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毎日ほめるって難しい?

どんなことでもいいのです
毎日必ず子どもを誉めてあげてください
「大好きよ」と言ってあげてください

子どもが育つ魔法の言葉 for the Heart
ドロシー・ロー・ノルト
石井千春/武者小路実昭=訳

子どもが小さいうちは、ひとつできるたびに
「よくできたね!」「すごいね!」「上手!」と誉めていました。
それがいつの間にか遠慮するようになり、気づけばずいぶん誉めるということをしなくなっているような気がしませんか?

また、誉めるとその子のためにならない、かつてはそういった厳しく育てる子育てをした人も多かったことでしょう。

子どもを誉める
それは、その子を認め、励ますことです。

でもなかなかそのタイミングが・・・と思った人へアドバイスです。

子どもがまだ小学生以下の場合、
➡子どもと一緒に何かする機会を多く持つことです。

同じことをしなくてもいいのです。例えばサッカーの練習があって、親は見に行く。一緒にサッカーをしなくても大丈夫です。親が見ていてくれると思うと子どもは頑張れます。そして、練習後感想を伝え、どうだったか話し、頑張ったことを誉めてあげましょう。
子どもが中学生以上の場合、
➡じっくり話す機会を作ってみてください。
身体は大きくなってきますが、心はまだ未熟な状態です。経験したことのないことがたくさんあって不安を感じていたり、進学により新しい環境に馴染むよう悪戦苦闘していたり、親の目の届かないところで人知れず悩んでいることがあったりします。毎日とは言いません。しかし、時間を作ってじっくり話をすると、今まで言わなかったようなことを打ち明けてくれることがあるのです。

いずれの場合も、まずは子どもの近くにいること、そして聞き役になって子どもの気持ちを受け止めること、これらがとても大切だと思います。

子どもが微笑んだら、心を開いてください。
子どもが話したら、心の耳で聞いてください。
子どもが動いたら、全身で受け止めてください。


子どもが育つ魔法の言葉 For the Heart
ドロシー・ロー・ノルト
石井千春/武者小路実昭=訳

「真剣に聞く」ということは強いメッセージなのです。
コーチングの基本スキルの1つめは、「傾聴」です。

聞いてもらう機会が無ければ、本音を言葉にすることが難しくなってきます。段々と話しづらくなってしまうのです。また、子どもは自分の考えを否定されれば、話す意欲が薄れ、考えることや行動自体が億劫になってきてしまいます。
だからこそ、「あなたの話は聴く価値がある」という態度で、お子さんの話を聴いてあげてください。
その行為がお子さんを大切に思っているという力強いメッセージとなってお子さんに届きます。

その積み重ねがお子さんの自己肯定感を高めていくのです。


次回は自分軸を育てる教育について書こうと思います。
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これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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