RISA

NYで映画留学後、東京の制作会社に勤務中。将来はハリウッドと日本、そして世界を行き来し…

RISA

NYで映画留学後、東京の制作会社に勤務中。将来はハリウッドと日本、そして世界を行き来したいと思ったり。

最近の記事

#11 C'mon C'mon

今回はひとりの男が9歳の甥っ子の面倒を数日間見なければいけないことになり、その交流がただただ描かれる…とてもミニマムなドラマです。 大事件も起きず、他愛もない時間が続く、そんな日常の延長がそのまま映画になったような感じが続きます。 あらすじ登場人物と自分のこれまでを重ねて私はこの映画を見ている最中、自分の子供時代を振り返りながら観ていました。だからなのか、普段は映画観賞後に深く考えることはあまりしないのですが、珍しくiPhoneのメモアプリに感じたことをバーッと書き残してい

    • #10「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体」

      今年度最後は、公開中の映画「オペレーション・ミンスミート」をご紹介。 「キングスマン」「英国王のスピーチ」でお馴染みのコリン・ファース主演、実話をもとにした頭脳派スパイ・サスペンスです。 本作は、よくある兵士の勇気ある姿を映した戦争映画とは違い、映画「イミテーションゲーム」のような頭脳戦、いわゆる戦争における”影”の部分に光を当てた作品。 私は戦闘シーン盛りだくさんの映画も大好きですが、静かな頭脳戦を描く「オペレーション・ミンスミート」も非常に大好きな内容でした。 指し示

      • #9「ハウス・オブ・グッチ」

        今回ご紹介するのは・・・ ガガ様主演の「ハウス・オブ・グッチ(House of GUCCI)」!! 主演は「アリー スター誕生」で女優デビューを果たしたレディー・ガガ。 彼女の次なる作品は、リドリー・スコット監督による、ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の創業者一族の崩壊を描いたサスペンスドラマです。 ガガ様、圧巻の演技パトリツィア役のレディー・ガガ。 前作でも大暴れした彼女に対する期待値MAXの私も大満足な、ガガ様の存在感抜群の演技は必見です。 「アリー ス

        • #8 「007 スカイ・フォール」

          007最新作『007 No time to die』がついに公開されましたね! ダニエル・クレイグが演じる「ジェームズ・ボンド」が今回で見納めなのがとても寂しいです... ということで気を取り直して、今回は私の大好きな007シリーズ『007 Skyfall』(2012公開)を送りしたいと思います! 私が007シリーズに手を出すきっかけになった作品本作も私は飛行機内で鑑賞し、瞬く間にダニエルクレイグに魅せられました。007シリーズの中ではスカイフォール推しです! 監督は「ア

        #11 C'mon C'mon

          #7「ロケットマン」

          エルトン・ジョンの成功と苦悩の物語グラミー賞受賞歴5回、ゴールドディスク獲得26枚、そしてシングル盤の世界No.1 セールス記録。これらの偉大な記録を成し遂げた天才アーティスト、エルトン・ジョンの人生をミュージカル映画化したのが『ロケット・マン』です。 「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンを演じています。エルトン・ジョン本人も製作総指揮に名を連ねているほか、主題歌「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」が第92

          #7「ロケットマン」

          #6「エンド・オブ・ホワイトハウス」

          私の祖母がオススメするホワイトハウス系(?)映画から「エンド・オブ・ホワイトハウス」をご紹介。 2013年のアメリカ映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」。 製作・主演のジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマン他、豪華キャスト共演で描くアクションサスペンスです。 首都ワシントンD.C.が北朝鮮のテロリストたちによって攻撃を受け、ホワイトハウスはあっという間に占拠。大統領とアメリカの未来を救うべく、元シークレットサービスの主人公がたった1人で戦うストーリーです。 なんとい

          #6「エンド・オブ・ホワイトハウス」

          #5 「ホテル・ムンバイ」

          皆さんこんにちは!私の映画備忘録シリーズが5作目となりました〜 今回は私が大好きなジャンル「ノンフィクション」「アクション・スリラー」からこちらをお届けします。 「テロに対面した時、自分だったらどうするか」本作は、2008年11月に起きたムンバイ同時多発テロを題材にした作品です。 「ホテル・ムンバイ」を観終わって、すごい映画を観てしまったなというのが率直な感想です。 自分がその場にいたら冷静でいられるだろうか、真っ先に殺されるんじゃないだろうか...そんなことを考えながら

