インディゴの繭
心の電球消したら 一人
黒に近づいた藍に抱かれて 温かくて
僕のことを歌った唄や 昨日の君の言葉に
引っ張られて まだ 眠れないまま
太陽に怯えて 光を疑った
明るいものは僕を不意に傷付けるから
フクロウが首をかしげる 月が主役の舞踏会へ
ここなら きっと 守られる
空想 何処だって 思い馳せれば 都
白い肌 赤い目 痩せた頰に涙の跡
ラベンダー色のパウダーでかける魔法
僕の生んだ悪夢は 君を苦しめていないかな
次のドアを開けたら 眠り歌の旋律
手招きする影に誘われて ほらまた 絵空事
明日君が笑えますようにと 祈る僕に
黒翼の天使が 微笑んで ハンドサイン
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