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効果が出る!しつけの方法

よくある育児本には 「感謝の気持ちを持たせましょう」 「思いやりのある優しい子に育てましょう」

とあり、様々な教えやヒントが書かれています。だけどなかなか思い通りにならないのが現実ですよね。「感謝しようね」「優しい子になろうね」と言って実現するわけじゃないのが難しいところです。

では具体的にどうすれば良いのか
ひとつの方法として、「自分自身を振り返ってみる」のはいかがでしょうか。

自分自身がどう受け止めて、どう行動しているかを考えてみる

誰かに何かをしてもらった時、あなたはどう感じるでしょうか
感じたことをカタチに出しているでしょうか

例えば、マンションの廊下で清掃員の方に会ったとします。
その時のあなたの様子はどのようなものですか?

「おはようございます!」と挨拶をしていますか
「いつもありがとうございます」と声をかけたことはありますか

自分の気持ちを言葉にして具体的に話をする

先ほどの例を続けます
清掃員の方にどんな気持ちを持ちましたか?

「仕事だから当たり前」でしょうか
それとも
「いつもお掃除をしてくれるおかげで気持ちよく過ごせる」でしょうか

親に気持ちがない状態で子どもに伝えようとしても、なかなか難しいものです
「感謝の気持ちを持つ子になってほしい」と思えば、まずは親がその気持ちになる必要があります
そして、その気持ちをそのまま言葉にしてみましょう
「暑い中いつもきれいにしてくれてありがたいね。次に会った時も『今日もありがとうございます』って言おうね」

そして、親自身が先陣を切って行動して子どもに見せる

この繰り返しが子どもの心を育てます

自分の行動をちょっとだけ意識し変えてみよう

「ちゃんと挨拶しなさい!!」「ほら、『ありがとうございます』は??」などとつい言ってしまいますが、
自分自身を振り返ることで、「あぁ自分もできていなかったなぁ」と感じることがあるかもしれません
親の行動こそが、子どものしつけに一番効果があるのです。そして、親が成長すると子どもも一緒に成長していきます。
「子は親の鏡」という言葉もあります。子どもは親の変化に敏感なので、長い目で見たときにきっと変化が起きることでしょう。

自分の気持ちを確認し、それを具体的な言葉や行動で子どもに伝えてみる。
言葉でしつけるのではなく、少しだけ「自分の行動を変える」ということを意識してみませんか

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