          #5 「ホテル・ムンバイ」

          私の映画備忘録 #4 「Ford VS Ferrari」

          前回のF1に続いて、車をテーマにした作品にフォーカス! 今回はル・マン24時間耐久レースを題材にした作品を紹介します。 運転席からの眺めは臨場感満載! 本作を鑑賞したのは飛行機の上でした。 でも、自分自身も主人公と一緒に運転席に座って走行しているような、そんな興奮を覚える映画体験がありました。(4DXで鑑賞したらもっとすごい没入感が味わえたかもしれません・・・) 魅力的な2人の主人公が織りなすストーリーと、小さい画面で見てもレースの感動を味わえる臨場感をぜひ体感していた

          私の映画備忘録 #4 「Ford VS Ferrari」

          私の映画備忘録 #3 「RUSH(ラッシュ)」

          前回まではNYに関する作品に注目しました! 今回から数回は私の大好きな車をテーマにした作品を紹介していきます❤️ ドラマとアクション両方楽しめる最高のF1映画 本作との出会いは日本テレビ深夜放送の「映画天国(番組終了)」で、最近見た映画の中では一番面白かった作品です! 1976年、F1レーサーのニキ・ラウダとジェームス・ハントが壮絶なタイトル争いを繰り広げた実話がベースになっています。事故で大けがを負いながらもシーズン中に復帰したラウダと、性格もドライビングスタイルも正

          私の映画備忘録 #3 「RUSH(ラッシュ)」

          私の映画備忘録#2「Dash&Lilly」

          今日紹介するのは、Netflixのドラマ「ダッシュ&リリー」(2020年公開)。 クリスマスのニューヨークを舞台に、古本屋に置かれた一冊のノートで交換日記を始める10代男女のラブストーリーです。 あらすじ クリスマスが好きなリリーと嫌いなダッシュ。リリーがNYの本屋に置いたノートをダッシュが見つけ、お互い相手をしらずにノートを交換し続ける。クリスマスの奇跡が、正反対な二人の心をつないでゆく。 (Netflixより引用) 映画くらいの長さでサクっと見られて、見た後には心地よ

          私の映画備忘録#2「Dash&Lilly」

          私の映画備忘録 #1「A Rainy Day in New York」

          こんにちは、RISAです。 昨年末にNYの大学を卒業し、現在は東京の制作会社で働き始めました。 これからは不定期で映画の感想や分析を投稿していくので、気軽な気持ちで読んでいただけると嬉しいです。 記念すべき初回は、ウディ・アレン監督の「レイニーデイ・イン・ニューヨーク(A Rainy Day in New York)」(2019年)。 NYを舞台にした本作、実はアメリカ国内での上映はありません。 2018年に公開予定でしたが、ウディ・アレンの性的虐待疑惑と2017年に起

          私の映画備忘録 #1「A Rainy Day in New York」

          NY発ライフスタイル誌「PRELUDE.」―”おうち”トレンドを集めたVol.2

          こんにちは、NYで映画制作を勉強中の大学生RISAです。 「PRELUDE.」5月号 「PRELUDE.」5月号が本日公開です!本号では、前回に引き続き、おうち時間をさらに楽しくするトピックをお届けします。 なお、5月号全編はここから読めます~! 本編を一部ご紹介。 おうちファッションや、最近のNYを中心としたファッショントレンドをリポート! 今月の旅行日記はオーストラリア。ぜひ海外旅行の選択肢にいかがでしょうか?今のうちに、行きたい場所を探して計画を立てたら楽し

          NY発ライフスタイル誌「PRELUDE.」―”おうち”トレンドを集めたVol.2

          今映画ができること、映画のために私たちができること(2020年5月7日更新)

          こんにちは、NYの映画留学生RISAです。今回は、COVID-19をうけて映画のために私たちは何ができるのか、実際に今行われている支援活動などを紹介していきます。 具体的な紹介内容は最後にありますので、お急ぎの方はそこまで飛ばしてください。随時更新していく予定です。 映画、映画館の置かれている現状とは皆さんは今おうち時間をどう過ごされているでしょうか? 音楽、読書、料理、トレーニングもありますが、もちろん映画もその中の選択肢の1つです、よね?幸いなことに今の時代は、netf

          今映画ができること、映画のために私たちができること(2020年5月7日更新)

          NY発ライフスタイル雑誌「PRELUDE.」創刊、読者の出発点になることを目指して

          はじめまして、NYで映画制作を勉強中の大学生RISAです。2019年に日本の大学を卒業後ニューヨークの大学へ編入。そして、今はハリウッド映画のプロデューサーを目指して、英語に苦労しながらも日々を明るく楽しく過ごしています。 早速ですが、宣伝させてください。 雑誌「PRELUDE.」スタート!本日、アメリカ東海岸時間4月4日(土) 19:00、そして日本時間4月5日8:00より、ニューヨーク発のライフスタイルをお届けするWebマガジン「PRELUDE.」が創刊されました。

          NY発ライフスタイル雑誌「PRELUDE.」創刊、読者の出発点になることを目指して