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接客で心がけていること(その2)

接客で心がけていること、第二弾!

最近また自分の「接客」で
気づいたことがあるので、言語化してみます!

●説明する時は「ゆっくり」伝える

注文時の「メニューの説明」や、
カレーを持って行った時の「カレーの説明」など、
毎日、何十回も同じことを繰り返し話すのが
接客業だと思います。

同じ言葉を何度も言うと、
接客するこっちは言い慣れてるから、
喋るスピードも早くなってしまうし、
棒読みの様に
抑揚がなくなってしまうんですよね。

以前、他のカレー屋さんに行った時に、
メニューの説明をされたことがあるんですが
「早口すぎて何も理解できない」という
状況になった時がありました。
でも、これ、すごく気持ちがわかりました。

自分は何度も何度も言ってることだから、
言ってる言葉に慣れすぎて、
早口になってしまうんです。

この前婦人科で検診したときの先生の説明も
鬼早口で「わたしはいま何かの早送り再生を
聞いている…?!」という状態になりましたし…。

人は言い慣れてることほど
ゆっくりは喋れないのだなと確信しました。

なので、わたしは、
言い慣れてる言葉(説明の言葉など)ほど
「ゆっくり伝える」を意識しています。

メニューの説明のときは、
ひとつひとつの言葉を区切って、
なるべく「一拍おいて話す」ことと、
「自分が思ってるスピードの二倍ゆっくりで話す」
のふたつを意識してます。

なぜかというと、私の場合は、
自分が喋ってるスピードが早いので
「こんなにゆっくりでいいの?」って思うくらい
ゆっくりしゃべるのがちょうどいい!と
(アナウンサー時代に)気づいたからです。

あと、説明のときほど
「元アナウンサーの本領発揮だ!」と思っていて、
言葉の「間」や「抑揚」にも気をつけています。

というかそもそも、
「ちゃんと綺麗な声で発声する」を
心がけながら、お店に立っております。
(店員さんの声や言葉遣いって
だいぶお店の印象を左右すると思うので!)

この記事は夫婦エッセイマガジン「カレーと、ごまどうふと、文章と。」のひとつです。水と土に妻が、月に夫が1000字以上の文章を書きます。月額290円。初月無料。ごまどうふ1こ(300円)と同じくらいの値段で、月10本ほどのエッセイが読めます

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新潟でカレーとごまどうふの店を営む夫婦が、日々の気づきや、表じゃ書けない裏話などの「赤裸々エッセイ」を綴ります。

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