前田 夏穂

新時代を創る 地球とともに生きる惑星科学者 教育✖️農業✖️地方創生 理学博士(惑星科学…

前田 夏穂

新時代を創る 地球とともに生きる惑星科学者 教育✖️農業✖️地方創生 理学博士(惑星科学、神戸大学)

最近の記事

自然界が基盤にない科学の恐ろしさ

こんばんは^_^ 仕事で関西に戻っているのですが、 昨日、京都で惑星科学者の先輩に素晴らしい方とお繋ぎいただきました。 日本の食糧自給率、食料安全保障の問題を危惧して、持続可能な農業・動物を活用した耕作放棄地の再生に取り組んでこられた方で、農業はもちろん、京都でオーガニックスーパーの経営や大阪で乗馬クラブなどの経営をされている方でした。 牛と豚と山羊、そして鶏の、耕作放棄地での役割の違いと連携の話もとても勉強になりましたが、 何より、現代社会について改めて考えるきっかけ

    • 間伐は牛とともに。

      こんばんは^_^ 昨日の夕方、とても面白い光景を見せてもらいました。 放牧場の裏山で薫さんが間伐をしていると、 チェーンソーの音を聞きつけて、牛が山を登っていくのです。 あまりにも面白いので、動画を撮らせていただきました。 牛の目当ては、切り倒された木の葉っぱ🌿 仔牛もぞろぞろと山に登って葉っぱをむしゃむしゃ食べて、 気が済んだら降りていきます。 森の間伐も、牛と人の共同作業なのでした🌲 牛ってほんとに可愛いですね😍 里山に牛がいるだけで、森も耕作放棄地も、土

      • 海と牛と土

        こんばんは^_^ 今日は午前中は牛とせりの争奪戦をしてから、今シーズン初の海底湧水の採取をしました。 海底湧水とは、山からの栄養やミネラル豊富な水が、海の浅場で面的に湧いたものです。 海の生態系を育む栄養は、山から来る海底湧水が担っているのです。 新井章吾先生が全国各地で調査研究をされてます。 まずは、湧水採取器を作るところから♪ 採れた湧水の写真は撮り忘れましたが、 小一時間で5リットルほど採れました。 これを薄めて畑に散布します。 昔の暮らしでは、農業と漁業

        • 牛がお肉になる。

          こんばんは♪ 今日は午前中はお肉の卸先への配達に行きました。 牛舎仕事をする薫さんから、 先日作ってもらった鶏マンションで、 卵🥚第一号が生まれてたとの連絡が。 牛舎にいる鶏は、いちおう小屋があるのですが、放し飼い状態で、 日中は外に出て牛の発酵飼料をついばみ 山を好き勝手に走り回っています。 朝晩は律儀に小屋にお帰りになるそうで。 そんな鶏の卵🥚がとても美味しいので、 薫さんが大工仕事でマンションを建ててくれました。 巣を作ってやれば、そこで産むそうで。 うまく行

        自然界が基盤にない科学の恐ろしさ

          土のステージ

          先日のブログで、土壌酸度計が欲しいと書いたら、 なんと、あしながおじさんがプレゼント🎁してくれました✨ 本当にありがとうございます😊 有料ゾーンの購入やサポートもしてくださった方もおられ、大変助かってます🥺 ありがとうございます🙇✨ さて、あれよあれよという間に、夏が近づいておりますね 今朝も、窓から入る朝日の眩しさで目が覚めて、 「ヤッバ、寝坊!!」 と思って時計を見たらまだ5時半。 ずいぶん明るくなったものです。 そして、朝から放牧場の草刈りに。 この放牧

          土のステージ

          長崎のうまかもん😋

          お金は無いのに、食べるものには困らない。 毎日のごはんが幸せです😃 山に行けば、山菜 タラの芽取り放題。無限タラの芽🌱 椎茸も、気温や湿度によるけどちょこちょこ出ます🍄‍🟫 精を出したいときは森川放牧牛。 あ、毎日食べてる訳では無いですよ 売る前にまず自分が食べてみないとね😁 最近は、山で放し飼い状態の鶏の産みたて卵をゲット🥚 そして近所の左官屋ご夫婦がいつもお魚をさばいてくれます🐟 まじ、ヤバかね。 関西では私くらいの収入ではとてもじゃないけど食べられない高級魚

          長崎のうまかもん😋

          牛による土壌改良の研究

          牛が耕作放棄地に入ることで、驚くべきスピードで土中環境が改善する。 年々漁獲量が減少する大村湾。豊かできれいな大村湾を取り戻すには、土中環境の改善が必要だ。そのためには、密林の間伐や耕作放棄地のヤブ化を止める必要がある。 森川畜産の取り組み・牛を耕作放棄地に放牧することで、土中環境が改善する。これは現場では実証済みだが、科学的なレポートにはなっていない。 先週、海藻研究所所長・元大地の再生顧問の、新井章吾先生に西海市に来て頂き、現地調査・視察とワークショップ、講演会をし

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          牛による土壌改良の研究

          長崎に移住しました^_^

          長崎県西海市西彼町に移住して、3週間がたった。 といっても、月曜は神戸大学に学術研究員として出勤、火曜と水曜は神戸高専で授業なので、実質2拠点生活だ。 月曜は朝5時に起きて、フェリーに乗って長崎空港に行き、飛行機に乗る。 神戸空港からそのまま神戸大学に出勤。夕方に退勤して家庭教師のアルバイト。 火曜の午前中に授業準備をし、午後に90分授業を2コマ。 夜は家庭教師のアルバイトと、次の日の授業準備。 水曜は7時すぎの通勤ラッシュに揺られ、午前中2コマ、午後1コマ。 そして

