elica.

趣味で写真を撮っています。 展示予定:2025.01.17(金)-2025.01.22…

elica.

趣味で写真を撮っています。 展示予定:2025.01.17(金)-2025.01.22(水)新宿眼科画廊

マガジン

  • In Paradisum

    elica.が撮影した花と人間の写真まとめです。

最近の記事

  • 固定された記事

展示のお知らせ

●2025年 1月17(金) - 1月22(水)● ●新宿眼科画廊 スペースS、E● 上記の日程、場所にて展示を行う予定です。 まだ先のことではありますが、無事に展示できるようがんばりますので 来年の1月、お会いできたら幸いです。 よろしくお願いいたします。 うつくしいものをお見せできますように。 elica.

    • 2024.7 雨

      これは6月下旬、雨が降っていた夜に撮りにいった花たち。 昨晩の降雨で、そういえば幻のような夜があったなと思い出して載せた。 今はもうこの花達は大部分が枯れてしまって、ひっそりと、人にも植物にも厳しい夏を越そうとしている。 また来年、運が良ければ会えると思う。

      • 2024.7 しいたけと6月

        まばたきする間に6月が終わり7月に突入していた。 なんということだろうか。 しかも突入してから7日も経っている。今日は七夕。 笹飾りも短冊もお星様ゼリーもない。七夕を迎える準備もせぬまに七夕。 七夕の夜に星を見ることもなくPCの画面に向かって文字を打っている。 せめて別タブに国立天文台のライブカメラ映像を表示させておこう。 ご覧、今日も星が綺麗だね。PC画面越しにだって情緒はある。 さて、6月の終わりから7月にかけて何をしていたかというと、しいたけを育てていた。 こちらのし

        • Sunflower

          model. ミジュン

        • 固定された記事

        展示のお知らせ

        マガジン

        • In Paradisum
          7本

        記事

          2024.6 貝殻

          6月が終わろうとしている。 慌しかった気がするけども成果物として残っている写真を見るとなにもしていなかった気もする。私にしてはよく動いていた気もするし、暇だった気もする。 過ぎ去ったことはいつでも不確かだ。 6月のなかば、海に行って貝殻を拾った。 かわいい貝殻だ。持ち帰ってから写真を撮った。 貝は存在が好きだ。なんだか密やかで、慎ましく、静かな感じがする。 耳に当てると波の音がすると言われていたり、 貝殻の持ち主が死んだあと、静かに波の間を潜って浜辺にたどり着いてくれたと

          2024.6 貝殻

          2024.6 紫陽花

          以上、ここまでうつくしい紫陽花の写真を載せた。 以降、私の最近寂しかったことを書く。 先日、私が撮影した写真を、同居人に見せた。 以前、同居人は私が撮影した写真を好きだと言ってくれたことがあって、それ以降頻繁にではないが、何度か写真を見せている。 そして今回も、友好的な反応が返ってくると思っていた。 思っていた…。 私が撮った写真を見せられた同居人は、なんとも絶妙な顔をして、なんとか褒め言葉を捻り出そうとしていた。 頑張りが伝わってくる雰囲気と顔だった。 そして何回か、

          2024.6 紫陽花

          2024.6 羽

          トリを2羽、飼育している。 種類はセキセイインコだ。 水色と白の混じったのと、黄色と緑の混じったの、それぞれ一匹ずつ飼育している。あまり懐いているという感じではないが、こちらを嫌っている感じでもない。空腹時など、明確な要求がある時だけ寄ってくる。 水色の方1羽だけで飼育していた時は、人間以外にコミュニケーション相手がいなかったからか、構ってくれと訴えてくる事もあった。 しかし、黄色と緑のを迎えてからはもっぱらトリ同士でコミュニケーションを図るようになり、人間は人間同士で、ト

          2024.6 羽

          224.6 Silvi 1300

          先月、5月の10日ごろのことだ。 姉から富士フイルムのSilvi 1300というカメラをもらった。 2007年4月に出荷が終了しているカメラ。2007年は今から17年前。 つまり私が15歳の頃まで出荷されていたカメラ。 15歳、中学3年生の頃といえば、ふたつ折りタイプの携帯のカメラ機能と、写るんですしか知らなかった。世の中にはこんなカメラがいたのか。 上記サイトによると2002年まで製造されていたらしい。 時を遡って知らない文化に出会っている。 そんなSilvi1300

