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新しいコトへの挑戦が決まりました。

前回の夫の記事につづきますが、
わたしも「新しいコトへの挑戦が決まりました」。

これまで、
ずっとやってみたかったことがあります。

それが「コーチング」です。

コーチングとは、
「傾聴」と「対話」によって心を掘り下げ、
相手の悩みや、
本当の気持ちを明らかにすることです。
(捉え方はいろいろあると思いますが、
わたしはこんなふうに解釈しています)

わたしが、
誰かの話を「聞く」ことで、
誰かの夢を応援できたり、
お悩み解決の糸口が見つかったり、
そんな手助けができたらいいなぁと、
これまで、ずっとずっと、考えていました。

わたしが「コーチングをやってみたい!」
と思ったのには、大きな理由があります。

この記事は夫婦エッセイマガジン「カレーと、ごまどうふと、文章と。」のひとつです。水と土に妻が、月に夫が1000字以上の文章を書きます。月額290円。初月無料。ごまどうふ1こ(300円)と同じくらいの値段で、月10本ほどのエッセイが読めます

きっかけは「インタビュー」の仕事

それは、アナウンサー時代に
「インタビュー」をしていたことです。

5年前、
NHK宇都宮放送局に勤めていた当時、
わたしは、アナウンサーのみならず、
ディレクターの仕事もしていて、
(取材のアポ取りや、番組の構成作り、
ナレーション原稿作りなど裏方作業をほとんどやる)

その中で、
「相手への取材」と「インタビュー」の仕事は
自分にとって、すごく、
やりがいを感じていた部分がありました。

取材もインタビューも似たようなニュアンスですが、
取材は「テレビに写らない部分での聞き取り」で、
インタビューが「テレビに写る時の本番の行為」、
のようなニュアンスです。

どちらも、違う難しさがありましたが、
なんにせよ「相手の話を聞くこと」や
「言葉を引き出すこと」の"難しさ"を
日々、痛感していました。

そして、
「相手が心を開いてくれるには
どうしたらいいんだろう?」
「この言葉を、本番で熱く伝えてもらうには
どう質問をしたらいいんだろう?」
と、「質問する技術」を磨くことに命をかけ、
「対話」のスキルと向き合い続けた
NHK時代でした。


「聞く」ことへの、プライドと自信

わたしのアナウンサー人生は
たったの4年間しかありませんが、
振り返ってみて、
「一番頑張った!」と胸を張って言えるのが、
わたしにとって「インタビュー」であり
「人の話を聞く技術」です。

アナウンサーという仕事は、
ニュースを読むことや、
中継でひとり喋りをすること、
イベントでゲストのトークを回すこと、、
などなど必要なスキルは山ほどありましたが、

自分が一番プライドと自信を持っていたのが
唯一、インタビュー、すなわち
「誰かの話を聞くこと」だったのです。

「聞く力」に関してのこだわりは、
いろいろありました。

まずはもちろん、
相手のことを念入りに下調べしていくことや
(何をやってて、何が好きかを把握し、
何を聞いたら気持ちよく話してくれそうか?を考え、
ノートに箇条書きしてから取材に向かっていました)

最初から難しい話を始めず、
砕けたトークから始めることや、
質問を重ねまくるのでなく、
聞きたいことに関する自分の見解を(自己開示)
伝えてみてから、これについてどう思いますか?と
聞くことが効果的、、、などなど、
「テクニック」として学んだことは
本当に、数多くありました。

(なぜなら、アナウンサー時代は、
全てのインタビューを「文字起こし」していたので
自分の聞き方を反省せざるを得ませんでした。
でもそれをしたことにより
「今度はこんなふうに聞けば効果的かも?!」と
試行錯誤するのが、楽しかったです。)

前置きが長くてごめんなさい、、、

そうして磨いたテクニックで、
たくさんの方をインタビューしていたら、
ある日、取材者の方から
こんなことを言われました。

「高林さんとお話しすると、
自分の知らない部分に気づける。」と。


初めて気づいた、「聞く」ことの力

その方は女性の起業家さんでしたが、
わたしのインタビューを通して、
「こんなにキラキラした瞳で
話を聞いてもらえることは、これまでなかった。
インタビューをしてもらえたことで、
自分も気づきがあったし、
何より、聞いてもらえて嬉しかった。」
と言ってくれたのです。
今でもこの言葉が忘れられません。

わたしはその時初めて、
「話を聞くことは、
人の役に立つことがあるのか!」と気付きました。

それまでは、自分が仕事として
「良い情報を引き出したい!」
「本番中に、良い言葉を引き出したい!」と
思っていただけだったからです。

円滑なコミュニケーションは
「自分のため」だと考えていました。
なので、その行為が、
誰かのためになるとは夢にも思っていなかった。
その言葉をいただいたとき、
すごく、嬉しかったのを覚えています。


