嚮詠

社会不適合者で得意なことも何もない自分だけれど、自分の言葉だけは常に大切にしてきた。 …

嚮詠

社会不適合者で得意なことも何もない自分だけれど、自分の言葉だけは常に大切にしてきた。 万年フリーター、バイトも続かない。運もなければお金もない。 こんな笑ってしまうような自分の人生にだって何かが、何かがあるはずなのだ。 そんな訳で初めまして、Kyouと申します。

最近の記事

パニック障害歴8年、私からの処方箋

発作が出て苦しい時、この記事をお守りに出来たらいいな。 なんて思って書いているので、細かいお話は省略します。 この記事は、私なりの解釈であり対処法です。 お薬がある人はお薬を忘れずに。 言葉が発せなくなってしまう人は、 紙とペン、携帯などを手に持ちましょう。 苦しくても、貴重品はしっかり管理しましょうね。 今あなたは、もしかしたら心臓が口から飛び出しそうで 呼吸が出来ないな、なんて感じているかもしれません。 人によっては吐き気もしちゃったり、 このままどうにかなっちゃ

    • 晴天 立ち尽くす僕

      深い孤独の中に差した一筋の光を、 やっと差した光を、うまく掴めない。 これは…私の弱さなのでしょうか。 「孤独」「絶望」「諦め」  そんな言葉ばかりが頭に浮かぶ。 大雨の中、傘もささずに飛び出したあの朝。 真っ暗なトンネルのような、終わりが見えない孤独の中。 暴力や罵声にひたすら耐えて、唇を噛んだ。 それとも、心の痛みを表すように強く拳を握ったあの日だろうか。 誰かが言った。 "人を信じられないのは悲しいこと"なのだと。 あのね、違うんだよ。 "信じられないのは人では

      • 本の海-私だけの小さな図書館-

        読書は好きですか 買ったけど読めてない本ってありますか そう、今回のお話は私の積読への価値観について 積読…ありますか?私は把握しているだけで80冊ほどあります。 これって意見が分かれると思うんですよ。 "買ったのに読まないなんて" "読んでから買え" "罪悪感" まあ、いろんな意見があると思うんですけど私は積読大好き派。 一番大きな理由は二つあってね、 一つは行きつけの書店で取り扱いがなくなったり絶版への恐怖 完全に紙派の私。 買う前に取り扱いがなくなったりして手に入

        • ねえ、何もない君へ

          毎日同じことの繰り返し。 もうそんなに若くもない。 夢中になれることもない。 友達はかなり減った。 自分だけが取り残されてゆく。 "なんか良いことないかなァ"が口癖になった。 んじゃあ聞くけどその"良いこと"ってさ、何よ。 わからない。答えられない。 だけど周りのみんなが輝いて見えるんだもん。 自分だけが、ここにいる気がする。 将来が怖いと感じることが増えた。 だって私は社会不適合者でさ、協調性がなくっておまけに恋愛音痴。 怖くない??普通に怖いだろそんなのは。 最後の

        パニック障害歴8年、私からの処方箋

          親愛なるジョン 花束の代わりに

          私は子どもの頃、少しの間だけある田舎の一軒家で暮らしていた。 そこは酷く閉鎖的な環境で、携帯もネットもない。 そんな暮らしの中、私の救いは本と、自然と動物たちだった。 そこにはね、たくさんの生き物がいた。 犬や猫はもちろん、野生の生き物なんかもいたりして。 夜は星が綺麗だった。手が届きそうなくらい。 そちらの人間たちとは非常に折り合いが悪く、暴力や暴言は当たり前。 そうかと思えばまるで空気のような扱い、孤独。 支えなんてものはなく、心が壊れそうだった。 ひとりぼっちで、た

          親愛なるジョン 花束の代わりに

          スキやフォローなど、いつもありがとうございます👏 何をどうやっても、全てがダメな日ってありますよね。 誰でもきっとそんな日があるのだと思います。 今日は私がその日でした🐻‍❄️ そんな時こそ焦らず、ゆっくりいきましょうね🥺

          スキやフォローなど、いつもありがとうございます👏 何をどうやっても、全てがダメな日ってありますよね。 誰でもきっとそんな日があるのだと思います。 今日は私がその日でした🐻‍❄️ そんな時こそ焦らず、ゆっくりいきましょうね🥺

          砂漠のコウモリ、パイの上のキリン

          なんてチグハグなタイトルだろう。 でもね、人なんてそんなもんなんですよ。 砂漠にコウモリは多分いないし、キリンはパイの上でダンスなんてしない。 だけど、人間は違う。 たくさんの間違いを起こすし、罪も犯す。 私はね、人間が嫌いで。 でも大好きで… これって、とってもチグハグですよね。 矛盾してる。でもこれが人間って生き物なんですよ。 本当に不思議ですよね。 誰かを傷つけたのと同じ手で、誰かを癒してる。 出会い方ひとつ違ったらあなたに救われる世界線もあったのかな、なんて。私

