苦しめて苦しめて、沢山苦しめて今でもまだ首を絞めて
歩くために失くしたものを拾い集めて手首に刻み込んでる 明るくなってゆく空を、ふたりは憎んでいたけど  いつの日か幼い愛は抜殻を残して飛び立つことを知っていた
置き去りにしてきた記憶を、腫れ上がる傷跡たちを、やわらかなあなたの温度を、狂おしく愛していたから
明るくなってゆく空を、ひとりで憎んでみたけど いつの日か幼い愛は抜殻を残して飛び立つ時を待っていた

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