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仕事の楽しさとは、一期一会の出会いがあること

今日はバイトをハシゴして、先程やっと帰宅した。あさってに迫る発表の準備が間に合ってなさすぎて気持ちが焦るばかりだが、とりあえず今日もnoteを書く。

最近思ったこと。
仕事の楽しさって一つのものさしではあらわすことのできない、いわゆる構成概念であるが、その一つは “一期一会の出会いがあること” だと思った。

私は某アパレル企業でアルバイトをしていて、時折お客さんが「これ、どこにある?」とチラシを片手に声をかけてくれることがある。その商品がある売場に案内すると、「そう、これこれ。夫は車椅子だから、今日は連れてこなかったんだけど、ここで買った私が着てるダウンがいいなって言って、この男性用もあるのかなって見に来たのよ。」と、旦那さんの代わりに一人で店まで足を運んできた経緯を話してくれた。

「ゆったりしてるのがいいなって。その方がピッタリしてるより、着やすいでしょ。ほら、車椅子だから。ボタンもパチって留められるから、簡単でいいよね。」

たまたま出会ったお客さんが、来店した経緯とその商品が欲しいと思った理由を、ストーリーを添えて話してくれる。その話を聞いて、「なんかこの商品があって、お客さんが喜んでくれてよかったなあ。ああなんか私、この企業で働けていて幸せなのかなあ。」という気持ちにさせられる。

自分が属している企業がつくった商品で、お客さんが喜んでくれる。お店や商品を介して、初めて会ったお客さんのことを知ることができる。一期一会の出会いがある。

「それがきっと、働くことの楽しさなのかもなあ。」と感じたのだった。

私が働く店舗に訪れるお客さんは地域性なのか、なんだかフレンドリーで面白い方が多いと感じる。

長時間働き続けた疲れでたぶん暗い顔をしていた時、突然後ろからお客さんに話しかけられた。
「え〜、これここのにしては高ないか? 隣の商品見てまあこんなもんか〜思てたらえーって、こりゃたまげたわあ。」と、バリバリ関西弁のおじちゃんに微笑みかけられた。私の方が店員で、お客さんに提供する立場なのに、こうして逆にお客さんから元気をもらえたり、笑顔にさせられる瞬間がある。

私は内向的な性格で、人に対して心をオープンにするまでに時間がかかるタイプだ。そのため、初対面の人とコミュニケーションをとることが決して得意な方ではない。それでもこうして仕事というフィールド上であれど、誰かとコミュニケーションをとることからは自分の心をポジティブにしてくれる大きな効果を感じる。

働けば、そりゃシンプルに疲れる。
なんだけど、働くことでコミュニケーションをとる機会が自然にできていくので、働くだけでなんか心がポジティブになる。仮に労働による疲労がデメリットであるならば、働くことにはそんなメリットもあるように思う。

だから働くことのプラス面、つまり楽しさとは、仕事を通した一期一会の出会いとコミュニケーションを通して、心がポジティブに動かされていくことなのだと思う。

今日もほとんどバイトしかしていない一日だったものの、“仕事の本質的な楽しさの一つは出会いがあることなのかも” という、貴重な気づきを得ることができた一日だった。


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