納戸

普通のサラリーマン エッセイと小説を書きます

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最近の記事

ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP6「登壁」 行間メモ

2週目です。ネタバレあり。気になったところをメモしていきます。 オシャ「拳は使える」 ミーラ「ウサギを殴るの?」 オシャ「嫌な奴を」 ミーラ「殴ってみたら?」 ブラン「2人とも皮剥ぎはうまい」 ・オシャとミーラの喧嘩を仲裁するブラン。この後も喧嘩は続くが、最終的に「仲間割れしてたら"壁"には着かない 仲良くやるんだ」と諭して場をおさめている。 ・オシャとミーラよりも年下で、足が動かないブランだが、この旅のリーダーとして堂々と振る舞っている。領主の息子として、エダードやキャト

    • ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP5「炎の口づけ」 行間メモ

      2周目です。ネタバレあり。気になったところをメモしていきます ベリック「いつかはな だがまだ死なぬ」 ・ハウンドに敗れ命を落としたかに見えたベリック・ドンダリオン。しかしミアのソロスが祈ると彼は蘇った。 ・「まだ死なぬ」はシーズン1でシリオ・フォレルが「死神に言う言葉」としてアリアに教えた言葉。ブレーヴォスの死神(=数多の顔を持つ神)と、光の神は全く別の信仰のように見えるが、その実互いに影響し合うか、ルーツを共有しているのかもしれない。 ジェンドリー「彼(ベリック公)は皆

      • ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP4「穢れなき軍団」 行間メモ

        2回目に見て気になったところをメモしていきます ブライエニー「落ちる 落馬するぞ 助けてやれ」 ・右手を切り落とされ、精神的にも体力的にも消耗した様子のジェイミー。ブライエニーは心配そうに彼を見つめ、助けてやるようボルトン家の兵士たちに言う。 ・前話ではジェイミーがブライエニーに親しみを持ち始めている描写が見られた。そんな中ジェイミーが悲惨な状況になったことで、今度はブライエニーがジェイミーに哀れみを抱いている。振り返ると、前々話で剣を交えたことで、互いに武人としてリスペク

        • ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP3「処罰の道」 行間メモ

          2回目に見て気になったところをメモしていきます (ブリンデン、エドミュアから弓を奪うと、旗のはためきを見て風を読み火矢を放つ。ブリンデンは矢の行方を最後まで確認することなく、エドミュアに弓を渡す。火矢はホスターの亡骸が乗った船に命中する) ・この場面で最初から最後まで一言も発しない無骨さと、きちんと旗を見て風を読む堅実さがよく現れている。セリフに頼らず仕草でブリンデンという人物の性格を印象づけた良いシーン。 ジェイミー「戦えば殺される 分かるか? 狙いは俺なんだ 奴らの好

        ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP6「登壁」 行間メモ

        • ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP5「炎の口づけ」 行間メモ

        • ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP4「穢れなき軍団」 行間メモ

        • ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP3「処罰の道」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP2「三つ目の鴉」 行間メモ

          2回目に見て気になった点をメモしていきます サーセイ「タイレルのバラのようね マージェリーに贈って 彼女の肌が隠れる」 ・前回、サーセイがマージェリーが薄着であることを指摘していた時はスルーしたが、ここでようやく意味がわかった。少なくともサーセイはマージェリーが意図的に性的なアピールをしていると思っており、それが気に食わない。 ・マージェリーはしたたかなので、意図的にアピールしてそうではある? サンサ「初めてお会いした日のことを?」 (ロラス、やや怪訝な顔をする) サンサ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP2「三つ目の鴉」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP1「新たな時代」 行間メモ

          2回目に見て気になった箇所をメモしていきます マンス「なぜ仲間になりたい?」 ジョン「自由が欲しい」 マンス「いや それは違うな お前の一番の望みは英雄になることだ 最後にもう一度だけ聞く なぜ寝返る気に?」 ジョン「クラスターの砦に寄った時 見たんです」 マンス「何を見た?」 ジョン「彼の子が森の中に置き去りにされ 連れ去られるのを」 マンス「お前は見たのか?あいつらを それでなぜ裏切る」 ジョン「そのことを総帥はすでに承知していた 昔"最初の人々"はホワイト・ウォーカー

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP1「新たな時代」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP10「勝者」 行間メモ

          ピーター「若い頃の母上にあなたは実にそっくりだ 彼女は姉同然でした 彼女のため家に帰してあげましょう」 サンサ「王都が故郷です」 ・ジョフリーとの婚約を破棄されたサンサ。前回でハウンドからの申し出を断ったのに続き、ピーターの申し出も断る。この時点ではピーターのことをあまり疑っていなさそうだが…なぜ王都にこだわるのか疑問。 (ダグマー、北部兵との戦いに向け演説するシオンを殴り気絶させる) ・ダグマーはダグマーで行き当たりばったりで行動しているように見える。ウィンターフェルを襲

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP10「勝者」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP9「ブラックウォーターの戦い」 行間メモ

          酒場で「キャスタミアの雨」を歌うブロンに、男が「誰からラニスターの歌を?」と問う ・「キャスタミアの雨」がラニスターの歌だという情報がここで提示される。のちに所謂「血の婚儀」でフレイ家の楽団がこの曲を演奏していて、それが裏切りの伏線になっている。そんなん普通に気づかんやろ。 ・この回ではエンドロールでもこの曲が流れていて、強調されている。 ヴァリス「暗黒の業がスタニス公に軍を与えここまで道を開いた そんな力に頼るものが玉座に座れば恐ろしいことになります 今夜それを止められる

