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向こうにあるものを見てしまう。

先入観とか、他人の目を通して、他人の口を経由して得た知識を100%鵜呑みにしてはいけない。それは分かっている。
分かっているけど、その情報を完璧にシャットアウトして観ることができないのは、私が未熟なせいだろうか。

今日あった、ドラマ。
お蔵入りになると思っていたけれど、放送するということだったので。
別にねすっごいファンだったというわけではないの。ただ、大好きな友達が身近にいたから、ちょくちょく話題には上がっていた。

ドラマは普通に面白かった。
自分が生活していく心構えとしても、勉強にもなる内容が今後出て来そうだなと思えた。出演者もバラエティに飛んでいて素晴らしい方達が揃っていた。

ただ、明るい笑顔の向こう側を考えてしまう。
この時、何を思っていたのだろう?何を抱えていたのだろう。
赤の他人の私が考えたところで、何もわかるわけないのに。
そんな考えが頭を過ぎる浅ましい自分もちょっと嫌だった。
まっさらでない。

この先入観って厄介だ。
例え、その知識を習得しようとして得た情報でなかったとしても、情報は自分の中に入ってくる。良くも悪くも、今の時代は情報が溢れている。

向こうにあるものを見てしまう。

音のなかった漫画のアニメ化、2次元世界の作品のドラマ化、演じていない時の出来事、新しく部署移動してくる人の前の部署での働きぶり、二人きりで話したことのないあの子の第三者が語る人物像。

できるだけ自分の目で見て、自分の耳で聴いて、空気感に触れて、自分の感覚で判断したい。けれど、私の感情は振り子のように振れるから、まだまだ向こう側を見てしまう。
自分の中の感情だけを揺さぶるのは、まぁ良いけれど、情報に踊らされて誰かを傷つけることだけは気をつけたい。

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