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英語とコーチング

当塾で企画している「はたらくおとな」
こちらの方に次回出演いただく方の奥様と昨日打ち合わせをしてきました。この方は私が最初に勤めた塾の講師仲間です。

昔から勤勉、まじめ、よく気が付く素敵な女性で、今日お会いした時もその変わらない話し方に懐かしさと、変わらないことに対する嬉しさがあふれ、彼女が今も講師の仕事を本当に楽しんでいるのが伝わってきました。お会いできて本当に良かった!

企画の話は早々に済み、話題は指導のことが中心に。
私も彼女も文系で、指導科目も国語、英語がメインだったこともあり、特にそれらの教科について話が盛り上がりました。

最もお互いに強く感じていたことが一致していたので、「良かった!私だけじゃなかったんだ!」と大変安堵しました。

それは、『英語の指導方法はコーチングだ』ということです。

小学生は学習指導要領上、文法指導は行わないことになっていますが、英検受験希望者が増えているためやらざるを得ません。また、単語の意味理解は全学年通じての課題となっています。また、文法や単語を覚えただけでは問題にはまだ対応しきれません。様々なタイプの問題に触れながら、何を求められているのかを理解してもらい、答えを導き出せるようにサポートします。
後半はほかの教科と近い部分もありますが、文法理解と単語力の強化というステップが1つ多くあるので、それをクリアできないと先に進むことができません。

単語力の強化のために、オリジナルの練習方法など教えますが、その通りやってくれるかどうかは生徒次第。強制しすぎてもやらないし、チェックを厳しくすると付け焼刃で練習してくる始末。
様子を見ながら、この子だったらいつまでにどのくらい覚えられそうかを見極めて練習量を調整してこまめにチェックしていき、挫けそうなときは励まし、出来た時は大いに褒めて、本当まるでコーチングだね、と。

小学生のときは毎日一人勉強(一日1ページ、何の教科でも良いので自分で勉強するという宿題、通称ひとべん)で漢字や計算、意味調べもしていたのに、中学校へ進学したとたん部活が…ほかの習い事が…とやらなくなる率の高いこと!※うちの塾では宿題が無い学校があるので、対象の生徒には一人勉強をやってもらってます。

コツコツやることは忍耐が必要かもしれません。しかし、それを忍耐と感じている時点でやりたいとは思っていないし、やらされているのです。そうなってくると、日々のルーティンにそのコツコツを組み入れてしまうのがいいと考えています。

小学生も中学生も今やスマホを持っていて、ダラダラと友達とやり取りしたり、オンラインでゲームをしていたり、他人の時間を奪ってまでそれに時間を費やすべきなのか常に疑問に思っています。
まるでゲームの合間に宿題や勉強があるようにも感じます。

本来新しいことを知り、学ぶことは脳がとても喜ぶことです。
子どもたちはその刺激をゲームや友達とのやり取りに置き換えてしまっています。

生きる力を身につけるのにピッタリな時期には、ゲームよりは自分が興味を持っている分野のための勉強をしてほしいと願うばかりです。
そしてそれを見守る私たちはもちろん、保護者様方もどうか、ゲームではなく知識や技術の習得に重きを置くべきだと思います。ゲームの内容を共有するのでなく、普段の学校での学習や、小→中でつまずく子が多い英語や数学については特に、コーチの立場で子どもたちをサポートしていってほしいものです。

ちなみに『はたらくおとな』では、次回新聞記者のお仕事についてインタビューを行います。これからの新聞はどうなるのか、新聞という信頼度の高い情報発信ツールをどんな形で未来につなげていくのか、お話を聴いてみたいと思います。とっても楽しみです。
こういった出会いもまた、私が新しい知識を得る瞬間であり、脳が喜んでいるのです。

大人になったら自分自身でセルフコーチングできるようになっていたら最高ですよね!

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