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アルバイトの思い出(高校編

中学卒業の3月から、高校入学を待たずに早速アルバイトをしていた

美容院に募集の貼り紙があったのでお願いしたらすぐ採用だった

雑用から始まり
髪を乾かしたり、パーマ液かけたり、ロットを外したり
めちゃ楽しかった

タダで髪を染めてくれたりもした
黄緑色のマネキュアが気に入っていた

美容院のバイトは高校卒業まで続けた記憶がある
プラス掛け持ちで色々やったけど、
一番印象に残っているのは、テキ屋のバイト
ヤンキーの友達がやってて、私もやりたいとお願いした

日によって露店場所や内容は変わったが、
メインは、梅田ファイブとエストの間の道、
ロフトの前などで
たい焼きだった

一人で焼き倒した
中学時代の親友とか、同じ高校の子が偶然通りかかって、彼女らはウケていた

歩合制で面白かった
多く売った時は、一晩で200匹を超えて、2万円もらった
お金を貯めて中古のドラムセットを買った

元旦、神社に露店した
めちゃ嬉しかった。私は神社とお祭りが大好きなのです^o^

その日は回転焼き(今川焼き)だった
せっかくテンション上がってんのに、初恋の人が、恋人と二人で来た
何個か注文されて
わたしは彼女の顔は見れず、一刻も早くこの時間が終わってほしいと思った

その日は、テキ屋の組織のだれかの家にみんなで泊まった
寂しかったが楽しかった
わたしはコタツで寝た

テキ屋仲間の中に、身長がちいさい大人が居た
小人とまでは言えないが、そのおじちゃんは、小さかった

ネタの準備など、仕込みをする事務所があって
そこで粉をポリバケツにざばざば開けて
水道水をホースで流し込み
たい焼きたこ焼きなどのガワを作っている時、

警察が正に「殴り込んで」来た
小さいおじちゃんが連れて行かれた
私は何も言われなかった
ボスも捕まったらしく
手紙を書いた
ヤンキーの友達に預けて、留置所で渡してもらった
心配ないとの伝言が返ってきて
そしてとても元気だったらしく
正解とは何なのだろうと思った

しばらくして急にその小さいおじちゃんが、うちの家に来た
おじちゃんに突然、ほっぺたにキッスされた
びっくりしたが嫌では無かった
大好きなおじちゃんだったから
おじちゃんは「ありがとう」と笑って居なくなった

その後、おじちゃんもボスもどうなったかわからないまま阪神大震災もあって

という今日です。

ありがとう^o^

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