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宛名のない手紙

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宛名のない手紙

記事一覧

日記56

苦しめて苦しめて、沢山苦しめて今でもまだ首を絞めて 歩くために失くしたものを拾い集めて手首に刻み込んでる 明るくなってゆく空を、ふたりは憎んでいたけど いつの日か…

日記55

わたしを不幸にさせようとするもうひとりの誰かがわたしの心を覗き見してる 思っている通りの言葉を発せない わたしはただ、あなたに大丈夫って言われたかっただけだった…

日記54

好かれるということ、好きでいるということ、ひとの恋人でいること、家族でいること 何もわからない、わたしに一体何を求めているの わたしはただの子供 1人の夜が怖くてそ…

日記53

朝まだ陽が出ているうちに起きること、朝ごはんを食べること、お洗濯を干したり1日1回外に出ること そういう"人間らしい"生活、が、わたしをなんとか保っている 全部疲れ…

ぜーんぶ傲慢でぜーんぶ失礼 ばかだねー

日記52

滴る雫を拭った気になれない。 居場所がよくわからないまま七月になった。 蟠る。 誰にとっての都合を優先するべきなのだろう、そんなどうだっていいようなことがわたしの…

日記51

ちょっと大変だった1週間をぬけてちょっとだけ落ち着いた(と思う) 心身ともにそう辛くは無い毎日を過ごしている わたしは大丈夫ですよ、って、それだけ。 やっぱり大事な…

日記50

アイコンを変えました!本人の画像になった。おきにいり。 6/5 今日は朝早くに起きて、妹の体育祭を見に行った。私立の中学校だからか、会場がまさかの代々木第一体育館で…

日記49

いつになってもいくつになっても、自分に自信が持てないままだ。 自分の体型が嫌いだし顔が嫌いだし、思考を放棄した空っぽの頭の中も、先の見えない明日を今日も家の中引…

日記48

2024.05.21.am.02.10 壁のシミが今日はやたらと濃く見える 悲しいこと、というか、わたしが少し過敏になっていただけなのかもしれない そんなはずないってわかってるけ…

日記47

「そのままの君でいい」 最近お世話になっているバンドのとある曲の一節 何度も何度も聴いているはずなのに、聴く度に目が潤むのはなんででしょうね。そのままって何なんだ…

日記46

昨日は久々に深く落ち込んでしまって、そんな時に限って部屋に1人で、何が怖いのかも上手い自分の殺し方も何もかも分からなくなってしまって動脈を切ったりしてた。よく眠…

日記45

今日も空が高い、雲ひとつない青空だな 今日は和菓子を売っている、けどいつもと違って楽しくない。 いよいよ夏になる。 去年の夏のこと思い返すと少し泣きそうになる、が…

日記44

眠れないまま朝方になって、お腹がすいてコンビニに出かけることが増えた。この時期の朝は空がきれいな水色をしていて、下の方は薄らオレンジで眺めるとなんだか切なくなる…

お爺さんは芝刈へ、お婆さんは川へ
洗濯もせず流れてくる桃にも気付かず、
ただただ川を眺めては若かった昔を思い出しているばかり

ライフ・イズ・ビューティフル?

ひとりぼっちになった僕はパンを食べたらカモメになって水平線の向こうを飛んで行ったし、 コンビニに珊瑚礁が大量に売っていたから海はそれに嫉妬して入院したし、 煙突が…

日記56

苦しめて苦しめて、沢山苦しめて今でもまだ首を絞めて
歩くために失くしたものを拾い集めて手首に刻み込んでる 明るくなってゆく空を、ふたりは憎んでいたけど いつの日か幼い愛は抜殻を残して飛び立つことを知っていた
置き去りにしてきた記憶を、腫れ上がる傷跡たちを、やわらかなあなたの温度を、狂おしく愛していたから
明るくなってゆく空を、ひとりで憎んでみたけど いつの日か幼い愛は抜殻を残して飛び立つ時を待っ

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日記55

わたしを不幸にさせようとするもうひとりの誰かがわたしの心を覗き見してる
思っている通りの言葉を発せない

わたしはただ、あなたに大丈夫って言われたかっただけだったんだ

消えちゃいたいなあ

1人になりたい 孤独って気持ちいい
嘘 嘘だよ
本当はあなたにそばにいてほしい

この気持ちに溺れる訳にはいかないか

日記54

好かれるということ、好きでいるということ、ひとの恋人でいること、家族でいること
何もわからない、わたしに一体何を求めているの
わたしはただの子供 1人の夜が怖くてそこで泣いているだけ こんなわたしに何を求めているの
ひとの苦しみや痛みに人一倍過敏な分、人一倍影響されやすい
何もできない 感情を殺してその場に都合のいい言葉を発するのが上手くなった 今まで何度、自分を殴ってきただろうね
一番嫌いなのは

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日記53

朝まだ陽が出ているうちに起きること、朝ごはんを食べること、お洗濯を干したり1日1回外に出ること
そういう"人間らしい"生活、が、わたしをなんとか保っている

全部疲れた
人に頼られることも、人に頼りすぎることも。
「自分の面倒も見切れてないのに人の面倒なんか見れるわけない」ってすこし前の自分の言葉がやけに重たいなー。
ばかみたい。
いいえ、あたしいつだって今がいちばん幸せ。
そういう風に自分に言い

