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止まっていた時を取り戻す ー休職中の金銭問題・傷病手当金について③(支出を減らす編)ー

自分が何にお金を使ったか把握できていますか?

続きを更新します。
前回の更新分はこちら ↓


支出を減らすには

戻らない金銭感覚

休職中は、働かずに収入を得ることは難しいと判断し、支出を減らすことに注力しました。

私は、大学で1人暮らしを始めてからずっとアプリで家計簿をつけていました。
おこづかいを貰っていた高校生までは、おこづかい帳を付ける習慣があったので、自然な流れで家計簿をつけるようになりました。

社会人になってからしばらくは、きちんと家計簿をつけてお金の管理ができていました。

しかし、残業が月60時間を超えたあたりで疎かになっていきました。

忙しくて時間がないこともありましたが、残業を60時間ほどすると残業代が結構貰えるのです。

もちろん60時間以上残業する月なんてザラにありましたし、休日に出勤することや、早朝深夜に出勤することもありましたので、手取りで30万円を超える月もありました。

まだ働き始めて2年やそこらの若造です。

金銭感覚なんて割とすぐ狂います。

応援しているアイドルのグッズを買いあさったり、持っている化粧品やスキンケアを全てグレードアップしたり、洋服を衝動買いしたり、家具家電を買い替えたり、毎日外食をしたり、短い距離でもタクシーに乗ったり、新幹線はグリーン車に乗ったり…

ローンを組むような買い物をしたり、ギャンブルをする性格ではない(身近な人の影響もありギャンブル嫌い)のが救いでしたが、『ちょっとした贅沢』が日常になっていきました

休職して収入が少なくなると、生活に必要な物だけを買うように心がけました。

しかし、ちょっとしたところで散在する癖は簡単には抜けませんでした。

レッツ!節約生活!

まずは支出を月に20万円以下に抑えることを目標にしました。
(それでも多いとは思っていますが…)

心がけたこと
・小さな出費を減らす
・身の回りの契約プランの見直し
・身の丈に合った推し活をする
・プチプラで良い物はプチプラを使う
・ポイントを活用する
・公的な支援を活用させてもらう


①小さな出費を減らす

具体的には以下を実施しました。

・歩ける距離なら歩く
徒歩40分で行けるところは歩くようになりました。
運動にもなるし、歩くと気持ちいいので良かったです。
雨の日は公共交通機関を使います。

・カフェに行く頻度を下げる
カフェに行かないのが一番ですが、カフェに滞在することはいい息抜きになっていたので、無理にやめることはしませんでした。
天気が良くて暖かいときは、公園のベンチでコンビニのコーヒーを飲むこともありました。意外に満足できました。

・カフェで一番安いメニューを頼む
これまではカフェラテをよく飲んでいましたが、コーヒーの方が安いです。
コーヒーも好きだったので、コーヒーで十分なことに気づきました。
オマケにコーヒーの方がカロリーが低いです。
あと、無意識にトールサイズやMサイズを頼んでいましたが、30分程度の滞在なら1番小さいサイズで十分でした。
(お店の人単価下げてごめんなさい…)

・クーポンの使用
コンビニとドラックストアは結構クーポンあります。
あとはファストフード店。
意外に使えます。
デート中にクーポンを使う人ってどうなん?という論争ありましたよね。
私はTPOに合わせてクーポンを使用しているつもりです!!


②身の回りの契約プランの見直し

私が見直したプランは以下

・スマホ
私は既に格安SIMで契約していたため、そこまで高い料金を支払っていたわけではありませんが、毎月GBが余るのでもっと安くならないかと思い見直しました。
結果、今のプランが一番お得だったので、スマホの契約はそのままに。
月に2,500円くらいです。


・Wi-Fi

見直したけど安くならなかったです。
まだU27の学割が適用されるので結果的にお得でした。
28歳になったら変更しようかな。

・電気
必ずしも大手電力会社で契約する必要はないです。
私はスマホと合わせて契約したので、スマホのプランが少し安くなっています。


・各種サブスクリプション
必要ないものは解約しました。
今は動画と音楽サービスだけです。



③身の丈に合った推し活をする

推しを応援していると、『すんごいお金と手間をかけたんだな~』という量のグッズの写真をSNSに載せている人や、『どうやってチケット確保してんねん』というレベルで毎公演行っている人を見かけます。

