「雨は遣る」他【2021年4月の詩②(5編)】
障害 君の姿を見ていると、シンパシーを感じてしまう。そのもどかしさや難しさを私も感じることがある。君は嫌に素直で、ストレートに物を言う。君の生き様は羨ましい。私は君のようになりたい。好きなものに夢中になって、嫌いなものは拒絶する。そんな単純な当たり前を鵜呑みにしたい。君は私に教えてくれる。そんな風に生きてしまっていいのだと教えてくれる。他人がどう思うかなど気にせず、ありのままの自分で生きている。その瞬間に感じたこと。その瞬間に思ったこと。君の世界。ただきっと、私はそのような生