          224.6 Silvi 1300

          2024.5 虫

          パレスチナで起きている暴力に関する記事を読んでいた。 圧倒的に理不尽な暴力が起きている場所があることに対して、知っていても改めて傷ついた。日本からできることが署名と寄付、知ることと広めることくらいであることも、辛かった。 せめて自分が、遠い場所で傷ついている人々のために、本当にささやかではあれど何かできる年齢と状況になっていることが慰めだ。 遠くの国を思うとき、すぐそばで起きていることに対して素知らぬふりをしていないか不安になる。 動物に関すること。子どもに関すること。貧困

          2024.5 虫

          2024.5 カサブランカ

          5月のはじめにホームセンターで買ったカサブランカ。 カサブランカを家に置いてから、同居人の具合がみるみる悪くなっていった。 おそらくアレルギーだったのではないかと思っている。 日に日に弱っていく同居人を眺めつつ、カサブランカを捨てるか、同居人を生かすか悩んだ。 結果、まだ咲いていないカサブランカは、同居人を生かすために捨てられた。 拙宅にユリの花が置かれることはもうない。 カサブランカは捨てられた。 同居人は生きている。

          2024.5 カサブランカ

          2024.5 フイルム

          先日、X(旧Twitter)で以下のツイートをした。 言ってみるもので、親切なフィルム有識者の皆様からDM、Twitter、LINEでいくつかのフィルムをお勧めしていただいた。 そのうち、お勧めの声の多かったこのフィルムをとりあえず買ってみて使っている。 果たして私のポンコツさと若干動作の怪しいPENTAXのフィルムカメラでこのフィルムのポテンシャルが引き出せるのかはわからないが、先達が勧めてくれたものなら間違いはなかろう、と思い使ってみている。 ちなみに、ネットで購入ボ

          2024.5 フイルム

          水元れいさんのZINEが発売中です

          水元れいさんのZINEが発売されました。 れいさんの繊細な文章に癒されるZINEです。 作中で写真を使っていただいています。 携わらせていただいてありがとうございました。

          水元れいさんのZINEが発売中です

          2024.4 同居人と桜のこと

          休みの日、昼寝している同居人の顔の輪郭に、光があたっているのを見ていた。 私には同居人がいる。籍が入っているため、夫と呼ぶ方がわかりやすいかもしれない。が、夫という言葉があんまり似合わない人だから、同居人と呼んでいる。 けっこう歳が離れている。同居人が25歳の時に私がこの世に生まれていて、たまにふたり揃って自分たちの年齢差に「ハァ〜〜〜〜〜ッ」となっている。 以前、同居人に、「ふたりで一緒に桜を見られるのはあと25回くらいしかない!」と言ったことがあった。 確かX(旧Tw

          2024.4 同居人と桜のこと

          2024.4 筑波山

          4月。姉と筑波山に登ってみた。 私は茨城出身であるが筑波山には登ったことがない、と姉に言ったところ、「えりかは登ったはずだよ」と返ってきた。 なんでえ、私より4年早く生まれたからってなんでも知ってるような顔をしやがって。 私が覚えていない私の記憶を姉が持っていることが癪だったため、「私が筑波山に登るはずだった日は雨で、だから別の場所に行ったのだ」と答えておいた。 知らんけど。 そういうことで初めての筑波山である。 筑波山はいろいろなコースがあるが、初心者らしくいちばん穏やか

          2024.4 筑波山

          2024.3 海

          3月、森戸海岸へ行った。 1人で海岸を歩きながら写真を撮る予定だったが、たまたま高校時代の同級生と連絡をとる機会があり、「葉山へ来ないか」と聞くと来てくれると言う。 だいたいの集合時間を決めておき、当日、海岸で落ち合うことにした。 風が強かった。 集合時間が近づいて、LINEで連絡を取り合った。同級生は私より早く海岸に着いていた。 ふたりがいた場所のちょうど中間あたりにあったカニ古墳というところで落ち合うことにした。 同級生と最後に会ったのはいつだったろう。 ここ3年くら

          2024.3 海

          2024.2 セキセイインコ

          先日、勤務先で連休を生成し、友人の赤さんに会いに行った。 赤さんは非常に可愛らしく、見ているこちらの寿命が50年ほど伸びたと思う。 私は職務経歴書に書けることが特にない人生を送っているが、赤さんに会った後は、きちんと労働して納税せねばならぬと強く思った。それに選挙も毎回きっちり行こうと心を新たにした。 赤さんはすごい。 大人を頑張らせるちからがある。 ちいさくて生命に満ちていて、しかし大人の助けがないと生きてゆけぬ、赤さん。 赤ちゃん、では敬意が足りないため、赤さん、と呼ぶ。

          2024.2 セキセイインコ