惑星博士、大地に立つ

移住して早くも2ヶ月が経ちました☀️

最近は、自分の体力との兼ね合いもあり現場の時間を減らし、午前中は資金繰りのための助成金の申請やNPO法人の立ち上げ準備、資料づくりや勉強など、ぼちぼち畑をしながら事務仕事をしております^_^

慌ただしくも楽しい日々。
もちろん、書類仕事などはめげそうになることもあるけれど、
科研費の申請や政治活動時代の支部立ち上げとか、これまでの経験も少なくとも生きているなあと、思ったり。
人生うまくできています^_^

書類仕事は得意な訳ではないけど、全くの初めてよりハードルは低い。
「これならこれくらいでできそう」みたいなことはわかります。

さてさて。

なんと言っても、この地域の方たちは本当に優しい。
初対面でも血の通うやりとりで、すぐ物物交換がはじまります^_^

今朝、畑でインゲンを収穫していると、
「おやぁ〜、新人さんか〜？」
と、牛乳配達のおっちゃんが声をかけてくれました

「あんた、大学生かね？どこから来たとね？」

「4月に神戸から移住してきました。3月に大学院で博士課程を修了して、すぐです」

「おんやぁ〜、子どもみたいな顔しとっとね、博士たぁー。なんで博士が豆取りなんかしよっとね？」

「前は宇宙の研究をしてたんですけど、今はこの土とか農業のことが面白くて！まだまだわからないことだらけなんですけど」

「そうかあ〜、百姓のことはわからんやろう。頑張らんばねぇ。
そうや、博士さんに牛乳やろう」

そう言って、乳酸菌飲料をくれました^_^
インゲンと物物交換です🫛

「そんじゃ、博士さん。また話そうで〜」

そう言っておっちゃんは次の配達に行かれました☀️

先日も、畑してるとお隣の長老さんが
「なっちゃん、ビワ食べんね」
と、袋いっぱいのビワをくれました。

「美味しい〜✨こんなん大阪やったらめっちゃ高いですよ〜！贅沢〜❣️」

「まだまだあるけん、いつでも取りに来てよかばってん。今度神戸に帰るとき、持っていかんね」

そう言って、ビワの木があるところに案内してくれました。

とても甘くて美味しいのですが、傷物だから売れないとのこと。

食べきれないくらい取らせてもらいました😆

畑で収穫したもので夜ごはんを作ったり。

豊かな生活です^_^

都会育ちの私にはまだわからないことまたくさんあるので、毎日勉強です。

お金が無くても、無いなりに
「どうやって生み出そう？」
と考えたり。

一方で、デジタル的なことをサポートしたり。

人とのつながりの中で、自分ができることで役割を果たすことで、生きていけるということ。

「生きる力」

について、とっても考えさせられます^_^

本や教科書には書いていないことだらけ。
だからこそ、面白い^_^