看護・介護現場あるある　11

食事介助編

利用者さんに対して尊厳のある言動をと教わりますが、ついつい食事介助の際に

『あーん』

と言ってしまうことがあると思います。

『あーん』は赤ちゃんや子供に対して使うため、高齢者には使わないようにと私は指導された経験があります。そのため『はい、どうぞ』と声かけするようにしています。

しかし、中には強者がいて

『あーん』だけではなく『にゃんにゃん』と言う人いますよね。

『にゃんにゃん』って何ですか！？と思ってたら、噛むことのようです。

更には、飲み込みを促す際に

『ごっくんしてー』

『あーん、にゃんにゃん、ごっくん』が一連の流れで、尊厳はどこに？

ここで一句

あーんして
尊厳どこに
いきました？

『あーん、にゃんにゃん、ごっくん』の方が伝わりやすいのも事実。

尊厳をとるか、食べてもらうのをとるか・・・

難しいですね。