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ミュージシャンRADWIMPSと僕

こんにちは、Jinkingtoshです。

今回は、僕が尊敬するミュージシャンの一人であるRADWIMPSについて書きたいと思います。

今となってはもう、日本では知らない人などいないのではないのかという程にまで、世間的に有名ですね。新海誠との『君の名は。』や『天気の子』などでの活躍も記憶に新しいのではないでしょうか。

僕が、RADWIMPSを知ったのは、小学6年生の頃です。約10年も前になります。時の流れは早い。

当時通っていたテニススクールで一緒だった、漫画家の研そうげんに教えていただきました。「かっけえロックバンドがいる」とか「こんな歌詞がすごい」といった具合だったでしょうか。

帰ってからYouTubeで検索して、ここから僕の世界は変わってしまいました。

近くのショッピングモールに入っていたCD屋に行って、5thアルバム『アルコロニーの定理』とシングル『ふたりごと』を買ったことを覚えています。

多感な思春期の時期に出会ったこともあり、野田洋次郎の創り出す世界に僕は深く傾倒し、死生観や恋愛観等の自身を自身たらしめる根幹に至る部分を形成する上でかなりヒントを受け、それまでの考え方とは大きく変わるほどの多大な影響を受けました。

もはや人生を変えられたと言っても過言ではありません。

僕という存在を構成するあらゆる部分に野田洋次郎からの影響が与えられています。なんて言葉も無意識的に歌詞を引用してしまっているかもしれません。それほどまでに尊敬し、自分のロールモデルとして存在しています。

また、音楽という分野の奥深さや他の芸術(映像やアートワーク)との合作によって作品の持つ力がさらに大きくなることを学んだのも、言葉の力の偉大さを痛感したのも、彼らの作品に深く感銘を受けたことに起因します。その影響を受けて、中学の3年間「バンドやりてえ」という思いを募らせ、高校生の頃にはバンド活動を行い、自主制作のCDを制作・販売したり、地元のラジオ番組に出演させていただいたりしました。

そのバンドが、Khaltaの前身であるSecret Ridiculous Orderです。

めちゃめちゃ楽しかった。僕は歌もギターも引くくらい下手だけど、それでもビビるくらい楽しかった。kotarounogami(Grafica)から送られてくる最高に格好良いデモに、歌詞を書いて、彼の自室でレコーディングして、完成して送られてくるミラクルな音源。こんな幸せはない。

現在は、名前をKhaltaに改め、二人で活動しています。

話は戻りますが、野田洋次郎のように「こんな人間になりたい」と強く感じ、長い時間を経て今もなお思い続けることができている、そんな存在は他にいません。

なんてことをしてくれたんだ。本当にありがとうございます。

僕は、RADWIMPSの作品に思いをのせて届けるという行為に感動や刺激を受けながら成長し、その行為に魅力を強く感じています。だから、僕が受けてきたような感動や刺激を、次は僕が誰かに対して与えていきたいと考えています。誰かの人生を、僕がされたように、掻き回して引っくり返して乱してやりたい。それは僕にとって掛け替えのない経験だと思えています。




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