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自分の機嫌は自分で取るものであって、人に縋ってはいけないなと思ってはいる
けれどそれを繰り返している自分を振り返ると悲しいよ
私の白い腕に刺さっている
注射器の先には
カセットテープがつながっている
『でもね、死にたくないの』
知らない街の電車に乗っていたら
制服を着た小学生が二人、乗り込んできた
聞き耳をたてなくても聞こえてくる話し声
「死んじゃった姿のまま天国にいるとしたらさ、99歳で死んだら天国で楽しめなくない?」
『たしかに、もう動けないかもね』
「だからね、僕早めに死にたいんだ。そしたら天国でも楽しく遊べるでしょ?」
『ふーん』
『でもね、死にたくないの」
この会話はノンフィクションです。実在の人物や団体
ピンクを吐き出す万年筆
これで君の名前を書いたら、
幸せになってくれるかな
夏を覗き込んで、私はむりやり遠くを見た
「夏」が気温を上げればあげるほど、人間が喜ぶと思っていたとしたら安易に暑さを責められない。
暑さを苦に感じている人間が多いことを分かった上での行動なのかもしれないが、そのように思ったら私はもっと死にたくなるだろう。
目に見えないモノは全て綺麗だと思っていたいのだ。しかし私のソレはその対象が実際どのような姿でも、どのような思考でも変わることはない。
「綺麗」だと思っていたいのだ。その感性をむりやり