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満場一致のパラドックス
ASIOS著『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は「満場一致のパラドックス」について書く。
満場一致のパラドックス 下記のサイトがよくまとまっているので引用する。
相違や不一致があるはずのことに対して「満場一致」が起こった時は、結果を出すに至ったシステムの方に問題がある可能性があります。
満場一致は必ずしも間違っているわけではありません。明確で間違う可能性が少ないことについ
国や事故調の方針は、事件の真相をもみ消すことであった
『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は日航機墜落事故の記事について。国や事故調を信じるべきなのか、そうでないのか。この記事はそこに致命的な矛盾がある。
陰謀論 その部分、まず「陰謀論」から引用しよう。
墜落原因が調査委員会の発表通りならば、機体後部の圧力隔壁と垂直尾翼に顕著な損傷が見られるはずだ。空中で飛散した垂直尾翼の破片の多くは相模湾に落ちている。しかし、運輸省航空事故調査
無かったことにされた記事
『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は月の石について。
以前「長くなるので引用はしない」とした部分、東大物性研の月の石の研究について、タイプしたものが見つかった。昔頑張ってPCに打ち込んだものの、「10年も前の本を批判しても仕方ない」と放置されたものだ。『増補版』が出たので批判しよう。
この10年間で、『増補版』で紹介されているように、月面にはある程度地球の石が存在することが
「昭憲皇太后」に言及しない
『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は明治天皇すり替え説について。
この説、僕が興味を持ったのは10年前。もうほとんど忘れてしまったが、印象に残っている根拠が二つある。
一つは明治天皇の妻の追号が「皇太后」とされていること。もう一つは、北朝系の血統である明治天皇が南朝を正統としたこと。ここでは「皇太后」の方を取り上げる。
イージーミスはあり得ない
明治天皇の妻の追号が「昭憲
「真実度0%」の根拠は
『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は月の石の記事について、『増補版』でなく前著の記事を中心に見てみよう。
前著の記事『アポロ計画で持ち帰った「月の石」は、地球の石だった』では、その真実度を0%とし、大槻教授の『東大物性研に持ち込まれた「月の石」は地球の石だ』という主張を否定している。
その一方で、今回の『増補版』では、アポロ14号の持ち帰った「月の石」に地球の石が含まれていた
なぜケネディ暗殺の記事がないのか
『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は、なぜこの本に「ケネディ暗殺事件」の記事がないのかについて。
陰謀論といえばケネディ暗殺だ。現在では911かも知れないが、一昔前まではそうだった。まあ現在でもそうだろう。なのに、なぜ記事がないのか。
書ける人間がいないのではない。著者の一人奥菜秀次は、ケネディ暗殺事件の本を書き、ブログもやっている。実に174の記事がある。
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ロッキードじゃない、ボーイング
ASIOS著『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は日航機墜落事故の記事にある、信じられないような間違いを取り上げる。
P216に中タイトルとして「日航やロ社が隠蔽に協力する理由はない」とあり、続く本文は次のような感じだ。
ここで重要なのは、米軍もしくは自衛隊の撃墜説が正しいとすれば、日航および整備に携わったロッキード社は被害者であって、隠蔽に協力する筋合いはないといことであ
日航機墜落事故の記事
ASIOS著『増補版 陰謀論はどこまで真実か』を批判する。今回は日航機墜落事故の記事について。
この記事、前著の記事があまりにも酷かった。僕はかつて、それについての批判をASIOSの公式ブログのコメント欄に書き込んだ。今回はそれを紹介する。『増補版』にはその返答がある。記事を読む際、比較して読んでも面白いだろう。
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