          長崎に移住しました^_^

          食糧危機とは。

          今朝は山でつわ🌱の収穫。 つわと向き合ってると、少しずつ食べられるやつが出てくる。 自生なので0円。ただし、適切な時期に採ってあげないと、伸びすぎて光や風の通りが悪くなってしまう。 採って食べてあげるのも人の役割。 だけど、上から目線で行くと、採らせてくれない😅 食べられる人を選ぶのは植物のほう。 動物もそうかもしれない 社会や教育、産業についても植物がその本質を教えてくれる 収穫やお手入れで身体を動かした後、 自生してるはっさくをもいで食べたら最高❣️ ちなみに

          食糧危機とは。

          地球再生最前線🌏

          牛を放牧する前の耕作放棄地の開拓に関わらせていただきました! 鉄サビまみれの沼地から山の頂上にかけて、電柵をぐるりと一周はりめぐらせる作業。 もちろん、人が入らない土地なので、沼地は歩けばハマるし、山の斜面はトゲの生えた植物や木の中を、ノコギリや手足でかき分けながら進む。 電柵ポールの束を担ぎながら登るのはかなり難しい😅 かなり体力が要る仕事だ。 もはや、農業すらできない耕作放棄地の現状。広大すぎて人では間に合わず、牛がいなければとっくに諦めてると、現場の人は言う。

          地球再生最前線🌏

          これからの科学教育

          エントロピー増大の法則は熱力学の法則の一つだが、あらゆる分野で適用可能なようだ。 情報空間、マーケティング、生命の発達と成長、、 物理空間を超えた、次元の高い法則ということだろう。(導出過程からも納得) エントロピーの法則に沿った適切な科学の使い方があると思う。 科学的思考や根拠を、「固定観念」「先入観」としてしまうと、エントロピーが減少するので凝り固まり発展性がない →今の社会、世の中、エビデンス大好き人間 だから、今の科学の使い方では世界は破滅に向かう 科学は使いよ

          これからの科学教育

          地球のことをやる惑星科学者になる

          地球のことを調べる惑星科学者はいても、地球のことをやる惑星科学者には会ったことがない (そもそも惑星を生命として捉えてないので) 私は、宇宙の本質を真の意味で理解し、この惑星とともに生き、みんなのお役に立てる そんな惑星科学者になりたい。 博士論文審査会の直前に夜行バスで長崎に通い、地球の再生に取り組む学生は、地球上で私くらいかもしれません😅 お金や名声より大事なものが何か、明確にあるから。 自分を守らないで、言い訳しないで、自分で決めて動く (結果的に地球が微生物が守

          地球のことをやる惑星科学者になる

          私が森川畜産に関わる理由

          博士論文審査会から休む間もなく、動き続ける日々。 次から次へと難題が❣️ 2月〆切の仕事、投稿論文のリバイスもあり、正直忙しいし身体にもくる😅 それでも、自分の生活は、地球、大地があってこそ成り立ってると思うんだ。 荒れ果てた山、耕作放棄地 無関心な人びと 減っていく動物、、 このまま何もしなければ、数年後には、作物も実らない荒野だらけになって 海には魚も貝もいなくなって、 私たちは?子どもたちは?どうやって生きていくのでしょう? 赤サビや油の浮いた土壌を見て思うん

          私が森川畜産に関わる理由

          時代を先読みして動く

          この世界には善悪は無いが、根源的な「摂理」はある。 言わば、「宇宙の法則」と、「地球上での法則」である。 その上で、人間には制御できない大いなる流れがある。 生命体としての地球のバイオリズムとして、 「分離・分断、支配」といった男性性原理はこれから淘汰されていき、 「融合・融和、和合」という女性性原理が広がっていく。 これは統計的にも理論的にもある程度の裏付けがある。 また、宇宙の流れからの要請として、 地球の周波数の上昇が求められている。 意識や思念がもた

          時代を先読みして動く

          自分のジェットコースターに乗ると決めた

          最近自分の身の回りで起きていることについて、記録として正直に書いてみようと思う。 友人に話しても信じてくれなかったりするけど(自分も逆の立場だったら信じてないかも!笑) 周りに数人でも「そうそう、わかる」と言ってくれる人がいて、安心する自分がいるから、これを私が書くことで、同じ経験をしている仲間を勇気づけられるかもしれない。 これまで何度も自分のことを見て、何かを感じ色々なことを言う人たちがいて、 自分では意味がわからないけど、「ええ、この人まで?」って人まで 具体的に何が

          自分のジェットコースターに乗ると決めた

          高次元の科学は宗教を内包する

          宇宙には感情も意図もなく、ただ法則が存在する、と私は感じる。 それは、論理的にある程度説明可能だと思う。 宇宙の法則の一つ「最適化」 すべては、最適化に向かう。 人が自身の本当の求めに応じて行動するとき、最適化に向かっていると思う。 また、それに反するときに不具合やバランスの乱れを生じると思う。 高次元の科学ー つまり、宇宙の法則を、現代科学(3次元)で捉えられている以上の次元から体系化した科学 それは、宗教を内包するだろう。 例えば、宗教で呼ばれる「奇跡」があったとす

          高次元の科学は宗教を内包する