そういう人たちを見ると、自分にはないお金と時間と活力を持っていることにジェラシーを感じることもあります。

でも、推しは私の人生のほんの一部分にしか過ぎないのです。

日本のどこかにいる推しに全てをかけるよりも、私は近くにいる家族や友達、パートナーに時間やお金を使いたいと思えるようになりました。

推しはあくまでデザート。主食ではない。

人生に彩りを添えてくれるけれど、推しに生かされているわけではない。

もっと大切にするものがあるはず。

自分のペースで応援することが大切です。

推しと本気で繋がろうとしたり、推しのために心身を削ったりしてる人見ると、本当に私にはできないなと思います。

で、具体的に推し活の何を節約したのかというと、

・購入するグッズを選別すること
同じグッズを何個も買っていましたが、1つだけ買うようにしました。

・むやみに応援するアイドルを増やさないこと
応援するアイドルが増えると、その分欲しいグッズが増えます。

・無理なく行ける公演だけ行くこと
チケットをかき集めて行ったり、当たったからといって無理やり行くのはやめました。
遠征するときは、旅行気分で楽しむことを心がけました。

・泊まるホテルを見直すこと
一般的なホテルよりもカプセルホテルの方が安いことがほとんです。
清潔で身の安全が確保できるカプセルホテルであれば、ホテルではなくカプセルホテルに泊まるようになりました。



④プチプラで良い物はプチプラを使う

スキンケア用品やメイク用品の全てを良い物(ここではデパコスとします)で揃えると結構な金額になります。

残業代がジャラジャラもらえていた時は、ほとんどをデパコスで揃えていましたが、プチプラで賄える物も少なからずあります。

プチプラで良いと感じたもの
(一個人の意見なので、ご自身のお気に入りを使ってくださいね)

・クレンジング
本当はシュウウエムラのやつ使いたい…!!!
けれどカウブランドのを使っています。
割といいです。

・化粧水
デパコスのものも良いけれど、白潤や極潤も有能です。
お金があれば、もっとお高いもの使いたい。
結論、成分がいちばん大事。

・乳液
ケアセラAPがお気に入りなので、デパコスじゃなくても良いと感じました。

・アイクリーム
今のところ、なめらか本舗のものでいい気がしています。
コスメデコルテのアイクリームも良かった。

・アイブロウ
エクセルのものが書きやすすぎて、他のもの試したことないです。

・アイライン
ずっとラブライナー使ってて不満ないので。
筆タイプでおすすめあればぜひ知りたいです。

・マスカラ
プチプラで何とかなる気がしてる。
マスカラ難民なので、おすすめ教えてもらいたいくらい。

・チークとハイライト
デパコスの方が発色や艶がいいけど、プチプラでもなんとかなる。

・涙袋生み出すやつ
影書くやつとかグリッターはプチプラもいけます。

・ミスト
泣く泣くプチプラのものを使用しています。
本当はクラランスが良い…!!!

デパコスにこだわりたいもの
・美容液
・クリーム
・化粧下地
・ファンデーション
・コンシーラー
・パウダー
・アイシャドウ

他にもアイテムあるかもしれませんが、とりあえずこんな感じ。

極論、全部プチプラでいけるんです。

自分の中でどこまで妥協できるかの問題だと思います。

今よりもっとお金が無くなったら、パウダーやアイシャドウはプチプラにするかもしれないですし。


⑤ポイントを活用する

前回のnoteで記載したポイ活とは別で、支払いをQRコード決済やクレジットカード決済にすることで、普段のお買い物でもポイントが貯まります

(私は楽天ユーザーなので)定期的に来る楽天スーパーセールの際に必要な物をまとめて購入することで、割引価格で購入できたりポイント還元率が良かったりしてお得です。

美容院、サロン、食事の店は、ポイントが貯まる予約サイトで予約できる場合は積極的に活用しています。

また、通信費や光熱費は口座引き落としにするのではなく、クレジットカード支払いにしてポイントを貯めるようにしています。

日常生活の中でポイントのことを少し意識するだけで、年間で万単位のポイントが貯まっています。

⑥公的な支援を活用させてもらう

自立支援医療制度を利用させてもらっているため、精神科に通院する場合は医療費の負担が1割で済んでいます。

これが結構助かっていて、申請前は毎回3000円弱支払っていましたが、現在は1000円弱で済んでいます。

申請するために診断書が必要でしたが、申請してよかったと思えます。


節約生活は続く

休職してお金がなくなり、物を購入する際に『生きるために本当に必要な買い物なのか』を考えるようになりました。

完全に金銭感覚が戻ったとは言えないですが、支出を月20万円以内に抑えながら生活しています。(月17万円で生活する月もありますよ!)

娯楽を完全にシャットアウトしたらもっと支出を抑えられるとは思いますが、そこそこ楽しく生活しているので、今のところ月20万円以内を目標に。

もし復職したとしても、残業しないように配慮していただくみたいなので、休職前の収入に戻るわけではありません。

貯金も全くしないわけにはいかないため、復職後も財布の紐を緩めないようにして生活していきたいです。

続きはまた更新します。

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