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苦しいのに読んでくれてありがとう ぼくのこころ 

 僕は去年の一月からうつ病と診断された。実際はもっと前からだったのだろう。

 こんなところで書くことではないが慣れないお酒もたくさん飲んでみた。すこし楽になった時もあった。泣くこともあった。

 まだ元気な時は真夜中散歩をしてみた。涙が出る時もあった。

 愛してくれる家族とも連絡を取らなかった。自分が勝手に家族を憎んで、自分のことも大嫌いだった。

 死にたいとも願ったし、死のうともした。勇気が出なくて、痛いことが嫌いで無理だった。

 一つも光が見えない中で、何か月も一人で一歩も家から出ず、泣き続けた。とってもとってもひどく苦しかった。今までいろいろな経験をしてきた自負があるがこれほどにつらいことはなかった。真っ暗で体が動かず自分のことをひたすらつねる。お風呂にも入らない日々だった。大学のレポートだけをただできるときに暗闇の中一気にこなして、また寝た。家族にばれたくないからだ。

 僕はこれだけをみんなに伝えたい。暗闇は時間が解決しないって本気で思っていて、こういう言葉をいう人を嘘だとか、それはあなたの問題がかるかったからとさげすんでいた。でも実際今は友達にも会えている。まいにち電気をつけて生活できている。
 幸せの価値ってそんなものだと思う。僕は多分いまが幸せなんだと思う。何でもないこの日々が。人にはそれぞれの幸せがあると思う。有名になるとか。いいブランド物を身に着けて優越感に浸るとか。お仕事で活躍するとか。お金持ちになるとか。あなたの普通になるとか。
 僕はいま朝起きるだけで幸せと感じるし、誰かからラインがきたり、テレビを見たり、好きな音楽をきいたり。それが僕の幸せ。
 僕のまわりに、ブランド物を身にまとってSNSにあげる女の子がいる。一度会って話してみた。すると、その子の周りではそれが普通で、それをしているから友達なのか。それで人の価値を測っているらしい。周りの人たちとも、「あれお姉ちゃんのお古なんでしょ」とかいう噂もすぐに回るらしい。昔の僕なら彼女を見下していただろう。  でも、今は、彼女がいつか本当の幸せを見つけられたらいいなと願えるようになった。彼女は、どこかそうあるべき自分になることで疎外感や孤独から頑張って逃げているようにみえた。お金持ちならではの幸せに対しての障害物なんだろう。

 世界には様々な人がいる。さまざまなことで比較して幸せから遠ざかってしまう。ありきたりだが、幸せとは、自分自身の中にではなく、自分のいう存在そのもので、今なんだと思う。滑稽でも不細工でもお金がなくても何もできない無価値な人間でも、コンビニスイーツ、YouTubeそんなものをみてじぶんに幸せを入れて、自分が幸せそのものになれる気がする。

 まだ薬はもんでいる、MAXの量を飲んでいるので体調が戻っても減薬には数か月、半年単位で半錠減薬するらしい。なくなるまで2年くらいなのかな。順調でも。もし減薬できなくても仕方ないと思えるようになりたいし、なっていてほしい。だからもし無理でも頑張ってるね。えらいよ!!!!!すごいよ!!!だから今日は早くねてね。もし減薬を予定度売り進んだら、すごい!天才じゃないか。さすが僕。

 いませかいのくらやみで苦しんでいるあなたへ。あなたはひとりかもしれない。けど一人ぼっち同士寄り添おう。大丈夫。ほんとうに大丈夫だから。どうか死なないで。よくなろうなんて思わなくていい。今は立ち止まっているように見えてもそれは前進なんだよ。時間というヒーローのような悪魔のようなものがあなたの手を握って引っ張ってくれている。大丈夫。

何か食べたいもの。食べれそうなものある?できれば食べてみて。
あと、太陽浴びたくないかもしれないけどカーテン開けてみて、なんか太陽光にはセロトニンとかいう幸せ物質があるらしい。

大丈夫。いっぱいねてね。なんさいでもおおきくなあれ!いまのあなたはとてもすてき。大丈夫。本当に大丈夫だから。あなたは僕には必要な存在なんだ。いいねしてもしなくても読んでくれるだけで僕の思いが届かなくても、なんだよ!嘘つき!って思ってくれても暗闇の中にいるあなたはとってもかっこいいんだよ。だから大丈夫。いまはしたいと思えることだけしてみてね。
あなたと過去の僕と未来の僕と今の僕へ。


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