ゲーム•オブ•スローンズ シーズン3EP2「三つ目の鴉」 行間メモ

2回目に見て気になった点をメモしていきます

サーセイ「タイレルのバラのようね マージェリーに贈って 彼女の肌が隠れる」
・前回、サーセイがマージェリーが薄着であることを指摘していた時はスルーしたが、ここでようやく意味がわかった。少なくともサーセイはマージェリーが意図的に性的なアピールをしていると思っており、それが気に食わない。
・マージェリーはしたたかなので、意図的にアピールしてそうではある?

サンサ「初めてお会いした日のことを?」
(ロラス、やや怪訝な顔をする)
サンサ「"王の手"就任の槍試合で…赤いバラを下さった」
ロラス「そうでしたね」
・ロラスに連れられ、マージェリーとオレナのところへ向かうサンサ。ロラスと話せることに浮かれているように見える。
・一方ロラスは女性に興味がないからか、サンサと初めて会ったときのことを覚えていない

キャトリン「夫は戦の後 あの子を城に連れてきたけど よその女の茶色の目で見るにたえなかった だから祈った "あんな子供殺してください"と すると彼は病に 私は自分を最悪の女だと思った 人殺しよ 無垢な子供に恐ろしいことを願った よその女を妬んでね 知りもしない女よ それから七神に祈った "どうか生かして"と"生き延びれば愛します 母親になります"と"真の名を夫に授けてもらいスターク姓を名乗らせます 家族にします"と」
タリサ「生き延びました?」
キャトリン「生き延びたわ でも約束を違えた その後起こったことは 我が家への災いのすべては 私があの子を愛せなかったせいよ」
・ジョンから見れば冷たい義母だったキャトリンだが、彼女は彼女で自分の感情に振り回され苦しんでいた。
・客観的に見れば、スターク家に起きた災いをすべて自分のせいだと思うのは愚かだ。でも程度の違いはあれ、人間という生き物はこういう根拠のない因果関係で世の中を認識しているのだろう。キャトリンのように感情的な人物が、論理がまだ発達していない世界で生きていれば、なおさら誤った認識をしてしまいやすい。

ジオー「ターリー 死ぬことを禁ずる 分かったな?」
ラスト「奴は置いて…」
ジオー「ラスト お前が責任を持て」
ラスト「どうしろと?」
ジオー「生きて連れて行くんだ 死なせたら命で償え」
・ホワイトウォーカーの脅威を目の当たりにし、気力を失ったサム。ラストという男はサムを見捨てようとするが、ジオーはサムを見捨てずラストにサムを生かすよう命じる。ジオーが弱者を見捨てない性格だという見方もできるが、一方でこういう極限の状態で弱者を見捨てること自体にリスクがあり、ジオーはそれを分かった上でサムを助けているようにも思う。
・弱者を見捨てると、各メンバーが個人として生き延びようとしはじめ、協力も助け合いも行わなくなる。そうなると集団として統率が取れなくなり、弱い集合になってしまう。みたいなことが起きそう。

アリア「どこの味方?」
ソロス「旗印なき兄弟団だ」
・ミアのソロス初登場。彼がラニスターの歌である「キャスタミアの雨」を歌いながら森の中を歩いていたのは意味ありげ。だが実際は何の意味もないか、ただのミスリードのはず。兄弟団とラニスター家は間違いなく敵対関係にある。
・ソロスは敵の歌だろうと気にせずにこやかに歌う、型破りな人物なのだろう。

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