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日記52

日記52

滴る雫を拭った気になれない。
居場所がよくわからないまま七月になった。

蟠る。
誰にとっての都合を優先するべきなのだろう、そんなどうだっていいようなことがわたしの中でとぐろを巻いている。

わたしはいつだって傷つきたくないだけで、だけどそれと同時に誰かの悪者になんてなりたくなくて
もっと、嘘をつくことも誰かを蔑ろにすることも辞さない程の強さがわたしにあればいまより少しは楽だったろうに。
誰かに守

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日記51

ちょっと大変だった1週間をぬけてちょっとだけ落ち着いた(と思う)
心身ともにそう辛くは無い毎日を過ごしている
わたしは大丈夫ですよ、って、それだけ。

やっぱり大事なことなんて誰にも言っちゃいけないんだ
信じられるのは生涯自分だけなのだろうな、ずっとこのまま変われないのだろう
当然だ、何もかも信じまくって何もかも諦めた結果がこれだ
結局どこにも居場所なんかなくて、色んな土地を転々として落ち着いて取

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日記50

日記50

アイコンを変えました!本人の画像になった。おきにいり。

6/5
今日は朝早くに起きて、妹の体育祭を見に行った。私立の中学校だからか、会場がまさかの代々木第一体育館で、とんでもなく広いキャパの中体育祭が中継されていてウケた。配信とかもしてたんだと思う。

夜、好きなバンドの現体制ラストライブがあった。
仲違いに近い事が何度かあったらしく、最大10人いたバンドメンバーから脱退が相次いで最終的に3人に

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日記49

いつになってもいくつになっても、自分に自信が持てないままだ。
自分の体型が嫌いだし顔が嫌いだし、思考を放棄した空っぽの頭の中も、先の見えない明日を今日も家の中引きこもって作り上げてしまっているところも。

今まで全部、「それっぽい」をやって来ただけ。
学生っぽい、フォトグラファーっぽい、社会人っぽいことを。
実際のわたしはひとりの帰り道寂しくて半泣きになりながら煙草をふかしてるような、本当にどうし

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日記48

日記48

2024.05.21.am.02.10

壁のシミが今日はやたらと濃く見える

悲しいこと、というか、わたしが少し過敏になっていただけなのかもしれない

そんなはずないってわかってるけど、でもそれでも何かが嘘になってしまうような気がした

寂しい

けどこんなに、ひとのことなのにこんなに悲しくなれて泣けてちょっとだけ嬉しかったかな すこしだけね
わたしはまだ大丈夫なのかもなって思えた

遠回りで

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日記47

日記47

「そのままの君でいい」
最近お世話になっているバンドのとある曲の一節
何度も何度も聴いているはずなのに、聴く度に目が潤むのはなんででしょうね。そのままって何なんだろうな。

自分の心がどこにあるのか今何を思っているのか、いつからか脳には届かない遥か彼方で遮断されてしまったような気がする。わかんないんだ。掴みどころのない気持ちが薄い膜に包まれてそれがずっと肺の奥のほうでうごめいてる
逃げ出せないル

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日記46

日記46

昨日は久々に深く落ち込んでしまって、そんな時に限って部屋に1人で、何が怖いのかも上手い自分の殺し方も何もかも分からなくなってしまって動脈を切ったりしてた。よく眠れない日々が続いてる。11本目の指で蓋をしていた気持ちがついにはち切れたような気がした。随分久しぶりに声を出して泣いた。夢を見た、学生時代の夢だった。渡された答案用紙に中身のない思いを書き連ねて気が向いた方へ飛ぶように願いを込めて作った紙飛

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日記45

日記45

今日も空が高い、雲ひとつない青空だな
今日は和菓子を売っている、けどいつもと違って楽しくない。
いよいよ夏になる。
去年の夏のこと思い返すと少し泣きそうになる、がむしゃらに生きてたなー
毎日昼に起きて近くの中華料理屋で冷やし中華食べてた。
夏なのにインフルになって寝込んでいた時ずっと横にいてくれた彼は今は恋人、今年は楽しい夏になったらいいな。
失くした青春を取り戻すつもりであの場所にいたけど
あれ

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日記44

日記44

眠れないまま朝方になって、お腹がすいてコンビニに出かけることが増えた。この時期の朝は空がきれいな水色をしていて、下の方は薄らオレンジで眺めるとなんだか切なくなる。
昨日は猫が目の前を横切った。こっちを眺めるそいつの目は丸く、空の色と電線の影が反射してた。

ちょうどいい気温だから、深夜散歩をしようって恋人が言った、から、夜外に出てまず初めにコンビニに寄った。
駐車場に座り込んでお湯を入れたカップ麺

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お爺さんは芝刈へ、お婆さんは川へ
洗濯もせず流れてくる桃にも気付かず、
ただただ川を眺めては若かった昔を思い出しているばかり

ライフ・イズ・ビューティフル?

ひとりぼっちになった僕はパンを食べたらカモメになって水平線の向こうを飛んで行ったし、
コンビニに珊瑚礁が大量に売っていたから海はそれに嫉妬して入院したし、
煙突が空にとても深く突き刺さってたから少年は裸足のまま音符になったんだし、
優しすぎる裁判官は誰も有罪に出来なくて愛も朝の光もアトピーになったし、
手首を切った彼女は零した涙を拾って次の扉を大きく開けたんだし、
手首を切った彼女は書きかけの遺書

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