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『消えていく日に / 加藤千恵』読書感想文。



久しぶりに読書する気持ちになれたので
Kindle Unlimitedで何日かに分けて
とある小説を読了することができた。    



今回はその作品についての感想文を書こうと思う。



加藤千恵さんの『消えていく日に』



【あらすじ】
"今日" も "明日" も、すべて大切な一日。
懸命に日々を生きる女性たちに贈る9つの短編集。



クリスマスや七夕、誕生日などの記念日を
何らかの理由により一人で過ごす女性たち。


普段わたしがやっているソロ活に近いなぁ・・
と、思いながら興味本位で本を手に取ってみると
これがまた実際にありそうなお話ばかりで面白い。


たしかに記念日は誰かと過ごすほうが楽しいし、
孤独感を感じて胸が苦しくなる気持ちも分かる。


その反面、失うものもあれば得られるものもある。
と、わたしは思った。 


出会いにはほぼ必ず別れが付き物だし、
失った直後はもがき苦しみ、深く落ち込むのだが
そこから立ち直ったときはスカッとする。


自分自身の過去の恋愛を振り返ってみても
悲しかったのはほんの少しの期間で
今は夫と仲良く暮らしているので、毎日が楽しい。
たまに友人と昔の色恋沙汰の話にもなるけど、
徐々に記憶が薄れていき、正直あまり記憶にない。
昔からお別れした際は相手の連絡先を綺麗に消し、友達になるのが難しいタイプなので尚更である。


また、恋愛関係だけでなく
友人関係も嫌だと思ったらバッサリと切るので
毎回如く母や友人に驚かれたり・・( 笑 )
でも、少々強引だが良縁を引き寄せるためには
このやり方が性に合うなぁと、日々感じるのだ。



今年はお互いの実家に一人で帰省する予定だったが
わたしの母のパートが忙しいため、
結局わたし一人でマンションに籠ることにした。
年始だけなので、この際楽しく過ごそうと思う。
こういう時こそ読書や映画、グルメを楽しみたい。
あと、文通も停滞期だったが徐々に再開しよう。


一人で楽しく過ごせる人は、みんな格好良いので
恥ずかしがらず、自信を持ってほしいな。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました♡




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