「話す」より、「聞く」が好き

もう少し、
自分の話をさせてください。

NHK宇都宮放送局を卒業し、
UX新潟テレビ21に入社してからは、
ディレクターの仕事は減り、
表に出る役目が多くなりました。
かつての「取材の時間」はなくなり、
ナレーターやニュースキャスター、
中継リポーターなどの「喋る仕事」が
圧倒的に増えたのです。

もっと表に出たくて転職したので、
願っていたことが叶ったのでしたが、
そこでわたしは気づいてしまいました。

「もっとインタビューの仕事がしたい!!」と。

やっぱりわたしは、
「話す」より「聞く」仕事の方が好きなんだなと
感じました。
もちろん、
UXでもインタビューの仕事はありましたが、
かつてのように
「一人の相手にじっくりと向き合う」ような仕事は
機会がなくなっていました。

なので、わたしは勝手に
「インタビューの企画」を、
このnoteで始めたのです。

UXアナウンサーとしての肩書きでやるのは
難しかったため、
完全に「個人の趣味」として始めました。

↓当時のインタビュー記事がこちらです。
(新潟で"自分を仕事にしている"同世代に
インタビューしていたものです)


この頃、
まだスタートアップだった友人たちを
インタビューしていたのですが、

この企画を通じて、
「こずちゃんと話すと、
自分の頭の中が可視化されるんだ!
すごく頭の整理になる!」と言ってもらえたり、

「自分では弱みだと思っていたことを、
違う角度から見てくれたことによって、
すごく前向きな気持ちになれた!」
と言ってもらえたりして、

わたしは「話を聞くこと・引き出すこと」が、
こんなにも誰かの力になるのか、
ということを、改めて実感したのでした。

そして、思ったのです。
「誰かの話を聞くことは、
誰かを助けることにつながるんだ」と。

わたしは、
アナウンサーという仕事、
特にインタビューの技術を培ってきたことを通して、
「聞くことのパワー」を感じていました。

そしていつしか、
「傾聴力」で、もっと人のためになりたい、
誰かの背中を押せる存在になりたい!
そう思ったのです。

そんな時、
出会ったのが「コーチング」でした。


コーチングとの出会い

「コーチング」という技術や
「ライフコーチ」という仕事があることを
たまたま、Twitterで知りました。

「いつか自分もやってみたい!」
直感でそう感じたのを、よく覚えています。

さっさく、
東京でコーチをしている方に会いに行き、
コーチングをしてもらいました。

自分も「話を聞いてもらう」立場になってみて、
こんなにも「聞いてもらう」ことで、
自分の思いが可視化されることが、
気持ちよく、快感だと知りました。

頭の中だけで考えていると、
ごちゃついたままだった考え事が、
質問してもらうことで、
ひとつひとつ、整えられていくんです。
絡まった糸が、紐解かれるように。

コーチの質問に答えていくと、
「あれっ?わたしって本当はこう思ってたんだ?」
と気づけることが、たくさんありました。

その時、わたしは
「アナウンサーとしてこれからどんな形を
目指したいのかわからない」という悩みで、
コーチに会いに行きました。

そんな中で、
「インタビューの仕事がしたいのに、
今の職場ではその機会に恵まれていない」
「そもそも、局のアナウンサーの仕事ではなく、
自分にしかできない仕事がしてみたい」
などの思いがあぶり出されました。

そうしたら、
「今の仕事を続けながらでも、
やりたいことをやってみる手段は、
何かないんですか?」や、

「自分にしかできない仕事って、
たとえばどんなことを考えてるんですか?」
と、コーチから質問されました。

その時、わたしはハッ!として、
「そっか、インタビューをしたいなら、
今の仕事を続けたままでも、
違った形でチャレンジできるじゃん?!」

「自分にしかできない仕事って、
自分で言ったはいいものの全然思いつかない…!
具体的には、何も考えてなかった…!」と、
思い直すことができたのです。

これがのちに、
「アナウンサーをしながらnoteで
インタビュー企画をしてみる」に繋がりますし、

「自分にしかできない仕事ってなに?」を
後に因数分解してみて、
「まずは、発信を頑張りたいんだ…!」
と気付くことができ、
発信用のTwitterアカウントを立ち上げて
毎日10投稿を目指し、
自分の気づきをアウトプットしていました。

