どもとの関係が良くなるちょっとした方法

          「今以上に子どもとの関係を良くしたい」と思っている方は多いと思います。 でも現実は「何をどうすればよいかわからない。関係を良くするのは大変!」と感じている方も少なくないのではないでしょうか 親子関係が良くなるといいことがたくさんあります。 例えば、 ・親子ともにストレスが減る ・兄弟げんかが減る ・素直に親の言うことを聞くようになる ・家庭の雰囲気が良くなる ・子どものメンタルが上向き、意欲的になったり、笑顔が増えたりする などなど。他にもまだまだありそうですね。 今回は

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          【中学受験】中学受験の向き合い方

          長い夏休みが終わったと思ったらもう10月。ついこの間までは「暑い暑い!」と言っていたのに、早いですね。 中学受験を予定しているお子さんはさらに本格化してくるころではないでしょうか 中学受験は、子どもの可能性を伸ばしたり、私立独自の授業が受けれたりといったメリットがある一方で、「勉強が嫌いになる」「自信をなくしてしまう」「親子関係の悪化」などデメリットもあります。 様々な情報があふれている現在、子どもに必要な情報を見極めるのは大変なこと。初めての受験であればなおさらですね。

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          効果が出る!しつけの方法

          よくある育児本には 「感謝の気持ちを持たせましょう」 「思いやりのある優しい子に育てましょう」 とあり、様々な教えやヒントが書かれています。だけどなかなか思い通りにならないのが現実ですよね。「感謝しようね」「優しい子になろうね」と言って実現するわけじゃないのが難しいところです。 では具体的にどうすれば良いのか ひとつの方法として、「自分自身を振り返ってみる」のはいかがでしょうか。 自分自身がどう受け止めて、どう行動しているかを考えてみる誰かに何かをしてもらった時、あなた

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