.ひすい

長めのオタク的哲学をする場所としてnoteを使います。

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最近の記事

彼の葛藤を勝手に思ったらやっぱり愛しかった話

 2024年5月。予告なく始まった大倉君の「一杯だけ呑みませんか?」のスペース。リアタイ出来なかった私は、その録画を聞いた。  このnoteを書こうと思ったきっかけは、「契約のことなんて普通みなさんに知らせることじゃない」という旨の話。彼は、続けて会社のことに触れ、「また変な風に取り上げられても困るから」と締めくくっていた。  私はこれらを聞いて、大倉君は、様々な視点を含みおいて物事を俯瞰する能力が高いと感じた。一般人ないしファンの視点を、通例に照らし合わせ、世相や将来まで

    • 名前というもの

       同志の皆様、こんばんは。グループ名最後の日を過ごす私です。ただいま仲良しのフォロワーの皆様のスペースを心の支えにし、最後の夜にいます。  さて、グループ名変更に伴い、愚見ではありますが、これまでの私の知識と思考をもって、「名前」に関し拙論を述べます。 ==================== 名前とは存在である  この世のあらゆる事物は、どのようにして成り立っているのか。何でもいい。手に持ったスマートフォンでも、おやつのおまんじゅうでも、遥か遠くのエッフェル塔でも、

      • アイドルを消費して緑の眼鏡をはめる

         幾層にも重なった人間たちと、階層ごとのルールやお作法。階で少しでも変わった動きをすれば一気に周りから白い目で見られ、階層を誤って飛び出せばたちどころに弾劾される。  それは、自分が気に食わないものを詭弁で吊し上げ、意見を持つ主体としての責任を放棄して自分と世界の境界を曖昧化することに他ならない。チェンバーの中をこだまするものが、いつしか世界の果てから本当として飛んでくる。  弱さゆえの誤謬は、その者の景色を恣意的に染め上げる。自ら緑色の眼鏡をはめて見るエメラルドの都には、結

        • 西から昇ってきた太陽の話

          本作は某グループの配信を見て当時書いたものです。 ==========  本日は2023年10月18日。水曜日。一粒万倍日。  自軍の後に関西からデビューした、7人組の彼らのYouTubeチャンネル。その動画をちゃんと見たのは、実はこの生配信が初めてだった。人に勧められてチラと見て、とりあえず仲間だからと登録のみしてあった。  22時にライブ配信にアクセスした。自軍とは毛色が違うが軽妙なトークを、私は面白く聞いていた。  しかし、今日は楽しいばかりでいられない。その原因

        彼の葛藤を勝手に思ったらやっぱり愛しかった話

          うちのグループにおわします彼の御人に、思わず手を合わせたくなった

          ※こちらのnoteは、個人の考えを仲間内に共有する目的で公開します。何らかの社会的ないし宗教的意見を世に投じようとは考えておりません。ご理解賜りますようお願いいたします。  アイドルの語源は「偶像」だという。  古来より、人は祈り捧ぐ対象として、信じるべき絶対存在を理想の形に落とし込み、希望や決意を注いできた。  今日、推し活と呼ばれる活動において、人々は様々な存在に情熱を傾け、愛し、尊敬し、時に信仰を見出している。それは温度や色は違えど、古来よりこの国の民がアニミズムに親

          うちのグループにおわします彼の御人に、思わず手を合わせたくなった

          エイトの日なので私的に好きなところを取り急ぎ3つ書く

          はじめに オタクの私情と支離滅裂な思考なので、思想や文体が合わないと感じたら回避をお願いします。 私的に好きなところ500個くらいあるけど、エイトの日が終わる前に急いで3つだけ述べます。 好きなところ①ファン思いなところ そもそもエイトの日って誰が始めたんだろう。本人や∞陣営なのか、それともファン発祥なのか。 私は由来を知らないけれど、その日にみんなで思い入れを持って、本人たちもeighterも一緒になってお祝いできる所が好き。 他にも、寂しくないようにまた次に会える

          エイトの日なので私的に好きなところを取り急ぎ3つ書く

          私が大倉忠義さんに二度の沼落ちをしたこと(後半)

          ※実在の人物について自分の考えや好みを語っております。人により受け入れ難い表現もあるかと思いますのでご注意ください。 ※前回はこちら  さて、ここにファン歴3年程度のeighterがいる。今回は、紆余曲折を経て、たまたま元からの知り合いが「最近好きになったから」とのことで、一緒に幕張メッセへ赴いていた。2021年12月24日。もしかしたら人生で一度きりかもしれないクリスマスイブ参戦である。  私はあまり記憶力が良い方ではないため、ライブを見ても後から思い出せないことがよ

          私が大倉忠義さんに二度の沼落ちをしたこと(後半)

          私が大倉忠義さんに二度の沼落ちをしたこと(前編)

          ※実在の人物について自分の考えや好みを語っております。人により受け入れ難い表現もあるかと思いますのでご注意ください。  一度目の沼には、気がついたら肩まで使っていた。これは必然である。  私は普段、人からの漫画やアニメ、芸能その他の薦めに対し、あまり気が乗らないタイプだ。それは、何となく「先んじてこれを見つけた!」「少し前から知っていた!」というドヤりたい感情があるように思う。  あるいは、好きなものには自ら意味を与えたいタイプかもしれない。「みんな気づいてないけど〇〇

          私が大倉忠義さんに二度の沼落ちをしたこと(前編)

          ゆっくり休んでね、とただ一言だけ言うために、色々考えたオタクの話

          ※実在の人物について、一個人が思考を語った文章です。芸能人の体調不良による休養、それに対する感情を記述しております。中にはこの考えが受け入れ難い方もいらっしゃるかと思います。 ※万が一にも本人や関係者の目に触れないよう、固有名詞を排して記述しております。  普段、メール通知はあんまりちゃんと見ないのに、何となくすぐ開いた。ぼーっと見たら彼の名前と並んだ「ご報告」の文字。  逸る気持ちで強めにリンクを押しながら、その可能性に至るよりも早いくらい瞬時に「あの特典映像の時に、コ

          ゆっくり休んでね、とただ一言だけ言うために、色々考えたオタクの話