コーチングを通じて、
「自分のことに目を向けて、自分について話す」
という体験は、
予想以上に「自分を知る」ことができました。

この時初めて、
これまでインタビューをしてきた方にいただいた
褒め言葉の意味も、理解することができました。

そして、コーチングをしてもらったことで、
わたしもこんなふうに、
「コーチング」で誰かをサポートする立場に
なれたらな…!と思いました。

長くなりましたが、
これが、わたしの「コーチングとの出会い」であり
「コーチングに挑戦したい理由」です。


「自分について話すこと」の重要性

「話すこと」には、パワーがあります。

なのに、
「自分のことを話す機会」って、
なかなか、無いと思うのです。

自分で事業をやっている方や、
何かの成功者であれば、
メディアにインタビューされることが多く、
自分のことを「語る機会」はあると思います。

が、わたしたちのような一般人は
「インタビューを受ける」という機会は
あまりありません。
というか、ほぼ、無いに等しいと思います。

だからこそ、わたしは、
誰にでもある「話を聞いて欲しい」という欲求や、

自分について話す機会がないゆえの
「本当の気持ちに気づけない」ことを、

コーチングで、
助けてあげられるはずだ!!!!
気持ちを満たしてあげられるはずだ!!!!
と、強く、思っているのです。

アナウンサー時代に磨いた「対話の力」で、
誰かの役に立ちたいです。

ということで、
兼ねてからの夢だった「コーチング」事業を、
さっそく、来月!
11月から!始めることにしました!!!!!

近々、
自分のインスタグラムで公開予定ですが、
一足早く、こちらでお知らせさせていただきます。


もっと、自分について「話そう」!!!

わたしのコーチングセッション、
名前は「Let's talk」(レッツトーク)
と名付けました。

こんな時代だからこそ、
誰かと直接会い、
じっくり話すという機会というのは、
少なくなったように思います。

だからこそ、もっと、話そう!
自分のことを、語ろう!という、
ポジティブな気持ちを込めて、
「Let's talk(話そう!)」にしました。

どんな内容でも、
わたしが、じっくり、たっぷり、聞きます。
というか、聞かせてください。
あなたのお話を…!

詳細はこちら↓

【Let's talk コーチングセッション(60分)】

11月のスケジュール
★ 11月5日(土)14:30〜15:30
★ 11月10日(木)14:30〜15:30
★ 11月19日(土)14:30〜15:30
★ 11月26日(土)14:30〜15:30

場所:石本商店
(新潟市江南区袋津2-3-11)
(営業後のお店を貸し切りで行います)
(わたしとマンツーマンでのセッションです)

最後に、
コーチングセッションの料金についてですが、
定価 8800円 のところを、
最初の3ヶ月間(11月〜1月)は
モニター価格として
「6800円」でご提供させていただきます。

コーチングの価格は
1時間、15000円〜30000円が相場なので
初めての方でも試しやすい
価格帯に設定しました。

わたしがまだ駆け出しのコーチということも
ありますので、、、当分は
こちらの料金でご提供させていただきます。

コーチングを受けてみたい!
話を聞いて欲しい!
自分と向き合う時間がほしい!
という方や、

わたしとじっくり話してみたい!
と思ってくださった方がいれば、、照

↓こちらからご注文いただけますと幸いです
(ネットショップBASEでの前払い制になります)

気になってくださった方がいれば
ぜひ、ご購入くださると、大変喜びます!泣


本当の最後に、、、

コーチング、、、
わたしの事業として、
「初めての挑戦」なので、
もしよければ、
応援してもらえたら、嬉しいです!!!!!!涙

(本当はこのチケットが売れるかどうかが
怖すぎて怖すぎてここ数日ずっとビビってます…)
(売れなくても、ダメでも、
売れるまで根気よくがんばりますが!!!!笑)

わたしのコーチングを受けてくれた方には、
「話し聞いてもらえてよかったな」
「なんだか明日から、また頑張れそうだな」
という気持ちになっていただけるように、

わたしも、全力を尽くして、
向き合いたいと思っております。


ということで!
ドキドキすぎるご報告でしたが、
読んでくださり、ありがとうございました。

これからわたしは、
コーチングサービス「Let's talk」で
ひとりでも多くの"悩める誰か"を
「対話の力」で、
助けてあげられるよう、精進して参ります。

そして、
わたしとしての初めての事業なので
これから、大切に、育てていきたいです!!!

本当ーーーに
長くなりましたが、
読んでくださりありがとうございました!

「カレーとごまどうふの店 石本商店」
営業日:木〜日 11:00〜完売まで
・・・
石本商店ラジオは週3配信📻
カレー屋のインスタは毎日更新中🍛
☟ぜんぶに飛べるリンクはこちら
https://linktr.ee/fumikozu

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