          砂漠のコウモリ、パイの上のキリン

          沈没船に夜鷹は啼くか

          深い深い海の底。 海底に、夜はあるのだろうか。 夜を運んでくる鳥は、啼くのだろうか。 みなさんは"絶望"を知る者だろうか。 私は多分、そう。 それはずっと身近に存在した。 "幸福"なんて言葉よりもずっと身近に。 深い深い海の底に一人取り残されているような、 むしろその"絶望"こそが、自分の居場所であり安心できる場所のような。 そんな人生だった。 深海とは明確な定義はないらしいが、 約200mの深さからそう呼ばれるらしい。 深海には太陽の光は届かない。 太陽の恵みを受け

          沈没船に夜鷹は啼くか

          山を泳ぐクジラ

          タイトル、いつものごとく意味わからないと思うのですが… それを踏まえて考えてみて欲しい。 意味、全然わかんないですよね?? みなさんは多分大概の人が働いてて、 社会の歯車として日々生きていることと思うのですが、 私は物申したい!!!満足してますか?と聞きたい。 "今の若いやつは…それを言うやつほど見る目がねぇ" あのね、世の中"仕事が出来ない"人なんてほとんどいない。 正しくは、正しい場所に配置されてないだけなんですよ。 上司としてあるべき姿とは、確かに仕事が出来る

          山を泳ぐクジラ

          あんたが枯らしたその花も、どっかに愛する奴がいる。

          あなたには嫌いな人がいますか。 心当たりなく、悪意に晒された経験はありますか。 また、一方的に悪意をぶつけたこともありましたか。 別に、わたしが世界を変えれる訳でもあるまいしどこかの誰かに説教みたいな事が言いたい訳では決してない。 でも、今現在辛い思いをしている人の心に寄り添えたり 無自覚に誰かを傷つけてしまってる人の何かの気づきのきっかけになれたら良いな。なんて思うよ。 例えば今傷ついてる人に言いたいのは、心無い人の言う言葉に惑わされちゃ駄目だよ。 今はその場所が全てに

          あんたが枯らしたその花も、どっかに愛する奴がいる。

          その価値観ひっくり返してやるぜって話。

          みなさん、本は好きですか?? 本を高いと感じる人にぜひ読んで欲しい。 その価値観、わたしがひっくり返してやりましょう。 わたしは本を日常的に読む。みなさんはどうでしょうか。 紙派のわたしは必ず月に一度は書店に行っています。 誰かと本の話をすると必ずと言って良いほど耳にするのは"本って高いよね" という言葉。 確かにね、本に全く興味のない人がそう思うのはもう変えられませんね。 今回のお話は、嫌いじゃないけれどそう感じる人向けのお話です。 本ってね、作家の人生そのものだと思う

          その価値観ひっくり返してやるぜって話。

          わたしたちは、愚かで、愛しい

          わたしは人間が嫌いだ。なのに、どうしてだろう、 愛さずにはいられないのだ。 今までの人生、辛いことの方が多かったように思う。 今更被害者ぶるつもりはないけれど、人間不信になるには十分な経験をした。 ありきたりなことから、誰にも言えないようなことまでたくさん。 もうね、2-3歩くらい歩いたらトラウマ 3分ごとにフラッシュバック起こして狂うみたいな感じで 生きにくくて仕方なかったですね。 "分け入っても分け入っても 青い山" 有名な俳句がありますよね わたしの人生は、分

          わたしたちは、愚かで、愛しい

          noteを始めて数日。 スキ、フォロー、ありがとうございます。 励みになります🐻 これからもどうか、よろしくお願いします🐑

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          裏切に微笑う

          突然だが、皆さんは裏切りに遭った時にどんな反応をするだろうか。 私はいつも、微笑う。 さて、自分を裏切った相手は誰だったのだろうか。 友達?家族?職場の人?それとも…恋人だろうか。 胸の奥がカッと燃えるように熱くて 手足に力が入らない 少し体が震えてうまく話せない あんな思いはできればもうしたくない物だなァ。 これを読んでいる皆さんにもそんな苦い思い出があるのだろうか。 私は多分周りの話を聞く限りだと極端に回数が多いと思う。 きっとそういう星の元に生まれたのだ、私は

          裏切に微笑う

          500円の可能性は無限大

          早速ですが500円って、高いですか? それとも、安いでしょうか。 私は、どちらでもないのだと思います。 例えば道端でたった今すれ違った人に突然 "私が使っていたペンです。500円で買ってください" 当然あなたは買いませんね。 もっと言えば怒りの感情すら湧くのではないでしょうか。 では、あなたが何かしらの熱狂的なオタクだとして あなたの推しが同じ物を差し出してきたとしたら? …買いませんか?むしろ安すぎませんか。 だって!推しが使っていた物ですよ。 あなたにしか分かり得な

          500円の可能性は無限大

          僕の葛藤

          ねえ、どうして人は思うように生きられないのだろうか。 同じように造られこの世に生まれた筈なのに。 大人になれば幸せになれるのだと漠然と思っていた。 信じて疑わなかった頃が、確かに私にもあった。 今を生きる私は、そんな希望は微塵も持ち合わせていない。 絶望ならもうした。飽きるほどに。 ならば今のこの気持ちは何なのだろう。 努力すれば報われると思っていた。 そんなことなかったな。 大人になって分かった。 どうやら"努力"とやらには方向性があるらしい。 正しい努力っての

          僕の葛藤