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子どもとの関係が良くなるちょっとした方法

「今以上に子どもとの関係を良くしたい」と思っている方は多いと思います。
でも現実は「何をどうすればよいかわからない。関係を良くするのは大変!」と感じている方も少なくないのではないでしょうか

親子関係が良くなるといいことがたくさんあります。
例えば、
・親子ともにストレスが減る
・兄弟げんかが減る
・素直に親の言うことを聞くようになる
・家庭の雰囲気が良くなる
・子どものメンタルが上向き、意欲的になったり、笑顔が増えたりする
などなど。他にもまだまだありそうですね。

今回はどのようなお子さんであっても効果があり、簡単にできる方法を紹介いたします。

自分を俯瞰してみよう

まずは日頃の自分を俯瞰してみましょう
あなたはどのようなお母さん(またはお父さん)ですか?
日頃、子どもとどのように接していますか?

日頃の行動を振り返り、以下の点でできていないことがあればぜひ補ってみてください。

1) 声がけのタイミング
子どもにさせたいこと(してほしいこと)を伝えるタイミングとして「親が伝えたい時」ではなく「子どもが聞きやすい時」に伝えましょう
例えば、宿題をしてほしい・食べたお皿を片してほしい・お風呂に入ってほしいなど

親の要求を伝えたい時に子どもがテレビを見ていたとしましょう。
すぐに声を掛けるのではなく、コマーシャルの時などを見計らって伝えてあげましょう。子どもは良い気持ちでテレビを見ています。突然要求を突き付けられたら快諾できないものです。

2)相手本位で伝える
伝え方として「親の感情をそのまま出す」のではなく「子どもが受け入れやすい伝え方」を心掛けてあげてください
ママ友や職場の人など、外の人に対しては気遣いをするものの、家族にはいかがでしょうか。
自分の感情をあらわにしていませんか?
家族・親子であっても気遣いは嬉しいもの。小さな社会だからこそ、ちょっとした気遣いが関係を円滑にします。

伝え方の例として(子どもが聞きやすいタイミングを見計らって)
●宿題を始めてほしい時
「今日は宿題出てるの?」「そろそろ始めなくて大丈夫?」「始める時間だけ決めておけば?」
●食べたお皿を片付けてほしい時
「見終わってからでいいから食器片づけてね」「片付けてくれたら助かるわ」
●お風呂に入ってほしい時
「見終わったらお風呂入ってね」

同じ言葉でも高圧的では反発心が生まれます。特に宿題においては温かく心配する気持ちで声がけするといいでしょう。

子どもの気持ちを大切に

ここで重要なのが、子どもが思う通りにならなかった時にどのような態度に出るかです。
「怒りを爆発させる」「機嫌が悪くなる」のは、自分の思いを通すためにとる手段です。本当に子どもを大切に思っているならば、たとえ思う通りにならなくても、子どもの気持ちを受け入れてあげましょう。
すると子どもは親の愛情を感じて、この日がダメでもいずれはできるようになっていきます。

わが家では、長男次男に「制服をハンガーにかけてね!」と伝え続け、自分からきちんと掛けるようになるまで数年かかりました。
声を掛けて「うん」とはいうもののやらない日が続きましたが、『外でがんばっているんだな。家はくつろぐ所』と思い返し、しつこく言わないようにしていました。
ハンガーにかけてくれた時は「助かるわ~」と自然な声掛けを続けた結果、今ではきちんと掛けられるようになりました。

子育ては長い目で

子どもは急に変わりません。日頃のちょっとした声掛けを通じて関係を作っていきましょう。声をかけるタイミング、声掛けの仕方を心がければ、きっと関係は良い方向へ進むはずです。
子育ては温かい気持ちで見守り、長い目で見ていきましょう。

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