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP9「ブラックウォーターの戦い」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP8「決戦前夜」 行間メモ

          2回目に見て気になった箇所をメモしていきます ヤーラ「私と帰るんだ 父上の元に」 シオン「冗談だろ?この城は北の中心だ」 ヤーラ「そうだけど 海から遠く離れてる 私たちは島の人間だよ?私たちの力は船に宿る」 ・ヤーラの言うことも一理ある。ウィンターフェルで防衛戦をやるノウハウはグレイジョイ家にはないはず。また欲しいのは北部の海沿いの地域で、ウィンターフェルはそんなに欲しくないのかもしれない。 ・とはいえこうして先にウィンターフェルを潰せば、北部の海沿いの地域も取りやすくなる

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP8「決戦前夜」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP7「義なき男」 行間メモ

          2回目に見て気になった箇所をメモしていきます イグリット「バカな誓いのせいで女に触れない」 ジョン「自分で選んだことだ」 イグリット「女は嫌い?」 ジョン「好きだ」 ・ちょっと笑ってしまうような会話だけど、よく考えるとけっこう興味深い。ジョンは居場所が欲しかったから冥夜の守人になったふしがある。自分の本当にやりたいことを無視しても、冥夜の守人であることに固執せざるをえない。 ウインターフェルの学匠「明朝出直しては?」 シオン「部下から間抜けのタマなしと見られる それだけは

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP7「義なき男」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP6「古今の神々」 行間メモ

          2回目に見て気になった箇所をメモしていきます ブラン「ずっと憎んでた?」 (シオン、立ち止まるが返事をせずに部屋を出て行く) ・ブランは、シオンが自分の意思によって行動している前提で質問している。しかしシオンは自分の意思で行動していない(この直前にも「俺はグレイジョイだ 父には逆らえない」と自ら言っている)。本当はスターク家を憎んでいるわけではないが、ウィンターフェルを襲撃している中でそう答えるのも変なので、黙るしかない。 ロドリック「息子同様育てられただろ」 シオン「一

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP6「古今の神々」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP5「ハレンの巨城」 行間メモ

          2回目に見て気になった箇所をメモしていきます ブライエニー「陛下を置いていけない」 キャトリン「死んだら敵を討てないわ」 ・これまで散々キャトリンのことを批判してしまっていたけど、このシーンではキャトリンの感情的で意志の強い性格がブライエニーを救っている。絶望の中で、怒りが生きる糧になることがある。この後のシーンではロラスもスタニスへの怒りを生きる糧にしている。元来気の優しいブライエニーが絶望の中から一歩を踏み出せたのは、この場に居合わせたキャトリンの影響があったのだと思う

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP5「ハレンの巨城」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP4「光と影」 行間メモ

          2回目に見て気になった箇所をメモしていきます ルース・ボルトン「裸の人間に秘密は少しだけ 皮を剥げば皆無」 ・ボルトン家伝統の拷問、こんな序盤で仄めかされていたとは ロブ「降伏し戦を終わらせろと言いたいか?そうすれば正式にジョフリーが国を治める」 タリサ「殺したいの?」 ロブ「できればな」 タリサ「その後は?」 ロブ「分からない 故郷に戻る 鉄の玉座には座らない」 タリサ「じゃ 誰が?」 ロブ「分からない」 タリサ「王を倒す気なのにその後は未定?」 ・ロブは戦に勝ち、「北

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP4「光と影」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP3「鉄の決意」 行間メモ

          2回目に見て気になった箇所をメモしていきます [3:11] (ジョン、クラスターが産まれた男児を森に捨てているのを見てしまう) ジオー「野人は我々より冷酷な神々に仕えている 息子はクラスターの捧げ物だ」 ジョン「息子を殺すなんて人間じゃない」 ジオー「我々の哨士(レンジャー)は何度も奴に命を救われた お前の叔父もだ 我々には別の戦がある クラスターのような男は必要だ」 •ジョンが「人間じゃない」と思う感覚は視聴者の感覚と近くて、視聴者が共感できるキャラとして設定されている。

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP3「鉄の決意」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP2「粛清」 行間メモ

          [18:14] シオン「皆 桟橋で待ってるな」 船の女「誰がです?」 シオン「関係者全員だ 記念すべき日だ 俺が去り 退屈だっただろうし」 •一般人ですらシオンが鉄諸島でさほど重要視されていないことを知っているのに、シオンはそれが分かっていないという描写。もはや可哀想。 •シオンは幼い頃にウィンターフェルに連れて行かれ、スターク家の中で育つ中で、「自分も名家の跡継ぎである」というアイデンティティに依存せざるを得なかったように見える。またパイクの記憶が薄れる中で、故郷を理想化し

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP2「粛清」 行間メモ

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP1「王の乱立」 行間メモ

          [2:18] (ハウンド、一対一の試合で勝利し、相手を武器で殴って城壁の上から落とす) ジョフリー「実に見事 さすが“猟犬”(ハウンド)だ どうだ?」 サンサ「実に見事でした」 ジョフリー「それは私が言った」 サンサ「はい 陛下」(ジョフリーから目を逸らす) (ジョフリー、あからさまに不満な顔をする) •シーズン1の終盤でハウンドから「ジョフリーの言うことに従っておけ」と言われたサンサ。自分の立場を理解したためか、表向きはジョフリーに従おうとしている。とはいえ、自分の感情を殺

          ゲーム•オブ•スローンズ シーズン2EP1「王の乱立」 行間メモ