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#宿命の泡沫紋章 第Ⅴ章第48節

今節は前節の続きのお話、激しい戦闘の後の反省会(?)です。

人は辛い過去の経験があっても、同じような事を繰り返してしまいそうになるものなのかもしれません。

(ゼラフィーはたまに妙なタイミングで寝落ちしてしまう事があるのですが、それにも理由があるので後々書くかと思います。

 それにしてもミクは一人で平気な顔してゼラフィーを引きずって行っていますが、相当な怪力少女のようですね;)



レモンバームが飲んでいるプロヴァンス産のロゼワインは、ドメーヌ・タンピエ・バンドール・ロゼというものをモデルにしています。

フランスのプロバンス地方は、ワインの産出の9割がロゼワインらしいですね(赤や白もあるけど)。

レモンバームはあまり進んでワインは飲まないようですが、アルコールは嫌いじゃないので(ゼラフィーもあんな状態だし)せっかくなら飲んでやろうという気になったようです(笑)

(レモンバームが好きなアルコールは実は既に作中に出てまして、正編の第Ⅱ章第20節に出てきた「グリーンアラスカ」というカクテルに使われているものです。

 そのアルコールはある中心となるハーブ(つまりレモンバームの葉なのですが)を使ったもので、「シャルトリューズ・ヴェール」というリキュールなのです。

 このシャルトリューズシリーズにはもっと度数の高い「エリキシル・ヴェジェタル」というリキュールもあるのですが、この辺りを読むとこのリキュールがレモンバームのキャラクター構成に少し影響を及ぼしている事が分かるかと思います(笑)

 何よりも、著者がこのリキュールが大好きなのです σ(^_^;

 シャルトリューズシリーズはフランスのシャルトルーズ修道院で作られており、現在でもそのレシピは三人の修道士しか知らないそうですね。

 とりあえず、大量のハーブとかスパイスが使用されているらしいです。)



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m





 

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。