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#曼荼羅アート
曼荼羅アート的な夢筆の抽象画『山川草木悉皆成仏』
皆様、こんばんは。
今回は、久しぶりに曼荼羅アート的な夢筆の抽象画を投稿致します。
「山川草木悉皆成仏」とは、この世に存在するもの全てに仏性が宿っていて成仏出来るという意味の仏教用語です。
目に見えないものも含めて、人間も動物も植物も全て、この世に存在する命というものを本来の姿に立ち返らせようとして絶え間なく働き変わり続けている、という事を表現した言葉なのだとか。
この世に存在する全ての原
曼荼羅アート的な夢筆の抽象画『三千世界』
さて、今回の曼荼羅アート風イラストは、仏教の世界観(宇宙観)を表していると言われている「三千世界」をイメージして描いてみました。
三千世界という言葉は「三千大千世界」の略語で、須弥山(古代インドの世界観に存在する聖なる山)を中心とした一つの世界を千倍し、また千倍し、更に千倍した大きな世界の事を指します。
仏教の世界観における宇宙の単位の事で、一人の仏が教えを広める範囲の事でもあります。
宇宙
曼荼羅アート的な夢筆の抽象画『自力と他力』
今回の「曼荼羅アート的な夢筆の抽象画」は、仏教用語「自力」と「他力」をモチーフにしています。
大乗仏教で言うところの「自力」は、「自己中心的な価値観や判断力に頼りながら、自らの人生における不安や痛みを乗り越え仏道を進もうとする姿勢」の事を指し、あまり肯定的な意味としてとらえられていません。
(大乗仏教とは自分だけでなく他者も同時に救おうとする考え方で、上座部仏教は修行する事によって自らを高める
曼荼羅アート的な夢筆の抽象画『捨身』
今回の「曼荼羅アート的な夢筆の抽象画」は【捨身】をテーマにしています。
捨身とは、仏教用語で「自らを犠牲にして仏や法や衆生を供養」したり「他の生物を救う為に自分の身を布施」したりする、菩薩の修行の中でも特に過酷なものの一つです。
捨身は特にジャータカと呼ばれる本生譚(釈尊が仏としての姿を顕す前の物語集)に多く説かれ、ジャータカには釈尊が菩薩(仏が仏になる前の修行中の姿)として行なった様々な捨身